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ダンジョン

続きです

アキラはダンジョンに入れることになった。その日は宿屋で休んで翌日からダンジョンに入ることになった。そして翌日の朝、ダンジョン前にアキラはやってきた。

 「いよいよダンジョンだな。」

 この街にあるダンジョンはこの国の中で一番レベルが高いとされている。国じゅうから腕試しにレベル上げに冒険者が集まってくる。アキラの前にあるダンジョンはアンドグラムで一番レベルが低いダンジョンだ。まずはこのダンジョンから始めて徐々にレベルの高いダンジョンに挑戦するそうだ。

 「よし。入ってみるか。」

 アキラはダンジョンに入った。いよいよアキラのダンジョンへの挑戦が始まる。入ると早速スライムが現れた。スライムなんかもう何体も倒しているアキラは苦もなく倒していく。その他にもゴブリン、オーガ、オーク、トロールなどが出てきた。だが、ダンジョンのレベルが低いからかそれほど強くはない。持っているスキルも平凡なものばかりだ。アキラはどんどん奥まで進んでついにボス部屋までたどり着いた。ボスはハイオーク。これも一瞬で首を切り落とした。

 「よし。まずはダンジョンクリア。」

 割とあっさりダンジョンをクリアしたアキラはギルドに報告した。

 「アキラさん。随分早かったですけどダンジョンはどうしたんですか?」

 そう聞いてきたのは受付嬢のクリスだ。アキラはクリスに第1のダンジョンを攻略したことを報告した。

 「え?もう攻略したんですか⁉︎」

 クリスはたいそう驚いた様子だった。一番レベルが低い第1のダンジョンだが初めての者が攻略するには結構時間がかかるそうだ。それが初めて入ってこんな短時間で攻略したのだから驚くのも無理はない。

 「はい。なので次のダンジョンに入る許可をいただけませんか。」

 アキラが言うとクリスは

 「分かりました。すぐに。」

 と言いアキラに第2のダンジョンへの入場許可を出した。これで次のダンジョンに入れる。

 「また、ダンジョンに入るのですか?」

 クリスが聞くので

 「はい。また今から行ってきます。」

 「気を付けてください。ダンジョンのレベルは徐々に上がっていきますから。」

 「分かりました。気をつけます。」

 クリスに言いアキラは再びダンジョンへと足を踏み出した。

 アキラは第2のダンジョンに入った。基本的に出てくる魔物は第1のダンジョンで出た魔物の上位種が出てくるようだ。それでもやはり今のアキラには敵ではないようで順調に敵を倒し奥に進んでいった。遂にボス部屋まできた。ボスはオークジェネラルのようだ。普通は何人かでPTを組んで挑むようだがアキラは1人だ。オークジェネラルが風魔法を放ってきた。アキラはそれをかわし突っ込んでいく。オークジェネラルは剣を構えたがもう遅い。アキラはオークジェネラルを真っ二つに斬りさいた。以前はオークジェネラルにかなり苦戦したアキラだが今はスキルを使わずとも倒すことができる。実は出発前に武器屋でもらっていた剣の力もあった。アキラの手によく馴染むことで動きにもキレがあるように見える。ステータスを見てみると能力値が全体的に上昇している。武器屋の店主に感謝しなければいけない。剣のおかげもあってアキラは見事第2のダンジョンもクリアし次は第3のダンジョンに挑戦する。

 第3のダンジョンは第1、第2と比べてもかなりレベルが高く誰も1階層すら突破できていないらしい。でもアキラなら簡単に突破出来てしまうのではないかと思わされてしまう。それほどまでにアキラは強くなってしまったのだ。

 そして翌日アキラは第3のダンジョンまで来ていた。ここにはどんな強い魔物がいるのかと期待してしまう。ダンジョンの中に入ると早速魔物に遭遇した。そこには2体のオークジェネラルがいた。

 「こんな序盤からオークジェネラルかよ。」

 しかも第2のダンジョンのボスだったオークジェネラルよりもかなり強い。こんなのが最初から出てきたら誰も勝てはしないだろう。このダンジョンは苦戦しそうだと思うアキラだった。




読んでいただきありがとうございます

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