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そんな認知のされ方ですか?

『…という事は! 教授の中身は、ブラッシングの匠、トモユキなのっ!?』


小次郎はボクを見て尻尾をぴんと立てた。


『え…? 匠…?』


ボクの鼻先に、小次郎は自分の鼻先をこつんとぶつけて、


『匠! 始めましてっ!!』


黄緑の瞳を輝かせた。


『そ、そんな、匠とか…』


照れ臭くて後退りしそうなボクに、


『ご謙遜なさらず! 教授がいつも言ってます! トモユキはブラッシングだけは、ブラッシング だ け は素晴らしいと』


…何故二回繰り返した?



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