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第肆章 狼煙 幕章 二 逆鱗

 アイアコスの飛行速度は飛竜は愚か嵐神竜(グルニカ)さえも遥かに超える。セフィロト最速とも謡われているほどだ。


 眼下の町では消火に出ていた兵たちが逆走してきたアイアコスへ再び矢を射かけるが、一矢たりともかすらない。


『あーあー、無駄撃ちもいいとこなのにね……。この状態のご主人様に当てられる弓手なんてアッシュちゃんぐらいなものなのに……』


 その言葉通り彼らの動体視力では捉えられない速度と高度。加えて矢の軌道計算を瞬時に叩き出して回避軌道を滑空している。数を撃てば当たるなどという半端な狙撃など通用はしない。


 そもそも今は彼らに構っている場合ではない。事はこの地が滅ぶかどうかの瀬戸際だ。


 無論。そんなことを不法侵入者でしかない自分が説明したところで結局矢を射かけられることに変わりあるまい。それ故にこのまま強行突破するより術がない。


 はっきり言って無理やりが過ぎる論法だが、押し通すしかない。今はとにかく刹那の時さえ惜しい!


 己に言い聞かせるように結論付けている内に城の中庭へと辿り着き着地する。


 そして、改めて確信する。朧――天魔は間違いなくこの城のどこかにいると。


 なにせ城に入った途端に禍々しい神気は一段と濃くなった。


「天魔の力がさらに強まっている……。これは臨界点が近い」


 つまり、いつ神気が暴発してもおかしくない状態にあるということだ。


 ――一刻も早く見つけて鎮めねば大惨事などという言葉では済まされない!


 今この瞬間にも溢れ返っている濃厚な神気を頼りに歩を踏み出さんとしたが、同時に別の悪寒をも感じ立ち止まる。


 その予感が的中したかのごとく城門の鉄扉が轟音とともに鳴動した。銅鑼を打ち込むような打音が幾度も響く。


『今度はなに!?』


 アフロディーテは、もううんざりだとばかりに叫ぶ。


 やがて一際大きな打音とともに鉄扉が粉々に砕けると破片を蹴散らし、五十数名ほどの足軽武士たちが躍りかかった。


『まさか、こんなに早く潜入が伝わるだなんて……!』


『いや、これは……!?』


 ツクヨミの推測をスーリヤが冷静な声音で訂正する。アイアコスもまた気づいた。


 躍り出た足軽たちは何れも目が充血して血走り、獣のような唸り声を上げている。いかに侵入者への対応ということを加味しても尋常な様子ではない。それに、誰も具足や腰の二本差しを除いて武装らしい武装がない。槍さえ携えていないばかりか、腰の刀に手をかけさえしない始末だ。


 いや、そもそもいかに五十数名ほどでとはいえだ。何重にも厚い鉄扉を押し開けるならまだしも粉々に砕くなどという芸当ができるものだろうか。


 ――まさか、この者たち正気を失って――――ッ!?


 思考の間はそこまでだった。足軽たちは四つん這いに獣さながらな様相で疾駆する。


 だが、アイアコスはそれを巧みな足捌きと誘導でかわし、ついで背の尾で足を払いのけ転倒させ出鼻を挫く。


 だが、それでも足軽たちは意にも介さず立ち上がり再度襲いかかる。中には首や四肢の関節が不自然にねじ曲がるという明らかに致命傷どころか即死状態のまま駆けだす者まである。


 ――これはいよいよもって面妖に過ぎるな。この異常な火災と言い、鬼灯国で何が起きているというのだ!?


「だが、何れにせよだ。おまえたちに構っている暇などない!」


 身体から魔力と竜族の身体生命エネルギー龍図(ステルラ)をオーラとして放出してそれを尾に集中。強大な強化を為したそれを長大に伸ばして己を中心に円を描くように振るいしならせ、凶獣と化した足軽たちを薙ぎ払った。


 漆黒の尾に打たれた足軽たちは何れも肉体を四散させ、瞬く間に血潮と肉塊へと姿を変えた。だが、凄惨極まる景観を生み出しながらもアイアコスは一切気を緩めなかった。


 バラバラにしたにも関わらず、悪寒と魔性の気配がまるで霧散していない。いや、それどころかますますもって盛りがついたがごとく勢いを増している……!


 その懸念は数秒にも満たない時で的中した。


 物言わぬ骸の破片が引き合うように結合しだしたのだ。城壁にこびり付いた鮮血までも時間が逆戻りをするかのように引き寄せられている。


 ――これは欠片も残すことはできないな。こちらの首を絞めることになる……!


