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元哉

俺は元哉 


ここは前住んでいたところ


「元哉さーん!!家賃!!!」


「いるの分かってますよ――!!」


「ライフラインすべて止めてもしぶといですね!」


うるさい大家さんがドアをノックしている


生活保護を受けているが家賃を払わずに別の物に使っている


ここにあるのは ODで定番のメジコン


チョコお菓子の要領で大量に出してペットボトルで飲み干す


意識が遠のいていった


何か心地よい夢を見ていた気がする


ドアの鍵が開く音が気が付いた


ドアが蹴り破られる音


「え?」


そのあと警察と戦った気がする


目を覚ますと病院だ


「大丈夫ですか?」


手足尻尾が縛られていた


「大丈夫じゃないよ」


俺の得意のかいりきで紐を破ろうとしたがびくともしない


気が付くと意識が遠のいていった



目を覚ますと全身の縛りがとけ 牢屋のようなところにいた


「ここは?」


監視カメラがこっちを見ている


全身がしびれて動かない


なんだかよく分からなくなって体を壁に打ち付ける


部屋のなかで壁に体がぶつかる音が反響する


医者が駆けつけてくる


「元哉さん落ち着いて!」


その声も聞こえない


体がボロボロになる

ドアの角で体が出血した感じがした


医師が銃口を向けている


俺は...殺される...


暴れまくった


麻酔銃を撃たれ 壁に拘束された


全身に巻き付く包帯 すべてが赤く変色している


鎮静剤をたびたび打たれながらしばらく過ごしていた


それから数カ月


何とか落ち着いて大部屋に移った


少し後に小さな可愛いドラゴン君が移動してきた


「君の名は。ってね」


かれは竜と言った


いろいろ話した


男の子好きなになっちゃ...悪いかな?


悪くないよね いつか告白しよう


うーん



「そんなに考え込んでどうしたんだよ」


竜の声が聞こえる


そして我に返った


笑顔を返して部屋に戻っていった


「ん?」


俺はラムネだって言っていた薬をガラガラーって飲み干す


飲み物で一気に流し込む

ぐっ


ここで俺は死ぬ




「元哉!元哉!起きて!大丈夫?」


目が覚めるとトイレで便器に顔を突っ伏していた


「ふらふらしてトイレに入って行くから風邪ひいたかと思ったよ」


竜が便器を見る


「ラムネ?じゃないよね?」


「まあ...」


少し去った後にOS1を持ってきてくれた


その前に便所にいないでベッドに戻ってというので


ふらふらしながら戻った


部屋に戻ると部屋が散らかっていた


「大丈夫じゃなさそう」


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