パセリを好きなだけで人生詰んだ
「今日も美味そうな弁当だな」
「美味いよ」
「羨ましいわ。俺なんかこれだぜ?」
「購買のパンだって美味しそうじゃん」
「じゃあ交換してくれよ」
「やだ」
「ちぇっ、ケチ」
だってそれを許すともっともっとってねだって沢山食べちゃうじゃないか。
それだけ僕のお母さんのお弁当が美味しいってことだから嬉しいけれど、伊達君は僕の分がほとんどなくなるまで食べ尽くそうとするからダメ。
「俺の母さんも料理が得意だったら良かったのに」
「自分で作れば良いんだよ」
「そういうんじゃないんだって。分かるだろ?」
「うん分かる」
冗談で敢えて言ってみただけ。
美味しいだけじゃなくて作って貰えるっていうのが重要なんだよね。
「ならお弁当を作ってくれる彼女を見つけたら?」
「それが出来たら苦労しねぇよ……」
「だよね~」
そもそもそんな彼女がいたら僕なんかと一緒にお昼を食べてないだろう。
「それにどうせこの学校の女子が美味い弁当なんて作れるわけないだろうし」
そういうことを言うからもてないんだよ。
教室の空気が少し凍ったことにも気付いてないでしょ。
「でも調理実習の時に皆上手だったよ」
「あんなの簡単な料理だからだよ。それにその弁当みたいに色どり豊かにするようなセンス無さそうだし」
フォローしたらまさかの追い自爆するとか、救いようがない。
同じ高校で彼女を作ることはもう諦めてね。
「ああ、でもお前の弁当でもそれだけは嫌だわ」
「え、これ?」
指差されたおかずはお弁当の隅にちょこんと置かれた『パセリ』だ。
「パセリ嫌いなの?」
「むしろ好きな奴の方が少ないだろ」
ガタッ!
「?」
「?」
何か大きな音がしたような気がしたけれど何だろう。
他の人も不思議がっているけれど、教室内を見回してもどこにも変化はない。
変なの。
「僕はパセリ好きだけどな」
「うげ、マジかよ。そういえば毎日入ってるな」
「毎日人の弁当の内容を確認しないでよ」
緑は他にも色々と候補があるけれど、僕はパセリが好きだからなるべく入れて欲しいってお母さんにお願いしているんだ。
「苦手な人が多いって言うよね。こんなに美味しいのに」
「うわぁ」
「ゲテモノ食べてる人を見るようなリアクションは止めてくれる?」
「だってそれただの飾りだろ?」
「美味しい野菜だよ。口の中に広がる青い香りが最高じゃない」
「それが嫌なんだよ」
この独特の香りが癖になるんだよね。
それに少しとげとげする口当たりも気持ち良い。
「パセリならいくらでも食べられるよ」
「ホント!?」
「え!?」
「え!?」
いきなり真横から話しかけられてびっくりしちゃった。
僕らの周りには誰も居なかったのにいつの間に。
「ど、どうしたの柏森さん。滅茶苦茶近いんだけど」
「あ、ごめんね」
額がくっつくんじゃないかってくらい顔を近づけて来て少し恥ずかしかった。
柏森さんはクラスの純朴女子だ。
おしゃれに疎いのか、化粧もせず、髪も雑なショートヘアで、制服を真面目に着こなし、鞄をデコってもいない。整った顔立ちではあるけれど可愛いとか美人って感じでは無くて、野暮ったくて垢抜けていない少女って感じ。
それだけだとクラスに埋没する目立たない女子扱いになりそうだけれど、一点、胸部装甲がとても立派なので一部の男子から注目されてたりする。
僕も思わず視線を下に向けないように必死だ。
「松ヶ瀬君って本当にパセリが好きなの?」
「うん」
「本当にいくらでも食べられるの?」
「う、うん。お腹いっぱいになるまではね」
「じゃあこれは?」
「え!?」
「うお!?」
僕らが驚いたのは柏森さんがタッパにギッシリ詰まったパセリを取り出したからだ。
それどこに持ってました?
さっきまで持ってなかったよね。
「瑞々しくておいしそうなパセリだね」
「本当!?」
「う、うん」
「何かの罰ゲームかな」
「伊達君は黙ってて!」
「ひえっ、柏森さんってこんな性格だったのか……」
きっとクラス中がそう思ってるよ。
普段は物静かな柏森さんが突然変貌したから、全員に注目されちゃってる。
「食べて良いよ」
「良いの?」
「遠慮なくがばっていっちゃって良いよ。むしろそうしてくれると嬉しい」
「じゃあ遠慮なく」
好きなパセリを、しかも美味しそうなものを沢山食べて良いと言われたら我慢なんて出来ない。
変な流れなのは気になるけれどそれよりも食欲が勝り、とりあえず箸で掴めるだけ掴んで口に頬張った。
「ん~~~~っ!」
口の中にあお~い香りが充満して幸せ。
まるで森を食べているみたいだ。
しかもこれとても美味しい!
