【書籍化決定】魔法学園の大罪魔術師
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「なぁ、聖女様? いつになったら帰るの?」
「ふぇ? 私はユリスがいる限り帰りませんよ?」
魔法という物が世界に浸透しているこの世界。
それなのに、魔法が使えず普通な生活を送っていた少年がいた。
名をユリス・アンダーブルクという。
成人したての彼は辺境領主の一人息子であり、いづれ領地を継ぐ者である。
魔法の才は全くないが、それでも貴族として恥じないような生活を送っていた。
……それでも、魔法が使えない少年にとって、この世界は息苦しい。
故に彼は考えた。
「魔法が使えなくても、別の物を使えるようになればいいんじゃね?」
そして、彼は編み出す。
体内の魔力を使い世界に干渉する魔法とは違い、空気中にある魔力を使い世界に干渉するーーーー魔術を。
更に、彼は七つの大罪ーーーー傲慢、強欲、嫉妬、色欲、憤怒、暴食、怠惰の名に関する魔術を極めることが出来た。
しかし、それは幼少期の話。
今となってはーーーー
「ユリス、起きてください! 朝ですよ、朝なんですよ!」
「……後4時間寝かせてくれ」
「4時間は寝過ぎですよ!?」
こうして、普通の日常を送るようになった。
しかし、普通とは程遠い。貴族ではあるが、この日常は些かおかしいのだ。
「セシリア……聖女なのに、ここにいていいわけ?」
「いいんです! 私はユリスと一緒にいたいのですから!」
世界に平和と恩恵をもたらす女神。
それに仕える教会の、最高クラスの聖職者ーーーー聖女。
その国に一人いれば安泰だと言われる存在の彼女が、何故かこんな辺境の地にいる。
端から見れば異様な光景。周りの貴族も黙っちゃいない。
そんなユリスとセシリアに、辺境領主である父親から、ある日こう言われた。
「お前達、これから魔法学園に通いなさい」
「……俺、魔法使えないのに?」
これは魔法が使えないのに、魔法学園に入学させられたユリスと、聖職者最高峰の聖女であるセシリアが、学園で色んな出来事に巻き込まれていく物語!
「魔法が強い? ……それは傲慢じゃないか?」
※カクヨムでも投稿していますので是非!
「なぁ、聖女様? いつになったら帰るの?」
「ふぇ? 私はユリスがいる限り帰りませんよ?」
魔法という物が世界に浸透しているこの世界。
それなのに、魔法が使えず普通な生活を送っていた少年がいた。
名をユリス・アンダーブルクという。
成人したての彼は辺境領主の一人息子であり、いづれ領地を継ぐ者である。
魔法の才は全くないが、それでも貴族として恥じないような生活を送っていた。
……それでも、魔法が使えない少年にとって、この世界は息苦しい。
故に彼は考えた。
「魔法が使えなくても、別の物を使えるようになればいいんじゃね?」
そして、彼は編み出す。
体内の魔力を使い世界に干渉する魔法とは違い、空気中にある魔力を使い世界に干渉するーーーー魔術を。
更に、彼は七つの大罪ーーーー傲慢、強欲、嫉妬、色欲、憤怒、暴食、怠惰の名に関する魔術を極めることが出来た。
しかし、それは幼少期の話。
今となってはーーーー
「ユリス、起きてください! 朝ですよ、朝なんですよ!」
「……後4時間寝かせてくれ」
「4時間は寝過ぎですよ!?」
こうして、普通の日常を送るようになった。
しかし、普通とは程遠い。貴族ではあるが、この日常は些かおかしいのだ。
「セシリア……聖女なのに、ここにいていいわけ?」
「いいんです! 私はユリスと一緒にいたいのですから!」
世界に平和と恩恵をもたらす女神。
それに仕える教会の、最高クラスの聖職者ーーーー聖女。
その国に一人いれば安泰だと言われる存在の彼女が、何故かこんな辺境の地にいる。
端から見れば異様な光景。周りの貴族も黙っちゃいない。
そんなユリスとセシリアに、辺境領主である父親から、ある日こう言われた。
「お前達、これから魔法学園に通いなさい」
「……俺、魔法使えないのに?」
これは魔法が使えないのに、魔法学園に入学させられたユリスと、聖職者最高峰の聖女であるセシリアが、学園で色んな出来事に巻き込まれていく物語!
