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僕に何度も何度も好きかどうか? 聞いてくる僕の彼女。

作者: 七瀬
掲載日:2019/11/06




___僕の彼女は、、、?

一日に、何百回も僕に“好きかどうか聞いてくるんだ!”


『___ねえねえ、聡文? 私のこと、好き?』

『___あぁ! 好きだよ!』



・・・数秒後。


『___ねえねえ、聡文は、私のこと好きだよね?』

『___あぁ、好きだよ。』



・・・更に数秒後。


『___聡文は、私のことが好きだよね?』

『・・・・・・あぁ、』



・・・更に更に数秒後。


『聡文は、、、? 私のこと好き?』

『・・・・・・』

『___なんで? 答えてくれないのよ!』

『___だから! 先から、言ってんじゃん!!!』

『___それでも、私が聞いてんだから答えてよ!』

『・・・はいはい! そうだね、』

『面倒くさそうに答えないでよ!』

『千景がしつこいからだろう!』

『じゃあ、これで今日は、最後だから答えてよ!』

『___本当に、これが最後だからな! 千景、好きだよ。』

『わーあ! 嬉しい!  聡文、ありがとう~!』

『・・・あぁ、ううん、』




・・・更に更に更に数秒後。


『___ねえ、』

『・・・あぁ、悪いけど! タバコ買ってくる!』

『ちょっと待ってよ! 出て行く前に、私のこと、好き?』

『___もう、うるさい!!!』

『・・・・・・』




___僕は、こうして彼女の“好きスキ”攻撃から逃れるように

外に出て行ったんだ!


はじめは? 彼女のそういうところが可愛いと想っていたのだけど?



あんまりにも、しつこ過ぎて! 最近はあの言葉に、ウンザリしている!

・・・そんなに、一日のうちに何度も“好き”と僕の口から聞きたいのか?


彼女は、僕に暇さえあればこの言葉を聞いて来るんだよ!

___正直、こんなに簡単に好きと言う男に興味がある彼女に疑問すら感じる。



___そう言えば? 僕がある時、彼女に聞いた事があるんだ!

何故? こんなにも僕に好きかどうかを? 聞きたいのかを......。


___そうしたら? 彼女がこう答えたんだ。


『___私ね! 自分に自信がないんだ! だから、嘘でもいいから!

聡文に好きって言ってほしいのよ!』




___自信がないなら? 自分に自信を持ってる何かを見つけたらいいのに。

・・・彼女は、それもしない!


___ただただ、僕に好きと言って欲しいだけ。

・・・僕の気持ちは、何処にあるのだろう...。


彼女に言われたまま、僕は答えているだけだ!

・・・そんな僕は、彼女の事を責める権利はないしね。




___僕は、こうも想うんだ!

・・・もし? 僕が彼女の立場なら? 彼氏にやっぱり自分の事を好きと

言ってほしいのかもしれないと。



___好きな人に、好きと言われて嬉しくないやつなんか一人もいない!

僕が、彼女なら? やっぱり“好き”と彼氏に言ってほしい言葉なんだ!


___好きという言葉は?

【愛しているとか? 大好きです!】 のように重い言葉ではない!


もっとラフで、それでいて“温かい言葉”。

その温もりを知れば、何度も味わいたいと想うモノなのかもしれないな。



一度、食べて! 美味しいと思ったら? 飽きるまで食べ続けるのと

一緒なんじゃないかと僕は思う。



___だからね?

僕は、なんだかんだと言って、彼女を突き放す事が出いないんだ、、、!



___そして、30分後。


・・・僕は、タバコを買ってまた彼女の居る家に帰って来ると?

彼女が、ニコッと嬉しそうに僕にこう言ったんだ。


『おかえり、遅かったね?』

『・・・そうかな、』

『___ううん、先はごめんね、まだ怒ってる?』

『___怒ってないよ。』

『___じゃあ、言って! 私のこと、好き?』

『___あぁ、好きだよ。』




___彼女との甘い時間。

これが! 僕たちの日常なんだよ。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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