「うげぇ、マジありえねぇ」
そこ、気持ち良く食べてるのに水を差すな。
「本当に食べてる……美味しそうに食べてる……」
一方で柏森さんは僕を見て驚愕の表情を浮かべている。
さっきまで僕がパセリ好きってのを信じてなかったのかな。
「ごちそうさまでした。これ凄い美味しいパセリだね。こんなに美味しいパセリ初めて食べたかも。どこで売ってるか教えてくれないかな」
お母さんに頼んで定期的に仕入れて貰おう。
そう思えるくらいに美味しかった。
「…………」
「柏森さん?」
柏森さんは黙って何かを考えている。
教えられない理由があるのかな。
「あの、無理だったら別に良いよ」
本当はなんとしてでも聞き出したいくらいの気持ちなんだけれど、柏森さんを困らせたくない気持ちの方がどうにか勝った。
「簡単に手に入れる方法がある」
「え?」
半ば諦めようとしたら柏森さんから反応が返って来た。
でもどうしてだろう。
彼女の顔がとても赤い。
「松ヶ瀬君、私と結婚して!」
…………
……………………
…………………………………………
「ええええええええ!?」
「ええええええええ!?」
「ええええええええ!?」
「ええええええええ!?」
柏森さん以外のクラスメイトの叫び声が見事にシンクロした。
それもそのはず、いきなりプロポーズしてくるだなんて誰も思わないもん。
「お、おい、どういうことだよ!」
「僕が聞きたいよ!」
伊達君がパニックになって僕の肩を掴んで揺さぶって来るけれど、答えられるわけがない。
「え~! 柏森さんって松ヶ瀬君のことが好きだったの!?」
「全然気が付かなかった!」
「だいた~ん!」
女子達は隠そうともせずに囃し立てようとする。
他の男子達はひそひそと何かを話しているが、どうせ胸がどうとか言ってるんだろうな。
「あの、柏森さん。どういうことか説明をして欲しいんだけど」
実は好きでした。
一目惚れしました。
だから勢い余って告白どころかプロポーズしちゃいました。
なら分からなくも無いんだけれど、僕達ってさっきまでパセリの話をしてたんだよね。
「松ヶ瀬君のことが好きだから!」
「そりゃあ好きじゃないとプロポーズはしないと思うけれど、これまでそんな気配無かったよね」
「さっき好きになったの! 愛してる!」
「どうして!?」
何度も言うけれど、さっきまでパセリの話をしてたんだよ。
どこに好きになる要因があるのさ。
「私、パセリ好きの男の人と結婚するって決めてたの!」
「えぇ!?」
「だから松ヶ瀬君と結婚したいの! お願い!」
「まさかの理由だった」
この世の中で結婚相手の条件がパセリ好きだなんて柏森さん以外に居ないと思う。
「何でもするから結婚して!」
「女性が気軽に何でもするなんて言っちゃダメだよ」
「本当に何でもするよ? 松ヶ瀬君がさっきから見ないように必死に我慢してる胸を触りたいなら触って良いよ。もっと過激なこともして良いよ。可愛い子や綺麗な子が好きならお化粧とか勉強して頑張るよ。だからお願い!」
「どうしてパセリが好きなだけでそこまで出来るの!?」
それと胸を見ないようにしていることは気付いていてもそっとしておいてほしかった。
というか女性って見てなくても見たい気持ちすら察するの!?