 そう決断するや、人差し指を蠢く肉片と血潮へと向ける。


「赦しは請わない。ただ今この時は貴公らの故国を守ろう……!」


 騎士(シュヴァリエ)としての宣誓(ゲッシュ)に懸けて。


 その誓いの元、魔力で空間に干渉する。


 頭上の空間が渦を巻くように割れ、肉片や血潮がひとつ残らず巻き上げられる。


 空間に干渉することで異次元への穴を繋ぎ、敵を引きずり込んで()()()()()()()()()()()()するアイアコス最強奥義のひとつ。


 その名も――


「――【無間別世(アミッスス)()楽土永殺(パラディースス)】」


 おぞましい再生を繰り広げようとしていた肉片は異次元の裂け目が急速に巻き戻る力によってさらに捩じ切られ粉微塵となっていく。


 捉えられたが最後、肉体を断裁されつつ世界からも完全消滅する最強の空間魔道なのだ。


 肉片を完全に吸い込むと空間を閉じ切り、再度天魔の神気を追って駆け出す。


 だが、同時に先刻の足軽たちの狂乱ぶりが頭にこびり付いて離れなかった。どこからどう見ても尋常な様子ではなかった。


 ――何だったのだ、あれは? 兵たちを劇薬で強化したのか? リグ=ヴェーダのスラー酒とも違うようだが……。だからと言ってあれほど見境を失くしては本末転倒だろうに……。


 いや、あるいは()()()()()()()か。おそらく、先の火災の件も含めて鬼灯国(ほおずきのくに)は今現在攻撃を受けている。


 そう考えれば、これらの事態は筋が通っている。


 森や都市各所を火災――火計で焼き、兵たちも薬を盛り指揮系統を断絶混乱させる。奇襲としてはこの上もない常套手段だ。


 だが、わからないこともある。


 事前の諜報によれば、鬼灯国の森は開墾の際にも予め祈りと感謝を正式な儀式で捧げなければ、傷ひとつ付けただけで報いが呪いとなって跳ね返ってくるほどの不可侵の聖地と聞く。過去にはそれによって土地ひとつが死に多くの民が飢饉で亡くなったとも……。


 ――そんなリスクを承知でこれほどあからさまな襲撃をかけるのか? 何者かは知らんが、余程のバカなのか、あるいは何らかの算段でもあるのか……?


 それに何よりだ。いかに兵たちに薬を盛ったのか?


 とは言え答えは明白だ。


 内通者。それ以外にあるまい。問題はどこの手の者かということだが……。


 考えても埒が明かない。


 この事態を推し量るには、何から何まで情報が少なすぎる。


「ともあれ今は天魔をどうにかせねば……! このままでは火を止めても国が灰に変わってしまうぞ……!」


 ここからは再びツクヨミの迷彩で姿を隠す。城内に入る以上、誰かに姿を見咎められてはまた余計な時間を食うことになる。


 最短最速で天魔のところへ向かう。それが今取るべき最善の最適解だ。


 低空飛行で城壁や堀、舘を飛び越え神気の根源へと最短距離で翔け抜ける。


 そうして四半時とかからず、神気が最も轟いている場所が見つけた。


 眼下――上空から見下ろすと、そこはどうも露天の浴場であるらしい。


 すぐさま降下しようとするも、まるでそれを阻むように猛々しくも晦冥たる神気が吹き上がった。


「っ!」


 ――なんて高密度の神気(エネルギー)だ……! 一月前の目覚めかけとは比べ物にならない! こうして目視しているだけで総身が圧力に圧し潰されそうだ……!!


 だが、臆している時ではない。


「どけッ! スーリヤァッ!!」


『御意』


 主の激声に応える形で黄金の焔が大剣(クレイモア)をおおい、その意匠を焔のような刃紋をも持つ偃月の刀身に黄金の護拳と柄を持つカットラスへと変貌する。スーリヤによる刻神だ。


 それを上段に構えると刀身が焔によって発熱しやがて焔の光帯となって夜天(よぞら)そのものを突き破るかのように伸びて照らす。


 さながら突如として夜が明けたかと思うほどの輝きだった。


「日輪の神皇に命ずる。汝が焔光をもって一切の邪を斬り払い給え――【聖陽天輪(スーリャストラ)】!!」


 振り下ろした焔光の斬撃はやがて火の鳥となって、浴場の一面をおおっていた漆黒の神気を斬り飛ばした。


 宵闇のごとき帳が晴れたそこには、いまだ全身を溢れ出した赤黒い神気でおおわれた人影が石畳の上で蹲りながら這っていた。


 おぞましいありさまに、アイアコスは兜の下で戦慄の呻き声を禁じ得なかった。


 ――間違いない。あれは(おぼろ)だ。予想通り体内で刻鎧神威が暴走をはじめているな。だが、あれは考えていた以上に危険な状態だ……!


