1話 始まりの予感
本日は初回なので二話目投稿したいと思います。
主人公ですが多少内気目設定で行きたいと思います。
「ここがギルドか…おっきいなぁ。」
キィ
っという音をたてて木製の扉を開けて入る。
中に入ると既に人だかりができていて、受け付けは長蛇の列を作っている。
しばらく待つとようやく僕の番だ。
「お待たせいたしました。本日は冒険者登録でよろしいですか?」
「はい、お願いします。」
「かしこまりました、ではここに手のひらをつけてください。」
手のひらを銀板の上にのせると青白く光る。
「はい、これで冒険者登録ができました。えぇーっとウル様はもうファミリアには入られましたか?」
「いえ、まだ入ってないです。」
「そうしましたらこちらからいくつかのファミリアをご紹介することもできますがいかがなさいますか?」
「いえ、まだどうすうるか決めてないのでもう少ししてからきめます。」
「かしこまりました、ギルドの説明のほうはどうなさいますか?」
「あっ大丈夫です!予習済みです。」
そうしっかりとギルドの機能については予習済みなのだ。
大迷宮ユグドラシルにでてくる魔物は倒すとその場で魔石となる。
たまにドロップアイテムなども落とす。
魔石はギルドで大きさにより買取価格が変わってくる。
もちろん大きいほうが高い。
そのほかには街のそとの簡単な採集クエストなどがある。
まずは採集クエストに行こうと思う。
まだファミリアも決めていないし…。
生産系なら生産系のファミリア。
例えば鍛冶師なら『キュクロープスファミリア』『ヘファイストスファミリア』などがある。
まぁそのうち決まるさっという軽い気持ちで採集クエストの用紙を取りそのまま受注する。
採集クエストの内容
薬草×10
報酬 1000G
まぁ簡単なクエストで特に危険もない。
道中にあるというハニービー(はちみつ)もちゃっかり採取しておきたい。
なんとこのFO(familiar online)味覚機能も搭載されており、食べ物の触感から味、匂いにおけるすべてがゲームの中で感じられるのだ。
本当にゲームなのか疑いたくもなる。
まぁというわけで初クエストに出発だ!!
次回の更新も早めにできれば土曜あたりまでには…と考えています。