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置き換えれなかった心

アストラ:お前の相手はこの俺だろ、マクシムス!!


マッキナ機を援護するように。横から割り込んで、マクシムス機に向けて背部キャノンを発射するアストラ機。


マクシムス:見え見えなんだよ、アストラ!!

アストラ:一度、撤退しろマッキナ。

マッキナ:もう少し、仕事して帰りますよ。俺はデカイ奴をやるんで、隊長はあのスカした自称人類最強の男をやってください。それくらいできるでしょ?

アストラ:簡単なことじゃないぞ。

マッキナ:隊長の方が大変だと思いますが。まっ、頑張って下さいよ。


マッキナ機はアストラにマクシムスを任せて、その場を離れる。


アストラ機が、右手のソニック・リッパ―を発動させて構える。


アストラ:さて、続きをやろうじゃないか、マクシムス。

マクシムス:ソニック・リッパ―で私に接近戦を挑むか、身の程知らずが!

アストラ:悪いが、こっちもだてにサボって来たわけじゃないからな。なんとかついて行けるさ。


アストラ機とマクシムス機が接近しあい、ソニック・リッパーで切り結ぶ。

しかしマクシムス機の斬撃に押されるアストラ機。

マクシムス:だが、防戦一方じゃないか。ほら、どうだ?今は隙だらけだぞ。切りかかって来いよ。

アストラ:生憎、挑発に乗るのは慣れてなくてな。


アストラ機の胸部砲が輝き、ビームを射出する。


マクシムス:ち……胸部キャノンか。だが、この距離でもかわせないことはない。

アストラ:相変わらず、反応が早いな……

マクシムス:見てから動いてる訳じゃないからな。お前が機械化によって失った勘ってヤツは失うべきじゃなかったな。

アストラ:後悔はなにもないさ。これが俺だった。力に魅了され、全身を機械に置き換えた。

アストラ:だが、たった一つ心だけは置き換えれなかった。それが人としての最後の砦だ。

マクシムス:そんなもの私が打ち壊してやる。

アストラ:させやしないさ、マクシムス!!

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