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終点にむかって  作者: 伶
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線路が敷かれる日

敷かれた線路を歩きますか?


自ら線路を作りますか?




あなたの線路はどこに向かっているんでしょうか


これは私の乗ってしまった電車の話です





高校2年生の時の私[ミヤモト イコマ]の夢は特になかった。

そもそも私にこれといった特徴はなかったのだ。そんな私に高校2年生のイベント、進路選択が訪れた。17、18歳で進路などほとんどのクラスメイトは決まっておらず、決まっていても2、3人で就職や進学などである。


「なんでこんなに早くきめねばならんかね」


放課後空いた教室で行われている三者懇談もとい、進路選択の順番を扉の外で待っていた私に話しかけてきたのは同級生の[ヤマシタ ヒロク]だ。


「ヒロクは何になりたい」


「とりあえず大学」


「そう…」


「ミヤモトは?」


「何にもなりたくない」


「せめて働け」


まぁ、何にもなりたくないなんていったところで結局は何かをしないといけないわけで。それが私たちのこの国にいる上での義務なのだと教育されていくのだ。



私の線路が敷かれるまであと一時間






まだ迷走中

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