02 プレ・プロローグ2
話を組むための筆者の備忘録、イメージに近いです。正直読み飛ばしておk
02 プレ・プロローグ2
さて、サラリーマンが転生して幼女に擬態して日々過ごしているわけだが、私の種族はエルフ、となっている。
父親のダイン・ルビーライトがヴァンパイアとヒューマンとのハーフ、母親のエレナ・ルビーライトがエルフ、その子供の私の種族はエルフになっている。これは私が生まれた時に助産に来てくれた近所のエルフお姉さんがこの世にある「識別」の魔法に私をかけてみて、その結果がエルフ、というわけだ。「識別」の魔法で分かるのは、名前、種族、性別、年齢、職業くらいで、しかも簡単に読み取りをレジストしたり偽証できる。私が自分で使える魔法「鑑定」で自分を鑑定すると
*********************
名前:エレナ・ルビーライト
種族:測定不能-[エルフ]
性別:測定不能-[女]
年齢:測定不能-[6]
職業:商人見習い
賞罰:天界に在住経験あり-[なし]
称号:測定不能-[魂の祝福、精霊の加護、預言者、天界の使者]
~~中略~~
装備:エルフ族の一般女児服
物理耐久:F/F
精神耐久:S/S
魔力:S/S
筋力:D
精神力:C
対物理性能:G
対魔法性能:B
俊敏性:D
器用さ:E
知力:B
魔力運用効率:S
発動可能魔法種:測定不能-[火魔法、水魔法、風魔法、土魔法、光魔法、闇魔法、浄化魔法、汚染魔法、回復魔法、支援魔法、付与魔法、召喚魔法、時空魔法、古代魔法、無属性魔法、生活魔法、複合魔法、固有魔法(エルフ種、吸血鬼種)]
*********************
という感じである。測定不能というのは、この世界の一般常識で当てはまるものが無い、又は定義されてない項目で、鑑定結果の簡易表示の注意書きに注釈があった。[括弧]になっている部分はとりあえずの評価とか、表面上の評価らしい。この後に鑑定するときに考えを変えて、例えば体重は?と考えると体重がでたりする。鑑定者の識りたい事と、鑑定魔法の識別能力とかが色々関わり合って結果に反映されている風である。どうやら世界についての知識は天界でなんやかんやあった何者かの物であるらしい、というかほとんどがコイツのせいだろうな。おっさんである「俺」が転生したのもコイツが何か絡んでいるのではないかと踏んでいる、が今は良く分からない。サラリーマンしてた時もなんで生まれてきたとか、仕事する意味とか生きる意味とか考えなかったし、人生そんなもんなんだろう。