王子達の出会い
【和希said】
「君のことが好きなんだ!」
人生で初めて高校一年生のときに、告白をされた。男だが。俺の名前は佐藤和希。成績はそこそ
こいいし、ルックスもいい方・・・だと思っていたのに、なぜか男に告白された。
「ごめん、おれは普通に女が好きなんだ。」
このとき、自分がまさか男を好きになるゲイになるとは思っていなかった。
ーそう、あいつに出会うまでは。
ー入学式当日ー
俺は席に着いた。ほぼ全員が来ているというのに、俺の隣だけがいなかった。チャイムが鳴ると同時に入ってきた
奴がいた。名前は、轟拓海。俺の隣の奴だった。そいつを見たとき、俺は何かを感じた。その
時感じたものは、はじめて人を好きになった感情に似ていた。いや、同じ気持ちだった。ぴょこんとはねた寝癖。
くりっとした目。小柄な体型。すべてに一目惚れした。
「遅刻だぞ!」
「すみません・・・。」
きれいな声だった。俺はじっとそいつを見ていると、ふと目が合った。するとそいつは、ペコっとお辞儀をした。
先生が話を始めても、そいつのことが頭から離れなかった。話が終わって下校時刻になった時、隣のやつが
やってきた。
「あのう僕、隣の轟拓海です。もしよろしかったらメアド交換しません?」
「あぁ、構わない。俺は佐藤和希。よろしく。」
声をかけられてドキッとしたが、顔には出さないように我慢した。俺がそういうと奴はにこっとしてから、
「本当ですか?ありがとうございます!拓海、って呼んでください。」
「俺は、和希って呼んでくれ。ほれ、メアド。」
メアドが交換できてうれしく思った。今はまだ思いを伝えることはできないけれど、一歩ずつ頑張りたいと思った。
はじめまして、作者の杏奈です。かなり中途半端なところで
終わってしまいましたが、次回も呼んでいただけたら幸いです。




