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遊びに

さて 今日はどこにいこう


元哉が朝食を作っている


「おはよ」


「おっす」


いつみても喋らないときの元哉はちょっとこわい


低速wifiで出かけ先をブラウジングする


「なあ 博物館いかね?」


「え? 付き添いが健常者じゃないと追い出されるよ?」


おまえの目には博物館は障害の来るところじゃないんかよ


あれだよ 元哉は1級要介護で おれは何だっけ自分のデータが分からねえ


とりあえず...


「駅行くぞ」


元哉が尻尾を振り回してついてくる


「どこまで行くの?」


東京っていったら驚いた顔で見てきた


「遠くない?」


夜帰ってくる予定だからね


二人はアパートを出て バス停へ向かった


9時の次のバスは4分


黄色塗装のバスが来た


「なんて言うバスなの?」


このバスは U-LR332 っていうんだと説明した


「んで 名前は?」


いちいち聞いてくる元哉もかわいい


「じゃーにーK」


持っていた障がい者用乗車カードをIC読み取り機にタッチした


バスはのんびり駅へ走って行った



博物館に着いた


乗り物系の博物館である


「ふぇぇ」


変な声が出た


いろんな車が展示してある

元哉がある一点をみている


「なんかあった?」


元哉は指をさすとそこには


「カレーライス 火を噴けるかもよ(物理)」


という看板があった


いろんな車を見ながら回っていった


ちょうど空腹になったところで物理放火カレーを食べてみることにした


とくに辛すぎて見る見る水が減っていく


「元哉...お腹ですぎ」


誰か飲み込んだのかと思っちゃうよ


「食べる量が多かったからね」


元哉のげっぷとともに口から熱風が吹きだす


「おいしかった」


もう一度展示を見に行った


元哉も満足


電気の力で動く会場移動カートに乗ってみたら


元哉が重たすぎて動かなかった


「そんな太っちょじゃあないんだけど」


注意書きには身長制限としか書いていなかった


そのあとはバスに乗って駅に戻る所だ


今度は大型バスが来た


「これは?」


残念ですが俺は知りません


元哉が買ったものを眺めている


リクライニングを全開に倒している


気が付くと寝息が聞こえた


「そろそろ駅付くぞ」


二人は駅員がいる改札で乗車券を購入し 


電車に乗った


ピーっていう音を立てながら電車は進行していった


この電車は〇〇行き快速電車ですXXから終点まで各駅に泊まります


二人は肩を合わせながら爆睡した




家に着く前にカレーを食べたので風呂入った後に二人は部屋に戻って爆睡をした




「あれ?もう夜なの?」


ぼくは眠い目をこすりながら夜空を見上げた


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