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プロローグ

「鼻毛魔法、発動!」


 元婚約者の伯爵家の嫡男ランジェロのすました顔が、瞬時に変貌する。その二つの鼻からはぶわっと鼻毛が飛び出していた。テールコートでビシッと決めていたランジェロは、自身に何が起きたか分からず、新婦であるスティアナを見る。


 モテ男で知られるランジェロの、とんでもない量の鼻毛を見たスティアナは、ウェディングドレス姿で、ムンクの叫びのような悲鳴をあげる。そしてランジェロから目を背けた。


 そんな中、淡いラベンダー色のドレスを着た私は、押し殺した声で、再び囁く。


「ヅラ魔法、発動!」


 スティアナのストロベリーブロンドの髪がヅラに変わり、体を動かした瞬間、つるつるになった彼女の頭皮から、ヅラが落下していく。


 この様子を見たランジェロが悲鳴をあげているが、悲鳴をあげているのは彼だけではない。

 披露宴会場全体が、阿鼻叫喚の空間へと変貌していく。


 何が起きたか理解できていないスティアナは、ぎょっとした顔で、床に落ちているストロベリーブロンドのヅラをガン見している。


 やった。やり遂げたわ――!


 みそぎという名のざまぁをやり遂げた私は、その場から立ち去ろうとした。

 だがそこで腕を掴まれ、息を呑む。


 まさか、私が鼻毛魔法とヅラ魔法を使ったことがバレた……のだろうか……!?


 ◇


 断罪終了後の、既に詰んだ後に覚醒した。


 自分が前世持ちの転生者であることを思い出し、ここが乙女ゲーム『薔薇色の恋物語』の世界であると自覚したのは、牢屋の中だった。しかも悪役令嬢として転生していた。


 悪役令嬢と言えば、断罪回避のために奔走するというのに。私は断罪が既に終わってから、自分が転生者だと気が付いた。つまりは回避行動なんてとることもなかった。五人いた攻略対象と接することもなく。いきなり牢屋の中で、前世の記憶を思い出したわけだ。


 現在の私の名前は、ケイト・マリー・エメリック。


 十八歳で通っていた学校を卒業したばかりの伯爵家の令嬢で、金髪縦ロールに碧眼の、典型的な悪役令嬢……とは少し違う。ケイトはクラスでも目立たない陰キャだった。一人で静かに読書するのが好きで、弁が立つわけではない。喜怒哀楽を強く出すこともないので、目立つことのない地味令嬢。


 そんな彼女がヒロインの攻略対象となる、伯爵家の嫡男であるランジェロ・ジャック・エールの婚約者に選ばれたのは……家が隣同士の幼馴染みだったからというのは、建前。完全にゲームのご都合設定に他にならない!


 乙女ゲーム『薔薇色の恋物語』には攻略対象が五人いて、攻略対象ごとに悪役令嬢がいるという、珍しい設定だった。騎士団長ルートで登場する悪役令嬢は、公爵家の令嬢で、彼の婚約者。それこそ典型的な悪役令嬢だ。その美貌に反し、性格は悪く、騎士団長攻略ルートを選んだヒロインは……。大変苦労する。


 初心者向けの、難易度低めの攻略対象が、ランジェロだった。


 クラスで人気ナンバーワンのモテ男・ランジェロの攻略ルートに登場する私、ケイトという悪役令嬢は。陽キャ全開のヒロインに、あっさりランジェロを奪われてしまう。陰キャのケイトより、陽キャのヒロインに、ランジェロはすぐに気持ちを持っていかれるからだ。


 この設定はゲームそのままのようで、ケイトは早々に婚約破棄された。しかもランジェロが、婚約破棄による違約金を払わないで済むように仕組んだ罠により、ケイトは犯罪者へと仕立てられてしまったのだ。


 つまりはこういうこと。


「被告ケイト・マリー・エメリックは、原告ランジェロ・ジャック・エールという婚約者がいながらも、自身の屋敷に仕える従者と不適切な関係を持とうとした。さらにランジェロ氏の学友であるスティアナ・マレットのことを毒殺しようとしている。未遂ではあるが、殺人を企てるのは、重大な犯罪。本来、死刑という判決が出てもおかしくないところではあるが、エール伯爵家とマレット男爵家の温情、エメリック伯爵家の長年に渡るこの国への忠誠、そしてケイト令嬢が十八歳になったばかりであることを加味し、終身刑という判決を下す。婚約は勿論、解消とする」


 自身の屋敷に仕える従者と不適切な関係を持とうとした――なんてこと、陰キャのケイトができるはずがない。この従者はランジェロに買収され、嘘の証言をしたのだ。今はエメリック家の使用人をやめ、ランジェロの屋敷に仕えている。この現状はどう考えても怪しいのに、これがまかり通るのは……ここが乙女ゲームの世界だからだ。ヒロインは私ではない。スティアナ。すべてが彼女のために有利に働く。


 スティアナに毒を持った――そんな大それたこと、ケイトができるはずがない。覚醒した際、私はケイトの記憶をすべて目にした。


 学校の裏庭。そこは建物の影となり、冬は肌寒く、夏は涼しいが、暗いので陰気臭い。藻がたっぷり生えた池があり、生物の授業で稀に訪れることはあるが、それ以外で滅多に生徒は来なかった。


 でもそこにあるベンチは、ケイトにとってはオアシス。誰にも邪魔されずにのんびり読書ができるからだ。そしてそこには花壇があり、その世話をしている長身の下級生がいた。ブラウンの髪に分厚い眼鏡をかけ、放課後、黙々と制服にエプロンをつけ、土いじりをしている。その姿に安心できるのは、彼が地味令息であり、仲間と思えたからだ。彼はケイトが二年生の時に姿を現し、初対面の時に一度、短い会話を交わした。


