登場人物
〇 リオン・ローラン
邪神から世界を救った勇者。
死後百年後、女神によって復活させられて子孫を残すように命じられる。
邪神を倒すためだけに人生を捧げてきたため女性経験値はゼロだったのだが、幼馴染とよく似た二人の女性を相手に初体験を済ませた。
〇 メイナ、アルティ
リオンが生まれたセイルン村に住んでいる姉妹。
幼い頃に流行り病で親を亡くした孤児であり、孤児院の院長であるレジーナに引き取られて育てられる。
レジーナに憧れて冒険者の真似事をしていたが、リオンと出会ったことで身の程を知り、冒険者の道を断念する。
リオンが旅立った後、メイナは修道女となって孤児院の経営を継ぎ、アルティはロンザに弟子入りして薬師となる。
リオンは自分の幼馴染の子孫だと思っていたようだが、実は子孫ではなく生まれ変わり。
百年の時を越えてかつて愛した少年と再会して、本懐を果たす。
しばらくして、それぞれ玉のような男の子を出産するのだが、父親の正体は不明である。
〇 レジーナ
孤児院の院長。
元々は冒険者として活動していたが、怪我が原因で引退した。
元々はいわゆる『殴りヒーラー』という職業であり、回復職でありながら魔物を殴っては潰し、千切っては投げていた。
引退してからは辺境の村に引きこもり、社会奉仕のために孤児を育てるようになる。
若い頃は奔放な性格であり、神官のくせに複数人の男性と関係を持ったりもしていた。
やや歪んだ恋愛観の持ち主のため、育てた姉妹にエッチな下着を買い与えたりしている。
〇 ロンザ
ドワーフの薬師。
鍛冶師が多いドワーフに生まれたものの、才能がなくて薬師に転向した過去を持つ。
リオンの幼少時から村に住んでおり、顔見知りの知人。百年の時を越えてリオンと再会するものの、流石に同一人物だとは思っていない。
それでも、ただ者ではない雰囲気を感じ取っており、リオンが薬の材料を取りにいくと宣言したときには、酒を断って調薬の準備をしていた。
スケベな性格で、村の若い女性や奥さんの尻を触ったりしている。唯一の薬師のため追い出されることはなかったが、村外れへと追いやられていた。
姉妹が出産してからは別人のようにセクハラも酒もやめて、実の祖父のように子供達の世話を手伝いながら、薬師の仕事に励む。
〇ロイ、リック
メイナ、アルティが産んだ息子。腹違いの兄弟。
村に立ち寄った旅人の種、不義の子ということもあって村人からは白い目で見られることもあったが、本人達は関係ないとばかりにスクスクと成長する。
幼い頃から類まれな才能を発揮して熊やイノシシを狩ってきて、十二歳になった頃には魔窟に入って魔物を倒してきて、母親からは叱られる。
勇者の血と才能を受け継いでいるのだが、後に復活した邪神との戦いには参加しない。
故郷と周辺の村を邪神復活によって活発化した魔物から守ることに専念。
やがて、救われた人々から『辺境の双星』などと呼ばれるようになる。
〇メープル、アリア
リオンの幼馴染。
リオンのことを子供ながらに愛しており、勇者として旅立っていった後も帰りを待ち続けていた。
他の男性から求婚されることはあったものの断り続け、リオンの戦死を聞いてからは修道女となって信仰に身を捧げる道を選ぶ。
二人が設立した孤児院は後にレジーナに受け継がれ、メイナとアルティが育てられることになる。
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