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ダンジョンの魔物が強い

続きです

オークジェネラル2体との戦闘がはじまった。オークジェネラルは何体も倒してきたので今回も楽勝だと思っていたのだがアキラはその考えを後悔することになる。まず風魔法を放ってきた。

 「は、速い!」

 1体1体の魔法が普通のオークジェネラルよりも強力なのにそれが2体分合わさってさらに強力になってアキラに迫ってきた。速いので避けるのが間に合わないと思ったアキラは魔法防御力上昇を使い少しでもダメージを抑えようとする。

 「くっ!」

 それでも魔法の威力のほうが強いのでダメージを負ってしまう。今度はアキラの方から攻撃を仕掛けようとしたがオークジェネラルを見失ってしまった。

 「ど、どこにいった⁉︎」

 すぐにステータス表示で居場所を特定したが奴らのスピードが速くすぐに見失ってしまう。オークジェネラルが見えないところから次々に攻撃をしてくる。アキラはなんとか剣で対応するが捌ききれず

 「ぐはっ!」

 ダメージを受けてしまう。オークジェネラルのスキルを見てみると気配遮断大、風魔法極、疾走を持っていた。スキルが強大すぎるのでステータス表示を使って消したいところだが今まで戦ってきた魔物の中にはスキルが見えなくて消すことができないことが何度かあった。その裏にいた魔族にも同じように消せないこのがあるかもしれない。できればその力には頼りすぎないようにしたいと思っていた。アキラは疾走を使い攻撃を仕掛ける。オークジェネラルと同じぐらいの速さになったことでなのかなんとか位置を特定することができた。次々に攻撃を仕掛けていき

 「ここだ!」

 剣と剣がぶつかり合う最中アキラは2体が並んだときを見計らった風魔法を放った。すると顔半分がえぐれとり一瞬怯み、アキラはそれを見逃さずに斬り刻んでいく。なんとか1体を倒すことができた。だがかなりのダメージを負ってしまったし体力の消耗も激しい。だが、ここで諦めるわけにはいかないアキラはもう一度風魔法を放つ。しかしこれは避けられてしまうがオークジェネラルが避けるほうをよんで待ち構えていた。アキラの斬撃が次々に当たりもう1体も倒すことに成功した。

 「まさかオークジェネラルがこんなに強いなんて。」

 驚いていた。戦う前は楽勝だと思っていた。アキラはかなり強くなったのでオークジェネラルぐらいだったら普通に倒せるはずなのだがこのダンジョンにいる奴は何倍も強くなっている。この階層にこれと同じ強さの魔物がいるのだったらこのまま進むのは危険すぎると判断し一度ギルドに戻ることにした。

 「あ、アキラさん。お帰りなさいってどうしたんですか⁉︎すごい傷だらけじゃないですか⁉︎」

 とクリスが心配そうにして駆け寄ってきた。

 「まあ、オークジェネラルと戦ってきたんで結構ぼろぼろになっちゃいました。」

 「え?オークジェネラルに1人で戦って勝てるわけないでしょ。もう無茶するんだから。」

 と言うのでアキラは

 「いや、オークジェネラルには勝ちましたよ。勝ってから帰ってきたんです。」

 「え?勝ったんですか⁉︎もうそれ普通の人じゃないですよ。」

 クリスは呆れながら言うと治癒師を呼んでアキラの治療を始めた。傷が思ったよりも酷くて結構長い間治療を受けていた。何日かは安静にしておくように言われてしまった。

 「アキラさん。あまり無茶はしないようにしてくださいね。」

 クリスにも言われてしまった。


 アキラは宿屋に戻りダンジョンでのことについて考えていた。今回はスキルを消さないようにして戦っていたが魔物が強すぎて危なかった。このままではダンジョンを攻略するのは無理そうだ。アキラは魔族に対抗するために早く強くならなくてはいけない。そのために相手のスキルを消して戦って強くなろうと思った。とりあえず何日かは休んでまたダンジョンに挑めるように英気を養った。そして数日が経ってまたアキラはダンジョンに挑む。



読んでいただきありがとうございます。


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