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僕が暗殺者、暗殺について語ろう

ハッハッハ…

また新しく始めちゃった☆

ごめんなさい。

できれば甘く温く見てください。

「君は暗殺者という職業についてどれだけ知っている?」

「君は暗殺についてどれくらい知っている?」

「僕は結構知っているほうだと思うよ?」

「ああ、知っているといってもどんなことをやるのか具体的には知らないさ」

「浅く、広く知っている」

「それでは暗殺者、暗殺についての説明をしよう」

「つまり、完全に趣味の時間だ」

「嫌な人は聞かなくていいさ」


「…物好きもいるものだな」

「僕の話を聞くだなんて」

「それじゃあ初めに」

「暗殺者には二通りある」

「文字通り暗殺でも相手に気付かれずに殺す」

「相手の目の前に出て気付かれて殺す」

「この二つがある」

「なんだい?目の前に出たら暗殺じゃないって?」

「でも時には目の前に出なくちゃいけないんだよ?」

「じゃあ最初は『目の前に出る暗殺』について説明しようじゃないか」

「目の前に出る暗殺」

「つまりは『貴様が○○だな』と言って殺すタイプだね」

「…あれ?」

「暗殺者ってこっちのイメージが強いのかな?」

「まあ、いいさ」

「さて、とはいったものの今の直接殺すようなものもあれば」

「毒を盛るタイプもある」

「目の前でメイドや執事などが紅茶を出して」

「それに毒が入っていると言うものだね」

「まあ、あれは主人公がいると『ばれる』場合が多いんだけど」

「なかなか確実なものだと僕は思っているよ」

「『本編では語られない』という奴だね」

「次はそうだね…」

「注射器に毒を入れるタイプ」

「言うなれば『現代番暗殺』だね」

「寝てる間に殺したり」

「無理やり殺したり」

「薬を嗅がせてから眠らせ殺したり」

「気絶させてから殺したり」

「どちらかと言うと『普通の殺人』に近いね」

「でも僕はコレ等を暗殺だと思っているんだよ」

「納得してくれ」

「ここまで来たけどどうだい?」

「君は暗殺の素晴らしさについて分かったかい?」

「…ああ」

「どうもまだ分かってくれない人もいるみたいだ」

「まあ仕方が無いか」

「まだ『目の前に出ない暗殺』を語っていないからね」

「暗殺の代名詞でもないが」

「僕の一番好きな暗殺の方法を教えようじゃないか」

「それは『狙撃』さ」

「これは言わなくても分かるだろう?」

「まず、どこが素晴らしいかと言えば」

「銃の扱いだろう」

「銃の扱いが上手くなければ成功しない」

「プロの臭いを感じさせるね」

「それにあの狙撃の時の緊張感」

「堪らないね」

「エアガンでやってみるといい」

「ほら、皆で昔殺らなかった…やらなかったかい?」

「暗殺ごっこ」

「え?やってない?」

「…そうか」

「…僕達だけか」

「まあ、いいさ」

「これで暗殺ごっこが全国に広まるだろうし」

「広まるよね?」


「さて話がそれたね」

「閑話休題という奴だ」

「狙撃と言うのも銃だけではなく」

「弓」

「ナイフ」

「吹き矢」

「このぐらいかな?」

「ああ、ここでのナイフは『投げナイフ』だよ?」

「どれも胸が躍るね」

「そして中には『ばれない様に毒を盛る』というやり方もある」

「なかなかに面白いね」

「失敗するかもしれないというのが面白い所さ」

「よくこれで失敗して」

「『何故生きている!』とかいうのを見るのも楽しいものさ」

「暗殺に失敗はつき物だからね」

「ここまでくればみんな好きになったよね」

「なったに違いない」

「でもまだだという人もいるだろう」

「きっとその人たちはこう思っているはずだ」

「『暗殺武器についてもっと語れ』と」

「だからあと少し、暗殺武器について語らせてもらうとしよう」

「…どうも次に語りたいという奴がうるさいからね」


「僕が好きなのは銃だだけど」

「ちょっと『特殊な武器』について語らせてもらおうか」

「まずは『袖箭』という中国の武器だ」

「筒の中に金属製の矢を入れバネの仕掛けで飛ばす武器だ」

「有効射程がおよそ100メートルもあったらしい」

「これは確実に暗殺に使われただろうね」

「次は『クロスボウ』」

「おそらくファンタジーではコレが使われることがあると僕は思っているよ」

「固定できる分弓よりも使い勝手は良かったと思うよ」

「そうだな…最後は『スティレット』にしようか」

「これは刃が付いていない短剣で刺突武器だ」

「長さも20〜30センチほどなので持ち運びやすい」

「たしかイタリアで使われた武器のはずだ」

「鎧を着ていたとしても細いから鎧の間を突くことも出来る」

「とてもとても素晴らしい武器だ」


「さて、『暗き殺しの術』『暗がりから殺す者』『暗き殺人の道を行く者』」

「『暗殺』について、『暗殺者』について」

「分かっていただけただろうか」

「それとも分からなかっただろうか」

「好きになっていただけただろうか」

「それとも嫌いになってしまっただろうか」

「それは僕には分からないが」

「たとえ分からなくても」

「たとえ嫌いになっても」

「暗殺者というものを覚えていただけただろう」

「なに」

「知らないよりはマシさ」

「さて、どうやら僕以外にも語りたい人がいるようだ」

「期待せずに待っていてくれたまえ」

暗殺を最初にした理由について

「だって好きなんだもん」

やめて!石を投げないで!

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