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あ、あの…ね…? 話聞いてます?
「これをワタシが独り占めして全部食べれるって夢のようだにゃっ!」
くろは涙目で竹輪の袋を開けてごくりと唾を飲み込んだ。
『腹減ってるから、ボクにもくれよ』
「こうやるのが憧れだったにゃん♪」
五本の竹輪の穴を五本の指に挿し込み眺めるくろを見て、
『だから、腹減ったって! ボクにもよこせ!』
「よし、まずはこれだにゃん♪」
人差し指の竹輪にかぶり付き、
『おまっ! あからさまに無視すんなよっ!』
あっちゅうまに平らげた。
「これをワタシが独り占めして全部食べれるって夢のようだにゃっ!」
くろは涙目で竹輪の袋を開けてごくりと唾を飲み込んだ。
『腹減ってるから、ボクにもくれよ』
「こうやるのが憧れだったにゃん♪」
五本の竹輪の穴を五本の指に挿し込み眺めるくろを見て、
『だから、腹減ったって! ボクにもよこせ!』
「よし、まずはこれだにゃん♪」
人差し指の竹輪にかぶり付き、
『おまっ! あからさまに無視すんなよっ!』
あっちゅうまに平らげた。
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