5話
19〜22少し大人になりました
たぶん完結しないんだろうなぁ〜なんて思いながらダラダラ書きます。頭の中で世界一個作るの難しすぎる…
5話
他の4匹いるゴブリン達も鑑定したが、平均レベル8くらいだった。
今日倒したゴブリンも恐らくコイツらの仲間だったのだろう。
あれほどの殺意だし仲間が殺されたことを称号の効果で感じ取ったリーダーが、群れの精鋭を引き連れて俺を殺しに来たって感じだろうな。
幸い すばやさ は俺に分がある、遠距離から各個撃破していき数が減ればなんとか逃げる事くらい出来るかもしれない。
そうと決まれば早速行動だ、相手もこちらに向かって走っているから距離はそう遠くない。
このくらいの距離ならあの方法が使えるはずだ。
そう考えた俺は、近くに落ちてた手頃な大きさの石を手に取った。
「これでもくらえ!」
そう言って俺は、手に持った石を思いっきり投げつけた。
「よし!当たったな」
(112経験値と320ゴールドを獲得しました)
レベル2のときよりもさらに威力が上がり、レベル8のゴブリンが一撃で絶命する。
ホブゴブリンの防御力は俺の攻撃力よりも高いから、当たってもそれほどダメージが入らないかも知れない。
そう思ってゴブリンを狙ったが上手くいったな。
次の石を手にして狙いを定めようとしたが
「流石にそう上手くは行かないか...」
命の危機を感じたゴブリン達は、森の木々に身を隠してしまった。
このままではジリジリと距離を詰められ包囲されてしまう、すぐさま逃げに転じた方がいいだろう。
俺はアイテムボックスに手頃な石を数個入れ、森の出口を目指して後退する。
順調に後退して行き森の出口に差し掛かろうとしたとき…
「くっそ!それはねぇって!!」
俺はそう叫びながら真横に飛んだ。
ホブゴブリンが、俺がやったように石を投げつけてきた。
幸いなことに常に後ろに気を配っていたから、すぐに回避することができたが今のはやばかったな...目の前の木に石がめり込んでやがる。
(スキル『危機感知』を獲得しました)
スキルの獲得を告げる声が脳内に響きわたる。
危機感知・自身に向けられた敵意、殺意、危機を感知することができる
スキル獲得前と比べ、後方から発せられる殺気がより鋭く感じられるようになった。
「ここからどうするか...」
スキルを獲得したことにより俺の生存確率が高くなり、少しばかり余裕ができた。
「っ!?」
殺気が二手に分かれ距離を詰めてきた。
片方の殺気はそれほど脅威に感じない。
恐らくゴブリンとボブゴブリンに分かれて、挟撃しようとしてるのだろう。
ゴブリン達とボブゴブリンの距離がある程度離れたところで、俺はゴブリン達に向かって走り出した。
一気ゴブリン達の元まで行き、そのままの勢いで剣を振るう。
(84経験値と240ゴールドを獲得しました)
続け様に残りのゴブリンにも剣を振るう。
力任せの一撃で頭が陥没する。
(126経験値と360ゴールドを獲得しました)
(126経験値と360ゴールドを獲得しました)
(レベルが1上がりました)
立て続けに脳内に経験値獲得のアナウンスが鳴り響く。
名前 レン(21)
Lv 4 next 980
HP 480
MP 480
物理攻撃力 485(銅の剣+5)
物理防御力 490(皮の鎧+5)(木の盾+5)
魔法攻撃力 480
魔法防御力 480
すばやさ 480
運 54