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ボクの中身は?

慌ててボクはベッドに飛びうつり、寝ているボクの頬っぺたを前足で叩いて無理矢理起こそう奮闘するがしかし、びくともしない。


『おいっ! 起きろよボク! 頼むから起きてください!』


必死に叫ぶも、叫ぶ声は「にゃーにゃー!」という鳴き声にしかならない。

数分格闘して、


『もう無理、しんどい』


肩で息をしながら起こすのを諦めた。

暴れたら喉が渇いた。

…がしかし、水道の蛇口をひねるどころか、コップすら持てないじゃないかっ!!


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