表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/45

奇想小話『風の便り』

ふと、気がつけばいつの間にか所持している風の便り

時折似たような事もする身、こうして届けられる手紙を見て、感謝の一つでもと思い

ちょっとした茶菓子と「いつもお世話になっております」といった感謝の手紙を縁側に置いておいた。


便りの配達人は見ることのできない者と思ってはいたので、縁側から離れしばし放置しておいた

茶菓子と手紙は気がつけば無くなっており、茶菓子の器を回収しようとした所


中に小さな鶯の折り紙と共に手紙が一つあった。


手紙の内容は伏せるが、手紙からは爽やかな梅の匂いがした



花の香を風のたよりにたぐへてぞ

        鶯さそふしるべには遣やる



花の香を風のたよりにたぐへてぞ

        鶯さそふしるべには遣やる


古今和歌集に収録されている和歌

風の便りに春の花の匂いを運んでもらい、それで鶯を呼んできてほしい(意訳)


という内容

今回は逆に風の使者(風の便り)が春を知らせる鶯の折り紙と共に、本当に手紙に春の花である梅の香りの付いた手紙を送ってくれた


ある意味春に呼ばれたのか、なんなのか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