怖すぎる……
「私の家、パセリ農家なんだ」
「ああ……」
そういうことね、理解した。
「家業が好きなんだね」
「とっても!」
家族が農家さんの場合、家で作っている物が好きなパターンと飽きて嫌いなパターンがあるけれど、柏森さんは大好きなパターンなんだ。
「でもパセリが人気無いのが悲しいと」
「そうなの!」
「だからパセリが好きな人と結婚したかったと」
「そうなの!」
「僕みたいに大好きな人なんて珍しいから逃がしたくないと」
「そうなの! 私のことをこんなにも分かってくれてるなんて相思相愛だね! もう夫婦だね!」
「この流れでそれ以外の理由ある!?」
柏森さんは暴走ポンコツキャラだったのか。
これどうしよう。
「僕はまだ柏森さんのことを良く分かってないから、いきなり結婚って言われても困るよ」
「私と結婚すればパセリ食べ放題だよ!」
「斬新な口説き文句だね」
そしてそれが最初に言ってたこのパセリを簡単に入手する方法か。
僕にとっては人生を決める重大な出来事で、決して簡単じゃないんだけど。
「毎日味噌汁を作るのと同じかなって」
「全然違うよ!?」
ダメだ、ひとまず柏森さんを落ち着かせないと。
「落ち着いて柏森さん」
「結婚したらパセリは何株作ろうか」
「だから落ち着け」
もう色々と手遅れな気がして来たよ……
「何度も言うけれど、僕は柏森さんのことを何も知らないから結婚は無理。だからせめてこいび」
「じゃあ松ヶ瀬君に気に入ってもらえるように頑張る!」
「え?」
最後まで聞かないでどこかに行っちゃった。
そうしたら黙ってた伊達君が話しかけて来た。
「おい良かったのか。何でもしてくれるんだろ?」
「下衆い質問は止めて」
でも気になる気持ちは分からなくもない。
「そりゃあ僕だって少しは気になったけどさ、もしこのまま流されたら沼にハマりそうで怖かったんだもん」
しかも底なしの。
どうせ結婚なんて大げさに言っているだけだろうなんて気持ちで手を出したら最後、全身を絡めとられて逃げ出せなくなる嫌な予感がしたんだ。
「陽キャな人達ってああいう女性に手を出して刺されるのかなぁ」
「お前って案外ブラックなこと言うよな」
失礼だな。
僕はパセリみたいにさわやかな人間だよ。
――――――――
「おはよう」
「おっす。柏森さんはどうなった?」
「別に何も無いよ」
突然のプロポーズ以降、熱烈にアプローチをしてくるのかと思ったら、むしろ真逆で何もしてこなかった。
あれは夢だったのではないかと思えるくらいに何も無く、クラスメイト達も興味を失いかけていた。
そんなある日の朝。
「松ヶ瀬君、おはよう!」
「おは……ぶふぅ!」
「何だそれ!?」
僕らは見てはならない禁断の生物を目撃してしまい戦慄した。
「どうかな、松ヶ瀬君の好みに合わせてみたんだけど」
「待って、ホントに待って。好みは好みでもそれは違うでしょ!」
「照れなくて良いのに」
「照れてない! むしろ照れる要因がどこにあるの!?」
むしろ僕に変な性癖があるのではと噂されそうで怖すぎるよ!
「でも似合ってるでしょ」
「似合ってるとかそういう次元じゃないと思うよ」
「ホント! 嬉しい!」
「褒めてない!」
ダメだ、また暴走してる。
しかも今回の暴走は質が悪い。
恐らく登校中から話題になっていて、すでに事態は先生達に伝わっているはず。
きっともうすぐ……
「柏森さん、ちょっと来なさい」
「え?」
ほら来ちゃった。
「私まだ松ヶ瀬君とお話が……」
「いいから来なさい!」
「松ヶ瀬く~ん!」
生徒指導の先生が柏森さんを強引に教室から連れ出した。
哀れ柏森さんは登場してすぐに退場することになってしまった。
それもそのはず。
「すげぇな」
「うん」
「あれってやっぱりアレだよな」
「うん」
「髪型をパセリにする奴、初めて見たわ」
そう、柏森さんは髪の毛をアフロにして緑色に染めて登校して来たんだ。
彼女の好みから考えると、間違いなくパセリをモチーフにしているだろう。
いくら僕がパセリを好きだからって、あんな奇抜なファッションを好きだなんてどうして思ったんだ。
まぁでも流石に生徒指導の先生にみっちりと叱られたら暴走に気付いて心を入れ替えてくれるだろう。
その僕の考えはとても甘かった。
「松ヶ瀬……ちょっと来てくれ……」
疲れた顔をした生徒指導の先生が僕を呼びに来た。
「だ~か~ら~、これはれっきとしたパセリの正装で風紀を乱してなんかいないんです。むしろ素朴で爽やかで高校生らしい素敵な髪型だと思いませんか? パセリ好きなら分かってくれるはずです。あ、そうだ、先生方もパセリを好きになれば分かりますよ。どうぞ食べて下さい、うちで取れたパセリです、美味しいですよ」
どうやら柏森さんは生徒指導室で先生方を翻弄していたようだ。怒られているはずなのに反省したり怖がるどころかパセリの良さを布教しようとするとか度胸ありすぎでしょ。
「松ヶ瀬、なんとかしてくれないか?」
「どうして僕なんですか?」
「柏森が松ヶ瀬なら分かってくれるってしつこくてな。松ヶ瀬の言葉なら聞いてくれると思うんだ」
