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とある少年の新しい日常  作者: 壱咲
序章 出会いと旅立ち
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第三話


「お願いとはなんでしょう?」

この状況下でなんだろうと思いながらスバルはフォルテに聞き返すと



「私と契約してほしいのです」


「え・・契約ですか」

そして契約する理由を聞かされた


理由① 契約すると知識の譲渡の制限が緩和する(お互いの信頼度などの影響らしい)

理由② 契約するとフォルテの制約優先度が変わり行動がとりやすい(これによりスバルの今後の手伝いが可能となるとの事)


大まかにいうとスバルさんにお礼もしたいし一緒に居たいからと美人さんに言われては断れないですよね


「わかりましたフォルテさん契約おねがいします」


「ありがとうございます。スバルさん早速ですけども右手を出してください」


スバルが右手をだすと

「少し痛いと思いますが我慢してください」


いきなり五本の指に切り傷をつけそのあと自分自身にも同じく傷をつけ重ねてきた


「我は天龍フォルティス 互いの血交わりしを糧とし魂の結びつきを望む者なり また汝を我が主とし共に進む者なり」


そう唱えると重なり合ったお互いの手が大きな光に包まれ そして光が消えるていった。


「ちょフォルテさん最後の我が主ってどういうことでしょうか」


気にしないでください、些細なことですと言われても


当然のごとくフォルテさんには呼び捨てでお願いしますスバル様と言われたらお話合いになりました。



---------------------




「ということでフォルテさん 呼び捨てにはできませんので」


「仕方がありませんね スバル様」



スバルは思う 出会った頃との差を どうしてこうなったんだろと・・




「では失礼しますね スバル様」

とフォルテはスバルを抱きしめ額を重ねてきた



「今回は知識の譲渡ではなく共有することによりお互いの世界での認識のずれを顧慮できると思います」





それから数日かけていろいろ今後について話し合いがあり魔法の習得や世界に常識や知識を学ぶスバル



魔法について

この世界に生きるものは一部を除き生素の種類を認識できているのではなく体内の魔力と認識し素をマナというもので

認識しておりそれにより自分の得意不得意などの根源は理解してない


使い方は通常詠唱を基本としているものを魔法と認識しているのがこの世界の常識である



国ついて

大国といわれる六ヶ国

・聖国フォエルシア 聖女と神官などよばれるものが納める宗教国家で大陸の北東部にある

・商業国家コロサート 大陸の中央にあり工業や貿易などがさかんな国家

・魔都 ヴァ二アス 少し特殊な都市で大陸の魔族の集落があつまり都市にまで発展した為他の国家より圧倒的に魔族が多く南西部にあり海を挟んだ島でもある

・精霊国家エルファニア 精霊と自然と共にを基本として他の国家より自然が多い為エルフなどが多い 位置としては南東でフォエルシアと隣接している 

・剣王国サルバーン 元々は太古の魔王侵略(現ヴァ二アスから)時に大陸を護るための前線基地的な場所であったため騎士などの家系が多く存在する国家で大陸の南西部にある

・魔導国家アラニス 魔法の研究などが盛んな国家でその為数多く優秀な魔法使いを世に出している 大陸の北西にある



魔物について

大陸には魔物と呼ばれる害なす物が存在しておりその生息地として迷宮と言われる場所などがある

注意する点として魔族と魔物は別物と覚えておくこと




   



「これでこうしてこれでどうかな」


スバルは魔法の知識の中から印と呼ばれる存在を見つけいくつか覚えた魔法をつかい道具の制作をしていた



小さな袋に留紐をつけただけのものだがスバルは完成に大喜びだった


次に実験と洞窟におちていた大きめの石を袋にいれていく 石はいくつも袋の中にはいっていきどうみても許容量などとっくにオーバーしているが

まだまだはいりそうだ


次にスバルは石を頭の中にで想像して次々に石を取り出しはじめた。



「どうかなフォルテさん」


その様子にフォルテは「お見事ですスバル様 まさかそのような方法を思いつかれるとは思いませんでした。」

元来天龍であるフォルテには必要のないものであったので思いつかない物だろうが、完成を喜ぶスバルに優しく微笑みかけた



簡単に説明すると元々天龍の得意とする時空魔法で別空間を構成してものを保管などする魔法をスバルは習得して

そのまま使うには怪しまれるかもと印と小さな袋に仮想空間をつくりそれに選別と出し入れ機能を付けたものが今完成したものである




次にスバルは洞窟にある鉱石拾い 袋に入れていく フォルテ曰くこの空間洞窟は良質の鉱石でできており人里で売れば生活費になると

スバルに進言し今後の為に持っていくことにしていた


「でもフォルテさん 本当にいいの ここにいなくて」

スバルの心配はフォルテはここの管理をしていたはずだしそれを放棄させていいものかと考えていた


「スバル様心配には及びません ここには普通のものはまず入れませんし 数百年の間訪れた者もいませんのでご安心ください

 それに私はスバル様と居ることを望みましたので」


と言われるとスバルは顔を桃色に染め照れるしかない



「ありがとう 本当はここにいる方が安全だし良いとは思うんだけどやっぱ男の子だし冒険もしてみたいんだよね」




ここ数日の話し合いでスバルはどうせ戻れないならこの世界を見てみたいとその為2人で旅をする事になっていた



そして、袋に鉱石や洞窟にあったフォルテの資産ともいえるものなどを詰め込み



「では行きますか スバル様」


というと光の扉を創りだし 2人は新しい日常へと旅立つ

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