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プロローグ

『心配しなくていい。何があっても、お前たちのことはまもるからな。』


それが最後だった。


俺が約束を破ったせいだ。


仕事に行くなと止めれば良かった。


俺だけが分かっていたんだ、父さんの本心を。


家族にすら言えなかった気持ちを。


(もう少しここにいたかったな)


それは、父さんの心の声だった。


父さんは自殺でも、事故死でもない、殺されたんだ。


なぁ、父さん?


約束は守るから、俺の能力をどう使おうが自由だよな?


心の声を聞くぐらい。

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