 漏れ出している神気が扶桑(ふそう)の時の比ではない。完全に宿主(あるじ)の制御を離れてしまっている。それこそ宿主の自我を食い潰さんばかりに……!


 その上、妖力や気の龍脈までもが荒らされている。このままでは数瞬足らずでズタズタになるだろう……!


 これは駄目だ。わかっていたことだが、一刻も早く処置を施さなければ取り返しがつかない!


 アイアコスはすぐさま降り立つと、その朧の元へ駆け寄る。だが――


 

 ――よいのか? このままではあの女にすべてを奪われる。愛も、夢も、未来も! 手をこまねいて遠くからあの女が兄と添い遂げ子を生し寄り添って生きる姿を見ているつもりか?



「っ!」


 ――この声は、天魔なのか……?


 突如、響いた声に兜の下で顔をしかめた。


 その声はまさに冥府からの呼び声と思えるほどくぐもっており、どこか陰惨にして酷薄な響きは宵闇を溶かしたような音色と言われれば納得してしまいそうだ。


 それは容赦なく心に踏み入り溶け込み我が物顔で浸食していく絶対侵略者。


 事実、蹲っている朧は苦悶の悲鳴を上げて拒絶している。


「やめ、てぇ……っ!」


 だが、懇願にも等しい願いを意にも解さぬとばかりに天魔は嘲笑をも潤滑油にしてさらに宿主の心へと滑り込む。


 ――事実だ。これまで兄の隣はおまえの場所であったかも知れぬが、これからは違う。何もかもあの女に取って代わられる。結局兄の人生におまえの居場所などどこにもありはせん。


 その言葉にアイアコスは兜の下で眉をひそめる。


 仔細は知らない。だが、この魔神が何を材料にして主の心に付け込んでいるかはおおよそわかった。


 大方、兄妹同士の恋愛という問題外も良いところの未来がない戀に対する悲観を煽り立てているのだろう。


 ――とは言え、妥当な正論だがな。樰永(ゆきなが)とて軍事貴族の総領息子だ。それがいつまでも独身では通らんし、何より周りが許すまい。まして、妹との恋などが介在する余地など微塵もありはしない。


 天魔のやり口をさもしいと考えながらも、おおむねその論理に賛意する。


 そう。少なくとも()()()()()()――


 いつの間にか自分がギリッと歯を軋ませていることに気づいた。


 ――そう思うのに何だ? このいらだちと不快感は……!


 アイアコスは自分でも説明ができない嫌悪に戸惑った。


 二人が兄妹同士で想い合おうが、それを天魔が弱みにして付け込もうが自分と自分に課せられた使命自体には何ら関わりなどないはず。そう。そのはずなのに――!


 やがて、朧は幼子が駄々を捏ねるようにすすり泣いて反駁する。


「そんな……ことない……っ! 兄様は私が一番だって……言ってくれたもん……っ! 簪だって、くれたぁっ……! 一緒に、天下を目指すって、誓ってくれたんだからぁ……!!」



 我知らず唇を噛んだ。


 ――そんな砂の城よりも脆い約束なんかを頼りにして……!


 その夢が報われ認められる日など来ない。


 武家の当主として、天下を目指す者として、樰永にはそれ相応の妻が添えられることだろう。


 そして、朧もまた然るべき武将の妻となる宿命(さだめ)


 それが古今東西変わらぬ貴人の義務と責務だ。


 その義務と責務の前に兄妹(ふたり)の愛と夢のなんと儚いことか……!


 初めから二人の夢は泡沫の幻想……いや、踵骨腱(しょうこつけん)と言っていい。


 二人の関係が表沙汰ともなれば、臣下領民のすべてが掌を返して離れることだろう。


 二兎を追う者は一兎をも得ず。


 恋も叶えて天下も掴むなどというのは、しょせん無理無謀もいいところ――



『諦められるはずがありません!!』



「っ!」


 それを掻き消すように邪神へと果敢に向かっていた彼女の叫びが脳裏に木霊し息を吞む。


 だが、その彼女は今や風前の灯火とも言うべき醜態だった。



 ――であるならば、(オレ)に手を伸ばせ。


「……っぅ!」


 貪婪かつありふれた誘惑に朧はビクッと身を痙攣させ艶めいた声音を鳴らす。


 ――我が力をもってすれば、あの女からおまえの兄を取り戻すなど造作もないことだ。赤子の手をひねるよりも易い。


 猫撫で声で囁き赤黒い神気(じゃき)が嬲るように蠢く。それに伴い朧は力が抜けたかのように弛緩していく。


 それに気を良くしたとばかり天魔は声を喜悦に弾ませる。舌なめずりでも聞こえてきそうなほどに。


 ――迷うことはない。躊躇わず欲しいモノに手を伸ばせ。そう。たとえ()()()()()()()()()()()()()()()


