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フリーター、襲われる

こんばんは微生物です。起業家を目指すのは大変ですね……ツレー

そんなことより、三話目投稿しました。お楽しみください。

*ミンミンはモルモットの名前です

目が覚めた。状況確認をしたら、病院の個室にいるいることに気づいた。優香にしては大袈裟すぎる。ガラス張りに成っているから、プライバシーの配慮がなっていない。俺を何だと思っているのか? 監視して楽しみたいのか? 本当に面倒くさい女だ。


「正義、調子はいかがですか?」


俺が物思いにふけていると、優香が入ってきた。全く人騒がせな女だ。俺の仕事と時間を返しやがれ! と、ブチ切れたかったが、冷静に戻す。よく考えりゃ面倒くせぇ……


「ああ、おばさまと秋ちゃんが面会に来てますよ

それと、可愛らしいペットちゃんもいたわね。ピンクなのは珍しいけど、モルモットかぁ……私も買いたいなぁ……」


あの人たちも来ていたのか……ん? ミンミンもか?

そういえば、あいつ……また、夢に出てきやがったなぁ……


***


「みょ! 主人どの起きたみか? 昨日の続きだみよ」


そういえば、まだ続きがあったのか……だが、このモル……クマのせいで面倒な目にあったなぁ……


「みゅう……ごめんみよ。でも、契約についてと、これからのことについて話したいみ……


***


省略すると、異能が得られ、バトルロワイヤルに強制参加……要するに、面倒なことに巻き込まれたらしいな。あと、制約により怠けが増すようだ。仕事を失った俺は、今やニートだ。怠けが増したぐらいどうとでもないだろう。


でも、我がペットながら感心する。主人のために見舞いに来るなんて、泣ける話だ。寝腐っているくせに上位変換してやろう。餌のグレードアップだな(雑草から野菜の切れっ端)


「お兄ちゃん! 優香さんから連絡来てお見舞いに来てやったよ」


と、秋保が恩着せがましく言ってくる。秋保は肌が白くて少し茶色がかった髪のツインテール美少女だ。俺の同業者(オタ仲)からも好評価があり、学校のガキどもからももてている。ただ、深夜帰りをしたからなのか、目の周りに濃いクマがある。見舞いに来たとかほざいているが、サボりだろう。母さんに至っては、優香の大袈裟ぶりに慣れてしまって、特になんともない。ミンミンは秋保に抱きしめられている。オタクどもが喜びそうだな。


「おば様、正義の容態についてお話ししたいので隣の部屋に来ていただいてよろしいですか? あと、秋保ちゃんはお話し相手になっていてね」


「うーん……まあ、いいよ。お兄ちゃんが寂しくて死んじゃうからね……(ミンミンと遊びたかったのにぃ……)」


おいごら、誰がじゃ。つーか、母さんとなんの話すんだ? ……尿意がしやがる。トイレ行かねえとな。担ぎ込まれてから寝てない気がる。まあ、いいか。


母親と疫病神が隣の部屋に行ってから、俺はトイレに行くことにした。トイレなら落ち着ける。だが、秋保がなぜかストーキングして来て、ついてきやがった。俺は近親に興味がない、失せろや


「お兄ちゃん、逃げそうだから見張りしてるよ! ねえ、ミンミン」


逃げねーよ。どんだけ、信用がねーんだか……まあ、さっさと放尿すっかな。俺は立ちション用の便器を使った。麻酔のせいか、ふらついてやがる。あとであのクソアマに問い詰めねーとな。もう二度と面倒はごめんだ。


俺は愚痴りながら放尿の快楽を得ている時、便器を見た。だが、便器が赤くなっている。まるで血のりのようだ。そして、俺の脇腹に鋭い痛みが走った。そして、意識が遠のく。


どうやら、また面倒なことになったようだ……








堀江氏の名言が心に残りますが、行動に移すの大変ですね……

まあ、自分のペースが大切ですね。


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