「魔法が強い? ……それは傲慢じゃないか?」
※カクヨムでも投稿していますので是非!
大罪に寄り添う聖女と救済の邪教徒
プロローグ
2021/01/01 00:00
ユリスとセシリア
2021/01/01 09:00
アンダーブルク子爵家
2021/01/01 18:00
教皇からの手紙
2021/01/02 09:00
教皇からの手紙
2021/01/02 12:00
ユリスは魔法学園の入学を決意する
2021/01/02 18:00
王都に向けて
2021/01/03 09:00
王立魔法学園
2021/01/03 12:00
無能の少年の入学試験
2021/01/03 18:00
アナスタシア公爵令嬢
2021/01/04 09:00
暴食
2021/01/05 09:00
エルフの少女
2021/01/06 09:00
ミラベル
2021/01/07 09:00
ユリスは、大切な人と友達を傷つける者を許さない
2021/01/08 09:00
ズラかります
2021/01/09 09:00
試験が終わり帰宅
2021/01/10 09:00
試験の合格、そして我が家の家宝
2021/01/11 09:00
いきなりのアウェー
2021/01/12 09:00
教会と公爵からの褒賞
2021/01/14 09:00
同居人
2021/01/15 09:00
(改)
自己紹介
2021/01/16 09:00
実力と才能
2021/01/17 09:00
大罪の魔術師 対 S級冒険者
2021/01/18 09:00
大罪の魔術師対S級冒険者————決着
2021/01/19 09:00
食堂にて一騒動
2021/01/20 09:00
エミリア・ラピズリー
2021/01/21 09:00
報復は大罪の名の元に
2021/01/22 09:00
(改)
王女のお願い
2021/01/23 09:00
男達の密談
2021/01/24 09:00
師匠と弟子
2021/01/25 09:00
あれからとそして
2021/01/26 09:00
邪教徒
2021/01/27 09:00
強欲
2021/01/28 09:00
邪教徒の目的
2021/01/29 09:00
魔の手
2021/01/30 09:00
現れる存在は罪深く、少女を守る
2021/01/31 09:00
全てを守る事は強欲で、その代償は唐突に
2021/02/01 09:00
大罪の魔獣
2021/02/02 09:00
次に相対するのは
2021/02/03 09:00
セシリアとユリス
2021/02/04 09:00
エピローグ
2021/02/05 09:00
裏切り者の吸血鬼と大罪の弟子
プロローグ
2021/02/06 09:00
(改)
セシリアに対する恋慕
2021/02/07 09:00
本日の自習
2021/02/08 09:00
武闘祭とは
2021/02/09 09:00
ミラベルと一緒に
2021/02/10 09:00
アクセサリー
2021/02/11 09:00
弟子からのプレゼント
2021/02/12 09:00
追想〜ミュゼ・アルバート〜
2021/02/13 09:00
それぞれの前夜
2021/02/14 09:00
武闘祭選抜戦
2021/02/15 09:00
第一グループ
2021/02/16 09:00
第二グループ
2021/02/18 09:00
聖女と勇者
2021/02/19 09:00
馬車にて
2021/02/20 09:00
聖女として
2021/02/21 09:00
王城の屋根にて
2021/02/22 09:00
訪れる
2021/02/23 09:00
強欲の魔獣
2021/02/24 09:00
上空での攻防
2021/02/25 09:00
それぞれの衝突
2021/02/26 09:00
ユリスと対峙するのは
2021/02/27 09:00
聖女と勇者と対峙するのは
2021/02/28 09:00
大罪の魔術師と四魔将の幕引き
2021/03/01 09:00
魔族の姫と対峙するのは
2021/03/02 09:00
勇者と聖女の対峙は終わり、そして────
2021/03/03 09:00
ユリスの対峙は続く
2021/03/04 09:00
それぞれの撤退と
2021/03/05 09:00
守りたい者が側にいるなら
2021/03/06 09:00