「なんて無理ゲー」
僕の言葉を聞いてくれるのなら、最初からこんなことにはなってなかったよ。
「あ、松ヶ瀬君! 松ヶ瀬君からも言ってよ、これが素敵で高校生らしい最高の髪型だってさ」
うわぁ、純度百パーセントの笑顔だ。
だから先生方も怒りにくかったのだろうね。
でも僕だって無理なんだけどなぁ。
いや待てよ。
もしかしたらあの方法で元に戻すことくらいは出来るかも。
「柏森さん」
「なぁに?」
「それじゃあパセリじゃなくてブロッコ」
「戻してきます」
食い気味で答えて出て行った。
やっぱりパセリ好きとして他の野菜と間違われるのは嫌だったか。
「ありがとう松ヶ瀬」
「でも柏森さんは何が悪かったか分かってないけれど良いんですか?」
「…………頼む」
「匙を投げないでください!」
そして僕に押し付けないでください。
僕は柏森さんの教育係じゃないんですよ。
――――――――
それからは本当に大変だった。
朝学校に着いたら席の周りがイミテーションのパセリだらけでパセリの森になってたり、学校から帰ろうとしたら自転車のサドルのところがイミテーションの巨大パセリになってたり、スマホの目覚ましが謎のパセリ音頭 (柏森さん自作ソング) に変えられてたりと、嫌がらせとしか思えない数々の奇行の被害者になってしまった。
流石にもう我慢が出来ない。
僕は彼女に向かって比較的好みの芸能人の写真を見せながらはっきりと言った。
「僕はこういう可愛い普通の女の子が好きなの。だからもうパセリに絡めて変なことをするのは止めて!」
「この子もパセリが好きなの?」
「ちがーう!」
ダメだ。
やっぱり通じなかった。
仕方ない最終手段を取ろう。
「パセリは関係ないの。僕が好きなのはパセリの味なの! これ以上柏森さんが変なことをしたらパセリ嫌いになっちゃうよ!」
「え!?」
彼女が僕にアピールしているのは僕がパセリを好きだからだ。
それが嫌いになると言えば流石に止めてくれるだろう。
「私の事は嫌いになっても良いからパセリのことは嫌いにならないでください」
「どこかで聞いたことがある台詞だね」
ここでボケるなんてまったく効いてないじゃないか。
「でも柏森さんを嫌いになっても良いんだ」
「沢山迷惑かけちゃったからしょうがないかなって……」
「自覚あったんだ」
それならもっと早くに止めて欲しかったな。
「でも最後に一つだけお願いがあるの」
「お願い?」
「私の両親に会って欲しいの」
「嫌だよ!?」
どう考えても結婚相手の紹介じゃないか。
「違うの。松ヶ瀬君が考えているようなことじゃないの。私の両親にもパセリが好きなところを見せてあげて欲しいだけなの」
「それってパセリが不人気なのを気にしてるからってこと?」
「うん」
作っている本人だから柏森さんよりも気にしているのかもしれない。
僕が美味しそうに食べる姿を見て喜ばせてあげたいというのは分からなくは無いけれど……
「却下します」
「なんで!?」
「そんなこと言いながらご両親と結託して既成事実を作るつもりでしょ」
「ソンナコトナイヨー」
「やっぱり!」
凄い嫌な予感がしたんだよね。
『柏森さんの家に行く』
『断固拒否する』
みたいな選択肢があって、上を選んだら柏森さんの家で襲われてバッドエンドになる予感。
しかもまるで実際に体験したかのように失敗のイメージが沸いて来てしまう。
仕方なく柏森さんの家に訪れた僕はご両親に誘われてパセリ料理を食べることに。
その料理を美味しく食べる僕の姿を見たご両親は大層喜んでくれて号泣しながら『こんな素敵な子が婿入りしてくれるなんて嬉しい』などと言い出すんだ。
危険を感じた僕はすぐに帰ろうとするけれど猛烈な眠気が襲って来て、今日は泊って行きなさいの言葉と共に嵌められたことに気が付くも時すでに遅し。
柏森さんの家はお金持ちなのか離れがあって、そこに敷かれた布団に眠らされる。
そして意識がはっきりすると夜になっていて、化粧をして妖艶な美女に激変した全裸の柏森さんが迫って来て逆らうことが出来ずに……
きっと僕は既成事実により逃げられなくなった未来をリセットして戻って来たに違いない。
だから未来が分岐するこの地点で間違えなかったんだ。
「ということで、もう僕に絡まないでね」
「そんなぁ」
「今度変なことしたら本気で怒るから」
そうしないといつまで経っても分かってくれないだろうしね。
「それじゃあ、さようなら」
これで僕と柏森さんの関係は終わりになるだろう。
せめて彼女が真っ当な感性の持ち主であれば、付き合ってみたかったんだけどな。
僕だって男だもん。失敗した未来のように巨乳彼女を味わう夢を描いても良いでしょ。
そんな邪な気持ちを抱いてたからダメだったのかな。
「あれ、今日のパセリ美味しいね」
「そうなのよ。隣の佐野さんに美味しいパセリを作っている方を教えてもらってね。試食も出来るらしいから今度行ってみたら?」
結局柏森さんに食べられてピンク色の沼に引きずり込まれてしまったとさ。
パセリ農家の女の子との純愛を描くはずだったのにどうして……
(パセリヘアーを思いついてしまったから)