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とある事情で陰キャをめざしています  作者: 弥真木来依
新たな高校生活の幕開け
4/9

第二話

本日、二つ目の投稿です




宮野(ロリ)先生(教師)の拷問から解放された後、俺は今、先生に案内され、

先生が担当する2年4組の教室まで連れていかれている。


「あぁ、まだ肩がいたむ………」


俺は誰にも聞こえないくらい小さな声でつぶやいた。


「ん、ナニかいったかな?長瀬くん」


「いっ、イエナニモ」


「そうか、それならばいいのだが…」



『ん、ナニかいったかな?』って…………………………………………

………………………………………一体この人どんな耳してんだよっ!

大切なことだからもう一度言うけれど……………………………………

………………………………………一体この人どんな耳してんだよっ!




そうこうしているうちに2年4組の教室についてしまった。


「長瀬くん、私がまず転校生がいることを知らせてくるから

 呼んだら入ってきて」


宮野先生はそう言って教室の中に入っていった。

面倒くさいことにならないといいが……………



「みんな、私がこのクラスの担任になった宮野神奈(みやのかんな)だ。一年間よろしく頼む」


先生がそうあいさつすると、


「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!」

「宮野先生だ!超ラッキー」


 と、男子は奇声をあげ、

 女子はといえば、


「宮野せんせー、よろしくー」

「カンナちゃん、小っちゃくてカワイー」


 などと、女子も女子で変なことを言っている。

ってか、最後『カンナちゃん、小っちゃくてカワイー』って言ったの誰だ?

さすがに教師にちゃん付けはないだろう。それに、『小っちゃい』って

それは........プッ、ハハハハハハ。あー、腹いたい(>_<)



まぁとりあえず、宮野先生の人気はものすごいということがわかった。


「みんなに一つお知らせがあります。転校生がうちのクラスにくることになりました」



「「「「「「「「「「エェェェェー」」」」」」」」」」





えっ? 俺、今、ものすごくハードル上げられた気がするんだけど。


教室からは

「女子かな?かわいい子だったらいいのになぁー」

「どんな人だろー。どうおもう?」

や、

「イケメンだったらいいなー」

などと言う声が聞こえてくる。




これ、今俺が中に入っていったら完全に殺されるパターンだよなー。


だって俺、見た目だけで言ったら完全に「モブキャラ」だもん。





そう、俺「長瀬綾人」は見た目がラノベの中に一人は出てくるモブキャラなのだ。

髪は目を隠すように鼻ぐらいまで伸び、身長は170cmと平均的だからだ。




深く深呼吸をし、ようやく、俺は意を決して教室の中に入った。


そして、できるだけ緊張していることを隠しながら言った。






「京都府から引っ越してきました、長瀬綾人です。

 みなさん、よろしくお願いします」








たぶん、次ぐらいでヒロインが登場します



宮野先生はヒロインにするかどうかまだ迷っています。

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