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奇想小話 『海の魔女の家-④』

占い通りに日々の世話をしてくれている女性に声をかけているものの、まるで鰻のようにのらりくらりと躱され

その生活も悪くなかったので気づけば一週間ほど時間が経っていた。


このままではまずいと思いつつも、フラフラと海を散歩しているとここに連れてきて来てもらった亀とすれ違った。


-そう言えば世話をしてもらっている時に教えてもらったが、この亀も女性だったか-


と気づき、呼び止めた。亀の方は振り返り此方にやってきてちょっとした世間話をした後本題に入った。

現状を話、どうにかできないかと要点をまとめて伝えたが、人の顔でないにしても渋い顔をしている事はわかった。

ここで引いてしまうといよいよ手が無くなると直感したので、あまり気は進まなかったがここに連れて来る時に地元民から助けた事を伝えたがそれでも渋い顔をしていた。


ならばと思い、海の魔女の家で聞いた話を伝え、実は人魚姫の舞台のところに君と行きたいと伝えると


「わかりました。ご相談してみます」


と言われて足早に去っていった。さてどうなるか─

と思っていたが、以外にも連絡は速く豊玉姫様のお付きの人が私の宿泊場所にやってきて気が向いた時に私の元に来ると良いと言付けをして去っていった。


-正念場かな?-


とだらしなく着た服を脱ぎ、綺麗になった来た時の服を準備をして、その日は眠りについた

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