表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/27

第7話 考察

「やっべぇな。やらかしたよ」


 あの後、部屋へ戻ってきた士はベッドに寝転がりながらずっとそんな事を繰り返し言っていた。

 だが、それもここで終わりを迎える。


「……《霊装顕現》」


 士は起き上がると先程手に入れたばかりの魂魄霊装を顕現させる。

 まずは【夜叉斬姫】からだ。そして、その固有能力を確認する。


「……やっべぇな」


 次に【極夜の霹靂】。またしても固有能力を確認する。


「やっべぇな」


 次に【夜】。


「やっべぇな」


 次に【幻月】。


「やっべぇな」


 最後に【千変万化】。


「やっべぇな」


 全ての霊装の固有能力を確認しても士の口から出てくる言葉は同じだった。

 ここで、一部だが能力を紹介しよう。

【夜叉斬姫】…能力『不癒』、『斬姫』、『完全切断』、『不壊』など

【極夜の霹靂】…能力『気配遮断』、『五感切断』、『不壊』など

【夜】…能力『不可視化』、『気配遮断』など

【幻月】…能力『幻想世界』など

【千変万化】…能力『思考変成』など


 こんな感じとなっている。

 そして、士は全ての霊装を仕舞うとスキルの詳細を調べはじめた。


 開始数分後。

 士はスキル【叡智】の効果を知ることとなる。

 その効果は【完全記憶】、【魔術全知】、【情勢把握】などである。

 士は【叡智】により全てのスキル……そして、その中でも気になるスキルについて知ることとなる。


【英霊纏身】…英霊の技能や能力をその身に宿す。それは永遠であり、その身には数多の英霊の力が集まる。

【神霊纏身】…神霊(神話などに出てくる神々など)の技能や能力をその身に宿す。それは永遠であり、その身には数多の神霊の力が集まる。

【伝承具召喚】【神器召喚】…その身に宿す力を持っていた英霊や神霊が使用していた武器を顕現させる。またそれには莫大なMPが必要であり、当人以外は使用不可能。

【神器化】…自身の武器のみを神器とする。他人に渡した場合はもとに戻る。

【全の極み】…全てを極める。

【極才】…見るだけや書物を読むだけでも物事を完璧に行える。たとえ、それが魔術などであっても。全てを一瞬にして理解する。

【極みの先へ】…極めた技術をさらに先へ進める。それは自分にとっては普通の道だが、常人には極みの先である?

【神仙術】…気、神通力を極めた者の術。なにであろうとも敵うことはない。

【全能眼】…眼系スキル全ての力を扱える。


「これは……そうか、このスキルか…」


 士は1つの…いや、二つのスキルを見て呟く。

 地球に居たころより自覚していた力を…



 ◇◇◇◇◇


「ええい!どういうことだ!

 奴は最強クラスの勇者ではないか!」

「も、もも申し上げます陛下…

 き。ききききっと能力の評価値は間違いでございます。例え魔術の才があってもまだ弱いうちに奴隷としてしまえばよろしいのです」

「ええい!ならばさっさとせんか!」

「か、かしこまりました!」


 ◇◇◇◇◇


 士は部屋で一人、地球に居たころより扱っていた力の確認をしていた。

 その力は【気】と呼ばれるもの。現在は【神仙術】として扱っている。ただ、別に気と言っても飛ばして敵を攻撃したりするわけではない。体内を巡らせ身体能力を向上させる。それが気の使い方である。まあ、浸透經のように相手の体内に自らの気を送り込み内部から破壊する技もあるが。

 ともかく、気というのは派手なものでは無かったのだ。本来は。

 だが、【神仙術】となったことで緋色のオーラの様なものが体の周りに浮かぶようになってしまっている。


 そして…

「よし、OKだ」


 士はそのオーラ(仮)を体内に納めることに成功した。はっきり言って邪魔だったのだろう。確かに隠密行動時には使えなそうだ。


 その後も士の実験……もとい訓練は続く。

 その過程で若干の中二病である士によって神仙術で使用する気が【神仙気】(捻りもくそもない)と呼ばれることが決定し、神足通やらもできることを、確認した。他にも霊装に気を纏わせて強化できるのか試したり、未知の力である魔力を使ってみたりしていた。もちろん、普通はそう簡単には使えないが気を日常的に使っていた士には簡単であった。その結果、わかったのは気とは違い魔力は心臓を始点として細胞に魔力を貯めながら全身を移動しているということだ。勿論、気の様に何度も練ったり、気と混ぜ合わせたりもした。結果を言うと魔力も練ったほうが良く、身体能力の向上を目的とするならば混ぜ合わせるのも良いということだ。


 そこまでやったところで士は食事へと呼ばれた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