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俺の周りの凄いやつら  作者: とんとん
1/1

1.トラブルは幼馴染

初投稿です。

拙い文ですがよろしくお願いします。

 僕の名前は神田修二、特に目立った特徴のない栄船高校に通う普通の高校2年生だ。


「おい修二、帰ろうぜ」


 そう話しかけて来たのは幼馴染の眞方真太郎だ。

 身長180cmもあり顔も男前で女子から人気もあるのに何故か俺とばかりつるみたがる。


「僕とじゃなくてあの娘達と帰ったら?」


 教室の入り口からこちらを眺めている女の子達を指さして少しの...いや多めの嫉妬を混ぜてそう返事をした。

 一緒に帰っても大した会話をしない僕よりもあの娘達と帰る方が何倍も楽しいだろうに。

 しかし毎日の様に迎えに来るのでそれ以上何も言わずに帰り支度して二人で教室を出た。





 そんな光景を隣で見るのが「俺」の日常だ。

「毎日毎日良くやるよ、、、」


 「俺」はそう言って二人が出ていったドアを眺めていた。


「瀬川くん、ちょっといいかしら」


 俺は凛とした声の方向へ顔を向けた。


「瑞鳳寺会長、、、どうしたんですか?」


 そこには、なんの抵抗もなく櫛が通るような綺麗な黒髪で、顔のパーツ、配置全てが黄金比になっている美しさを持った生徒会長の瑞鳳寺澪先輩がいた。


「本当はあなたの所属するバスケットボール部の次期部長さんに用があったのだけれど、、今日はお休みのようだったから次期副部長のあなたに渡しておくわ」


 そう言って俺に部活動勧誘申請書と書かれた紙を渡してきた。

 ん?今は勧誘活動が終わったばっかりの5月なのにおかしいぞ?


「会長、渡す紙を間違えていませんか?」

「間違えてなんかいないわ」

「でも、勧誘活動はもう終わってますよ?」

「これは今年のではなくて来年の勧誘活動の申請書よ」

「来年!?ちょっと気が早すぎませんか?」

「去年は迎えられる側だったから知らないと思うけど、ここでは1年前 から提出するのが決まりなのよ」

「ちなみにどう言った理由ででしょうか?」


 恐る恐る聞いてみると


「理由は沢山あるわ。只の勧誘活動の筈が運動部は外で試合を始めたり、その時だけ3年生が2年生を虐めて1年生に助けさせたりするし、帰国子女が先輩に喧嘩を売って大騒ぎになるし、挙げ始めたらキリがないわ。もちろんあなた達が起こした騒ぎもその内よ。」


 確かに俺が入学した時もそこら中で騒ぎが起こってたけどそんな事になってたのか

というか俺達の部で起こっていた事が学校中で起こってたって、、、


「その時の場所の振り分けや対処をスムーズに行えるように、今から考えないと間に合わないのよ」


 なるほど、あれだけの量の部が一斉に問題を出してきたら対処しきれないな



「提出は1週間以内にお願いするわ。そう言うことでよろしくね。」


 彼女はそう言って立ち去ろうとするその瞬間、、



「会長!大変です!3年A組の生徒が全員行方不明になりました!」


「なんですって!?」



 また、いつものトラブルが始まったようだ


 


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