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第4話 最弱なのに創造主? 初めての狩りと小さな一歩

初めまして、作者のKeyです。

「最弱なのに創造主?堕ちた世界で、もふもふ家族ができまし!」

を手に取っていただきありがとうございます。

初めての作品となりますので、至らない点が多々あるかと思いますが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

ギャ…ギョー――ビャーッ。


朝、謎の鳴き声とともに目を覚ました俺は、まずリーヴの寝ている寝室を確認しに向かった。


「リーヴ、起きたか?」


リーヴはゆっくりと身体を起こし、こちらを向く。


「ひゃっ……ひゃい! い、痛っ……」


「はは、舌を噛んだのか? 少し話があるから、後でリビングに来てね。」


「はい、すぐ準備していきます。」


リビングの椅子に腰掛け、アーティに確認する。


「アーティの声は俺だけにしか聞こえないのか?」


『はい。ノートを介して主様に直接語りかけていますので、ノートへの接触がなければ誰にも聞こえません。』


「なるほど。じゃあノートに触れていれば誰でも聞き取れるってことか。」


『はい。ただし、それは主様が許可した場合に限ります。』


「わかった。」


「お兄ちゃん!」


「おっ、来たか。そっちの椅子に座ってくれ。これからのことを少し相談しよう。」


「うん、わかった。」


ちょこんと座るリーヴは本当に可愛い。

娘や妹がいたら、こんな感じだったのかもしれない。


「さて、まず大至急クリアすべき課題が二つ。そして今後の目標が一つある。

課題は、食料の確保と森を抜けるための戦力。

目標は、リーヴの両親を探し出して再会させることだ。」


「うん。」


「直近の課題として……朝ごはんと飲み物がない。」


「お兄ちゃん、私ね、少し水が出せるよ?

魔力はいっぱいあるみたいなんだけど、魔法が下手くそだから……少しずつだけど、いっぱい出せるの!」


そう言って、コップに水を出してくれた。


「ありがとう。リーヴはね、魔法が下手くそなんじゃなくて、ちょっと特異な体質なんだ。

外に放出できる量が制限されてる代わりに、身体の中で扱える魔力がすごく多いんだよ。」


「んー、そうなんだ。」


「それでね、俺は逆で体内の魔力が全然ないんだけど……すっごい魔法が使えるんだ!」


「すっごい魔法使えるの? 見たい!!」


「でも、魔力が全然ないから発動できない。

だけど、リーヴの魔力を借りれば放つことができる。

もしよかったら……リーヴの魔力を貸してくれないか?」


「貸す? ごめんね、やり方が分からない……」


「この指輪を左の薬指につけてみて。

これは俺とリーヴの魔力を共有できるアイテムなんだ。」


「わかった!ん……なんか、お兄ちゃんと糸で繋がってる感じ??」


「そうだね。

じゃあ少し外に出て、テストを兼ねて食料を手に入れよう。」


「おぉーー!」


小屋から北東に少し進むと、イノシシ型の魔物がいるらしい。

アーティの情報では、ボアと呼ばれる魔物でイベリコ豚より美味いらしい。

この戦闘でレベルが上がれば、ナイフ程度は生成できるようになるとのこと。

解体経験はないが、アーティが手順は任せろと言っていたので何とかなるだろう。


「リーヴ、ここから少し行くと魔物がいる。俺より前に出ないようにしてくれ。」


「はーい!」


ノートは常に開いた状態で、いつでもアーティに魔法を命令できる。

MPはリーヴから共有してもらい、ノートを手にアーティへ命令する。


……いざ実戦となると、縛りがキツいな。


『主様、30m先。背の高い草薮に隠れ、ボアが二匹います。』


「わかった。」


初めての戦闘は一匹がよかった……。

魔物初見の初戦闘で子どもを連れてとか、どんな状況だよ…でも、やるしかない。


昨日何度も作戦のイメージを繰り返した、大丈夫だ。最初はバインドで動きを止めて、エアカッターで首を狩る。

もし一撃で仕留められなければ、ファイヤーウォールで突進を止めて、サンダーランスで麻痺を付与しながら仕留める。


できれば最初のページコンボで決めたい。

火や雷は素材も肉もダメになりそうだからな。


ガサガサッ。


「リーヴ、少し離れて!」


草薮を掻き分け、牛よりも一回りでかいサイズのボアが突進してきた。


『主様、もう一匹は子どもで、出てくる気配はありません。』


「わかった。バインド!」


右手をボアの足に向け叫ぶと、光の輪がボアの足に絡みつき、5mほど手前で倒れ込む。


距離を詰め、エアカッターで首をはねた。


子どものボアは逃げたようだ。


「はぁ……はぁ……うっ……これ、ちょっとキツいな……」


「お兄ちゃん大丈夫? すごい魔法だったね!

一発でスパッて……すごかった!!」


この子は、この状況を見ても平然としている。

やっぱり環境が違えば、忌避するものも変わるのか。


「あぁ、リーヴが魔力を貸してくれたおかげだよ。」


ここで解体はできないので、最後のページにストックしたウォーターと異次元BOXを使い、汚れを落としてから収納する。

小屋に戻ってから解体しよう。


リーヴはこんな危険な森の中でもずっと楽しそうだ。

これなら、もう少し戦闘経験を積めば森から出ることも可能だろう。


「今日はとりあえず解体して、美味しいお肉を食べて……明日に備えよう。」

最後まで読んでいただきありがとうございます。


皆様の感想が、今後の作品の成長に繋がると考えていますので、どんな些細なことでも構いません。一言残して頂けたら幸いです。


今後ともよろしくお願いします。

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