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童話・児童書などまとめ

鉛筆社会は短い方が偉い

作者: 枯谷落葉



 鉛筆社会は、小さいほうが偉い。


 それだけ長く使われている証拠だからだ。


 もう、指でつかめないくらいの長さは、とてもすごい。


 長生きの長老って感じだ。


 反対に長くないのは偉くない。


 ぜんぜん使われてないって証拠だから。


 だから若造とか小僧って感じ。

 あっ、小娘っ感じでもあるか。


 鉛筆にも人間と同じように、性別があるからね。


 もしも君が文房具思いの優しい人ならば。


 どうか僕らを思って、使っておくれ。


 机の奥とかに放置してある鉛筆はどしどし、削ってほしい。


 僕らが偉くなるには、長さが邪魔になるからね。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 短い鉛筆は持ちにくくなり、あまりかっこよくは見えませんが、 それだけ使われたということですからね。地位が上がるのも納得です。 家に長いまま使われていない鉛筆がありますが、 彼らは「もっと…
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