「――――っぅ!?」


 嬌声とも見紛う呻き声が朧の口から漏れる。それを天魔は肯定と受け取ったのか、猛々しく神気を荒ぶらせて己を解き放つ答えを引きずり出そうとする。


 ――さあ、万事を(オレ)に委ねよ。おまえの望みは――




「うるさい」


 自分でも心底冷たい声であったと思う。


 そうして自分でも不思議なくらい自然な動作で手甲にツクヨミの力を宿した刻神をまとわせ、意気揚々と盛っている神気を貫き朧の白い背に触れていた。


 自分でも何が何だかわからないが、もう何もかも限界だった。


 客観的に見ても二人の恋は馬鹿げている。問題外だ。


 その結論は変わらない。


 ――だがな。


 それでも朧の――兄妹(ふたり)の気持ちは、どこまでも真っ直ぐで混じり気がなく眩しいほどに輝いていた。


 それを――こんな化生(やつ)が好き勝手に踏み荒らすのだけは我慢がならない!


 ――そう。ただ、それだけのことだ!!


 自分でも支離滅裂とすら思える激情のままに、それでいて冷静なままに掌からツクヨミの神気を流し込む。


 ――むっ!?


 天魔が呻くような唸り声を上げる。


 己の神気が急速に萎んでいくのを感じたのだろう。


 然もありなん。漏れ出ている天魔の神気を内側から抑え込んで強制的に収縮させたのだ。


 幸い天魔はいまだに目覚めかけだ。朧の魂魄と繋がっている経絡を整えてやれば、自分でもどうとでもできる。


 燃え盛る焔のごとく揺らめいていた神気が見る見るうちに縮小して朧の白い肌が露わになっていき、その表情も苦悶から安堵へと変わっていく。


 ――貴様ぁっ! 今少しのところで―――ッ! ()()()()()()()()()風情が――――ッ!!


 途端に怨嗟の怒声が脳内に響くが、心底どうでもいい。というか、もう貴様はしゃべるな。


「耳障りだな。そもそも、唯でさえこんな状況下だというのに、おまえにまで暴れられたら面倒にもほどがある。いいからもう一度眠っていろ」


 ツクヨミの力で収縮した神気をさらに空間魔道で固定。元の住処である宿主の魂魄へと捩じ切るように押しやった。


 荒れ狂っていた神気が鎮まり朧は安堵したように脱力した。そして、自分を助けた者の姿を視認せんと後ろ向きに首を回そうとするも叶わず、そのまま意識を手放した。


 アイアコスもアイアコスで大きく脱力した。


 ――一時はどうなることかと思ったが……。ひとまず最悪の事態は回避したと見ていいだろう。それにしたってだ――


 と、今や安からかつ可愛らしい寝息を立てている朧を睨みつける。


「この兄妹は何故こうも行く先々で騒動を巻き起こしているんだ……!」


 まったく、ひとの気も知らずにいい気なものだ。こっちはまるで生きた心地がしないというのに……!


 巻き込まれるこっちの身にもなれと文句を叩きつけてやりたい。そもそも――


「樰永の奴はどこで何をしている!? これは本来奴の役目だろうが!!」


 次第に高まるいらだちの末、遂に憤怒を吠える。喉を酷使したためか荒い息遣いを吐き出さずにはいられなかった。


『ねえ、ご主人様……』


 憤然とした自分に、アフロディーテがいつになく遠慮がちに声をかけてきた。


「何だ……」


 状況が状況だけにどこか投げやりがにじんだ声で応答する。しかし、次に紡がれた言葉で怒りに猛った頭に冷水を浴びせられることになる。


『まあ……うん。とりあえずさ。この娘に何か着せてやった方がいいんじゃない? このまま第三者が来たら、ご主人様がのぞき魔どころか、もっと危ない罪人に……』


 その言葉で血の気が引くと同時にようやく現状を正確に認識する。


 ここは浴場。


 ということは当然、朧は……


「んぅ……」


 艶然として寝息を漏らす朧は深雪のような白く豊麗な肢体を余すところなく晒していたのである。


 そして何より、それを見下ろす自分……。


 数瞬、頭が真っ白になる。


 そして、悟る。


 ――あ、これ社会的にも物理的にも抹殺されるやつだ。主に後者は樰永によって……。


 と、至極妥当な解を出すや羽織っていた外套(ローブ)を無言かつ速やかに彼女の身体へとかけたのだった。

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