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【プロットタイプ】冷静に、冷徹に

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/06/17

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

そういう事を、多分思えてしまう。

余りにも物騒なのに、感情が入りにくい。

人間と言うのは、感情メインで話すらしい。特に精神的負荷が掛かった時、『苦しい』『辛い』『しんどい』という事が出やすいらしい。

私の場合はそうではないらしいが。


鏡花が馬鹿であるが、馬鹿ではない。馬鹿な事をする事は大好きであるが、考え自体は馬鹿ではない。取り分け余裕が無くなると、感情よりも理論と思考に飛ぶのが厄介だ。

そんな事を考えながらじっと鏡花の事を見ていると、ふと目が合った。

「どうしたの瑠衣たん。構って欲しいの?」

『死にたい』と最近言わないのは、彼奴自身の精神が安定しているからか。それとも『言う必要はない』と判断したからか。まぁ半々だな。彼奴肝心要の所は言わないから。人のことを信用してるのか、いないのか。いや、信用そのものが、ないか。

「精神は? お前……」

「……」

目を逸らす。

「誤魔化すなよ」

黙り込むのは、珍しい。戯れ言、舌先三寸口八丁で高名に話の腰を折るのが此奴の専売特許であるのだから。だが珍しく黙秘という選択を取った。それ程までに言いたくないのか。

「瑠衣たん。一つも話をしようか。

物凄く疲れた夜があった。その時私は風呂に入った。シャワーを浴びながら考えるのは、希死念慮、自殺志願、他殺志願。あぁ人間って物凄く簡単に死ねちゃうんだな。

死ぬ前に遺書書いて、台所行って、心臓か首を刺そう。それでお終いって。

……あのさ、死ぬ事を重く捕えなかったんだよね。夜にコンビニ行く様なノリで、実行出来てしまうんだなって思ったんだよね。

君は静かにバラエティ見てて、この日常壊すのか。壊したら瑠衣は怒るのかなって」

つらつらと語られるのは、いつの日かの夜の事だった。感情をほぼ交えず『辛い』やら『苦しい』やらを一切言わず、想像した事をただ淡々と語る。

そういう所がある。普段見せてる子供の様な振る舞いは、ただの表であり、真相ではないのだと。本来は冷徹かつ理性的なのだと。だから狂い果ててもこうして留まっていられるのだと。

「……瑠衣は怒る?」

「怒って何になる? お前がそれで自殺やら他殺やら辞めるとでも? 馬鹿な事とは言わない。が、俺だけじゃなく、諭羅を忘れるなよ」


なんか、ね、あのね、

人間って死にたくなることがあるとね、『辛い』『苦しい』『しんどい』が来るんだって。


私そうじゃないの。

脳内に『死』が浮かんで『じゃあ遺書書いて、台所行って、包丁出して、首に当てて。両親はまぁバラエティ見てるから半狂乱になって。私は多分精神病棟に連絡行って』そういうルートが浮かぶの。


もしくは持ってるシャーペンでパワハラ上司の顔やら手を貫くとか。

その人のせいで私は川に飛び込んで死のうとしたし、時間感覚さえ分からなくなるほど、蹲るしかなかった。

そうなるのは、なった人しか分からないよね?

鬱とかそういう系統にならないと。


侵食思考の回数は減ってきたけど、まだ出るんだよね。


ああ、未遂だよ?

だってそれをしたら私が悪いみたいじゃん。

なんで傷付けられた私が悪い方向に向かわなきゃ行けないの?


あとね、軽々しく『死ね』って私言わないから。

本気で『殺す』『死ね』って思わないと言わないから。

今すぐ死んで欲しくないと、言わないから。


『苦しい』という言葉さえ凍結したら、残るのはなんなのかな?

そしてそうなった私を憐れむ人はいるのかな?

そっちばかりかな。気になるのは。

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