「何を栽培しているのですか?」とケイトが問い、彼は「とある花の品種改良をしているのです」と答えた。「それは大変そうですね。集中する必要もありそうです。頑張ってください」「ありがとうございます」――その後は、同じ空間にいてもお互い無干渉で過ごすのがなんとなく心地よかった。


 だが卒業式を控えたあの日。その下級生――ヴィンと名乗った地味令息が、なんだか興奮気味にしていた。それを見たケイトは「どうしたのかしら?」と思い、珍しく声をかけたのだ。すると……。「水色のスズランを作れないか、ずっと研究していました。そしてついに……成功しました!」そう言って、花壇を指さす。


 ヴィンがこの二年間。毎日のように花壇を訪れ、世話を焼いていたのを、ケイトは知っていた。何を育てているのかは分からなかったが、何かを熱心に育てているとは思っていたのだ。まさか自然界では存在しない、水色のスズランを育てていたなんて。思わず「おめでとうございます!」とハグしていた。


 ヴィンは、ケイトが突然抱き着いてきたことに、とても驚いていた。それでも嬉しかったのか、素直に喜んだ。自分のことではないけれど、喜ばしい気持ちが高まり、私にしては珍しく「この二年近く、天気が悪くて私は読書せず帰る日もありました。でもヴィンは悪天候に関係なく、本当に毎日、よく頑張っていたと思います。成功、おめでとうございます!」改めてそう声をかけていた。


 するとヴィンは私の言葉に感動してくれたようで「ありがとうございます。その……記念に……良かったら、受け取ってください」と言って水色のスズランをケイトにプレゼントしてくれたのだ。


 珍しい花。ありがたく受け取り、この日は読書をせず、帰宅することにした。


 すると……。


 ヒロインであるスティアナと談笑しながら歩くランジェロと、渡り廊下でバッタリあった。スティアナはケイトが持つ水色のスズランを珍しがり、欲しがったのだ。だがケイトが拒むと、ランジェロが無理矢理ケイトの手から水色スズランを奪い取ろうとして――。


 ランジェロに突き飛ばされ、ケイトが尻もちをついたところを、教頭先生に見られてしまった。すると咄嗟にランジェロとスティアナは、演技を始めたのだ。ケイトがスズランを無理矢理スティアナに食べさせようとした。スズランには毒がある。ケイトがスティアナを害そうとしていると気づき、突き飛ばしたと。


 このランジェロのとんでもない嘘を、教頭先生は信じてしまう。なぜならランジェロはクラスの人気者で、伯爵家の序列の中で最上位のエール伯爵家の嫡男。学校にもたんまり寄付をしていた。ケイトの実家であるエメリック家は、序列としては中のやや下。学校への寄付だってそこまでしていない。それにゲームの神様が微笑むのは、いつもヒロインだ。


 その結果、ケイトは殺人未遂の疑いをかけられた。さらにはスティアナとランジェロで、前々から計画していたのだろう。従者との不適切な関係を持とうとしていた件まで持ち出され、徹底的に叩きのめされた。


 ああ、乙女ゲームの世界って、悪役令嬢には容赦ないよね……。


 そしてケイトは……心がズタボロになった。いくら無実を訴えても、家族すらケイトを見捨てた。ケイトはエメリック家で大切に育てられていたわけではない。スティアナ同様の陽キャの妹アイーダがいて、両親はアイーダを溺愛していたのだ。


 もうすぐ学校を卒業だというのに、騒動を起こし、卒業式にも出ることもなかった。一応、書類上は学校を卒業したものの。裁判が終わると同時に牢屋に入った娘に、ケイトの両親は愛想を尽かしていた。


 ケイトが深く、深く、傷ついた時。眠っていた彼女のもう一つの人格とでもいおうか。前世での記憶が甦り、私が覚醒したのだ。


 私は乙女ゲーム『薔薇色の恋物語』の一人のプレイヤーに過ぎなかった。どうしてこの乙女ゲームの世界に転生していたのか、死の瞬間の記憶はない。ただ、気づいたらもうこうなっていたのだ。仕方ないではないか。受け入れるしかない。


 私自身は陰キャでもなければ、陽キャでもなかった。周囲からは竹を割ったような性格と言われ、割とさばさばしていた。


 ということで改めて自分の状況を確認する。


 覚醒したのは断罪終了後であり、私はこの牢屋に、恩赦でも受けられない限り、ずっと閉じ込められることになっていた。


 いや、いくら悪役令嬢でも、無実の罪で投獄はないでしょう。ゲームをプレイしていた時、まさかケイトがこんなヒドイ設定だとは思わなかった。可哀そう過ぎるよ、ケイト。


 牢屋は地下牢ではないので、じめじめもしていないし、格子の窓もある。簡易ベッドだが清潔感もあり、本棚に机に椅子もあった。一応、貴族が入ることを踏まえた、きちんとした監獄なのだろう。


 だからと言って、十八歳にて。ずっとここの牢屋で過ごすなんて、冗談ではない。


 そこでそう言えばと思い出す。


 ケイトに唯一優しくしてくれた使用人がいた。乳母だったキャシーの娘で、メイドとしてエメリック家に仕えていたのだ。名前はアンリ。確かアンリは呆然自失のケイトに「牢獄の沙汰も宝石次第と聞いています。身一つで牢獄に入ることになりますが、これがケイトお嬢様を助けることになりますから。我慢して、飲んでください」と言われた。そして言われるままに……飲んだわよね、何かを。


 その何かは……翌日の午後に発見された。詳しくは……想像に任せる。ともかく、ここを逃げ出すのに役立ちそうな物――宝石が手に入った。こうして私は三つの宝石を使い、脱獄を果たした。牢獄の沙汰も宝石次第――これは真実だった。

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