表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の、私の自分の見つめる方法。  作者: 原田紋太郎
7/12

悲劇のヒロイン(僕の考える優しさとは)

私は悲劇のヒロイン。

そう自分のことを思っていたらしい。

努力しようとした。

そう思わないように。

駄目だった。

自分は甘い。

そんなの分かってる。

だけど、心にたくさんストレス抱えて体も疲れたら嫌になる。

馬鹿な自分に、弱い自分に。甘い自分に。馬鹿にされる自分に。

可愛そうだと思う自分に。

助けてって言ったときは、「大丈夫。」だと、「そばにいると」言ったのに。

いざ、本当に死にたいって思ったとき「お前、変」って何?

「変わったな」って何。

ショックで死にたいなんて消えた。

考えないと、考えないとって思って、それで考えけど、思考はもうまとまらなくて。

どうしたらいいのかわからない。

わからないんだよ。

優しいって言われた。

うれしかった。

けれど、それは自分がもっと努力してもっと優しくしなければならないといわれてるようだった。

人の考える裏なんて知りたくないの。

「優しいね」なんて、言わないのが本当の当たり前で自分も優しくならないとって思うところじゃないの。それが到達した優しさってもんじゃないの。

だれも、自分の一部を見て分かったっていった。

見ていないのかも、知れないけどさ。目にも入れてないかもしれないけどさ。

嫌いになる。

自分のプライドが許せない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