鉛筆社会は短い方が偉い
鉛筆社会は、小さいほうが偉い。
それだけ長く使われている証拠だからだ。
もう、指でつかめないくらいの長さは、とてもすごい。
長生きの長老って感じだ。
反対に長くないのは偉くない。
ぜんぜん使われてないって証拠だから。
だから若造とか小僧って感じ。
あっ、小娘っ感じでもあるか。
鉛筆にも人間と同じように、性別があるからね。
もしも君が文房具思いの優しい人ならば。
どうか僕らを思って、使っておくれ。
机の奥とかに放置してある鉛筆はどしどし、削ってほしい。
僕らが偉くなるには、長さが邪魔になるからね。