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異世界の人生はミルクから…。  作者: 翠ケ丘 なり平
第二章 幼児期から少年に
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14 守護とステータスとレベル

どうも作者さんです。

リズム感覚が皆無らしく音ゲーは苦手です。

 

 なんやかんやで歩けるようにはなった。

 動き方は知ってるからわりと直ぐだったように感じる。


 産まれてからおよそ8ヶ月ほどだろうか。ソフィはまだ歩けるほどではないが、ハイハイは上手だ。


 ちなみにオレはすでに軽く喋れるようになっているのだが、あまりたくさんは喋れない。

 喉が痛くなってしまってなぁ。

 恐らく喉の筋肉がちゃんと出来ていないのだろう。

 泣き叫ぶこともまだまだ多いのだけれど。


 オレには前世の記憶があるから喋れるようになってはいるんだろうとは思う。

 舌の動かし方も少し日本語と異なるとこはあったが、体が素直なのか結構すぐ覚えられた。

 それでも一生懸命練習したぞ!

 早くセドルやクローネたちと話したかったからなー。

 うん、照れるぅ…


 今度は戦いに耐えられる体を目指して走れることを目標にしている。

 あと、親に隠れて魔法の練習をしているんだよ。

 セドルにバレないようにしようとしていたら【隠密】のスキルを得た。

 今ではもうLv3だ。コソコソして得たスキルってなんか…ね…


 まぁ、時間もたったことだし久々にのオレのステータスを見よう。


 〔・個体名:ガルゥシュ・テレイゲル

 ・種族:ヒューマン

 ・性別:男

 ・状態:健康

 ・レベル:3

  体力:7

  魔力:97

  攻撃力:3

  防御力:2

  素早さ:4

 ・所持スキル

 Ⅰ.ギフト

  【生まれ変わる力(残り使用可能回数:1)】

  【言語理解】

 Ⅱ.特殊スキル

  【解答解説[アン]】

  【守護】

 Ⅲ.固有スキル

  【生きるための才能】

 Ⅳ.通常スキル

  *遊泳Lv5→〈高速遊泳Lv1〉

  *思考Lv5→〈瞬間思考Lv1〉

  運気上昇Lv2

  *観察Lv5→〈鑑定Lv2〉

  詳細

  エネルギー吸収Lv2

  姿勢維持Lv3

  本能Lv3

  魔力感知Lv4

  魔力操作Lv5

  身体強化Lv2

  気配感知Lv3

  聴覚感知Lv4

  魔力回復速度UPLv2

  安心Lv2

  隠蔽Lv3

  隠密Lv3

 Ⅴ.耐性

  悪臭耐性Lv1

  熱耐性Lv1

  酸耐性Lv1

  激痛耐性Lv3

  無酸素耐性Lv1

  閃光耐性Lv2

 ・称号 :【意思ある精子】,【英雄の核】〕



 とまぁこんな感じに揃ってきた。

 アンが成長したのか【解答解説】の中に[アン]というのがふえて、称号がもう一つ付いた。

【英雄の核】か…英雄になるために必要な素質とかそんな感じか?

 なんで得られたのかは解らないけどなぁ。


 さて、この中で一番ヤバいのは【解答解説[アン]】の次の【守護】だ。

 あの声が聞こえたあとソフィに出会ったらステータスに増えていた。

【守護】の能力はあの声が説明してた。

 ソフィと三人の女の子に強力な結界が張られるスキルだそうだ。魔力消費はない。

 しかし、オレのかなり近くにいなければならない。

 おおよそだが2メートル範囲だろうか。

 オレが成長し、強くなればより拡がる気がしている。

 後、感覚だけど完全に全て防ぐというわけではないと思う。


 その他にもスキルはたくさんあり、軒並みレベルアップしている。

 特に魔力系は結構頑張った。

 ステータスの魔力も100手前になって、この歳でこんなステータスの奴はいないと思う。

 それでも無詠唱で魔法を出そうとすると魔力の消費が激しい。

 水の球を10回出しただけでクタクタになってしまった。

 スキルに、~魔法というスキルがあると抑えられると思うんだが。


 そして異世界物特有のスキル!

  【鑑定】!

 思った通り【観察】のスキルから派生した。

 これの詳細は─


 {【鑑定Lv2】

 色々なものを調べることが出来る。相手のステータス欄を見れるようになる。レベルが上昇するほど抜き取る情報が増える。レベルが上昇するほど相手に不快感を与えなくなる}


 と言うもの。やはりかなり使える。

 強いて言えば不快感を与えるというのがネックか。

 これは要練習だな。

 幸いなのが人以外でもレベルを上げれるということか。

 そういえば前にセドルを鑑定したことがある。

 その時見れたのはこんなんだった。


 〔・個体名:セドル・(フォン)・テレイゲル

 ・種族:ヒューマン

 ・性別:男

 ・状態:健康

 ・レベル:36

  体力:138

  魔力:374

  攻撃力:42

  防御力:65

  素早さ:38

 ・所持スキル

 Ⅰ.通常スキル

  ??Lv??

  ??Lv??

  ??Lv??

  魔力操作Lv??………〕


 スキルはほぼ何があるか分からない。

 が、やっぱり冒険者やってるだけあって思ってたよりステータスが高かった。

 それと名前にカッコがあって貴族だったのを初めて知った。

 中世によくある縁切りだろうか。

 貴族になるつもりはないからオレとしては好都合。

 別にめちゃくちゃ貧乏じゃないし。


 セドルは不快感を感じたのかキョロキョロしていた。

 多分鑑定をしたやつを探そうとしたんだろう。

 普通に見つかりそうになったからもっと違う人にすればよかったかな、とちょっと後悔。


 あとはレベルだが…何かを倒したと言うわけではない。

 一般的にレベルは普通に暮らしていて一年に1上がり二十歳前位で止まってしまうらしい。

 だから村人など戦わない人たちはレベル20前後が平均で、冒険者や騎士などが平均レベル30位らしい。


 この世界には水準石(通称:レベル石)と言う石があり、レベルが確認できる。

 手をかざすと石が反応してカタカタと揺れる。

 その揺れる回数がレベルとして決まるという話だ。

 この世界も一年が12にわかれていて、それもレベル石の色が変わることで判別するという話だ。


 黄⇒黄緑⇒緑⇒青緑⇒緑青(ろくしょう)⇒青⇒青紫⇒紫⇒赤紫⇒赤⇒橙⇒黄橙(きだいだい)となっている


 今では世界中大体どこでもレベル石はあるらしい。

 王国では黄の月又は1の月ともいうが年始めにレベル石を使うことを奨励している。

 もちろんオレもそれで計ることになり、カタ、カタ、カタと三回揺れ、村を驚かした。

 普通1か早くて2だからだ。

 3と言うのはかなり異常だが、村の皆で喜んでくれた。

 騒ぎにならない程度で良かったよ。

 ソフィはまだ1だったが。と思ったらにらまれた気がする…まぁ代わりにオレが守ればいい話だ。

はい。作者さんです。

レベル石は便利グッズです。便利グッズって初めて使うと驚きますよね。

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