2話
あらすじとか考えずてきとーに、ぶっつけ本番で書いてるんで、その内ボロが出てくると思います。
(推しのVの配信がいっぱいあって投稿が遅れるかもしれないです)
【やあレン、そっちの世界はどうかな?】
そんな陽気な声で目を開ける、するとそこには見たことのない幻想的な風景が広がっていた。
空に浮かぶ城に二つの太陽、羽の生えた空飛ぶトカゲ、全容がわからないほど大きな樹。
どれも、日本にはなかった光景に、異世界に来たことを実感する。
【この世界は気に入ってもらえたかな?ここから君の新たな人生が始まるんだよ!】
「あぁ、気に入ったよ、カイ」
【……これは、チュートリアルみたいなものだと思ってほしい、君の声はこちらには聞こえない、だから今から言うことをちゃんと聞いてね】
聞こえないのか...
少し寂しいな。
【これでも僕は、神様だからね色々と忙しいのさ】
本当に聞こえないのか疑問に思ってきた。
だけど神なら俺の思考を予測して回答してくるかもしれないな...
【そうだね、僕は神だからね!レン、まずはステータスと唱えてほしい】
........あまり気にしないようにしよう。
「ステータス」
名前レン(21)
Lv1 next 100
HP150
MP150
物理攻撃力150
物理防御力150
魔法攻撃力 150
魔法防御力 150
すばやさ150
運 51
スキル
なし
ユニークスキル
言語理解アイテムボックス
取得経験値倍加 成長限界突破
鑑定 隠蔽
称号
異世界人
【どうだろう?これが君のステータス、神からの特典だよ。
この世界の人間はレベル1毎に各ステータスが100ずつ上がる、運だけは1ずつで上限が100、もちろん例外もある。
重要なのはユニークスキルと称号、この世界の住民は何かしらユニークスキルを持っているんだ。
これは神がみんなに与えるもので、最低一つ多い子でも三つとかだから君は特別なんだよ?
称号はステータスを上げ下げする、神に認められた業績を成した者に送られ、良い業績で得られた称号はステータスを上げ、逆はステータスを下げる。稀にその称号にあったスキルを獲得することもあるよ。
この世界は、Lvを上げれば誰でも一定の強さを得れる、だけど日頃の行い次第でさらに上を目指すこともできるんだ!
通常のスキルは、日々の鍛錬で覚えた技能を神がスキル化させたもの、自分で考えた技でも神に認められたらスキルになるよ。】
誰でも強くなれる世界か…いいな!やってやろうじゃねぇか!!この世界で一番強くなってやるよ!!!
【次は、実際にスキルを使ってみようか。
まずステータスの各項目を鑑定してみてほしい】
「あぁ、鑑定」
HP・生命力、この値が0になると死んでしまう。
MP・魔力、魔法やスキルを使うときに必要な力。
物理攻撃力・数値分の物理ダメージを与える。
物理防御力・物理ダメージを数値分減らす。
魔法攻撃力・数値分の魔法ダメージを与える。
魔法防御力・魔法ダメージを数値分減らす。
すばやさ・動く速さ高ければ高い程速く動ける。
運・高ければ高いほど自分にとって都合のいいことが起こりやすい。
言語理解・ありとあらゆる言語を理解し扱える。
アイテムボックス・容量無限の倉庫、出し入れにMPを消費する。
生き物、他人の持ち物は入れられない。
鑑定・この世のありとあらゆるモノの詳細を知ることができる。
隠蔽・自身に向けられた鑑定の効果を阻害する、常時発動可。
まぁ、ここら辺はお約束だな。
取得経験値倍加・敵を倒したときもらえる経験値が倍増する。
成長限界突破・Lvの上限をなくす。
人よりも早く、どこまでも強くなれるってことか……オ◯わくわくすっぞ!
称号:異世界人・各ステータスの初期値を+50、運以外のステータスをLvアップ毎に+10
・・・・・・
「ふっ、まるでチートだな」
......敢えて声に出してみたけど虚しいな。
【ふふっ、どうかな?僕からの特典は気に入ってもらえたかな?】
「めちゃくちゃチートじゃねぇか!何が強すぎる力で世界をめちゃくちゃにされたら困るだよ!!」
【あははははは、確かにチートかもしれないね、だけどこの世界には考えられないほどの鍛錬を積み重ねてきた強者がゴロゴロいる。日本で生まれ育った君には、これくらいしないと厳しいと思ったんだ、君には死んで欲しくはないからね】
「てめぇ、やっぱり俺の声聞こえてるだろ!!」
・・・
・・・・・・
【さぁ次でチュートリアルも終わりだ!アイテムボックスの中に剣や防具、旅に必要なアイテムを入れておいたから確認してね。】
こいつ無視しやがったな・・・
「...えーと、アイテムボックス」
初級装備一式旅用品一式
銀貨100枚 指南書
【まずは装備を装着してしてほしい】
「ああ、わかった」
そう言って俺は、装着を着け始めた。
・・・・・・
「出来たぞ」
俺はアイテムボックスに入っていた初級装備、銅の剣、皮の鎧、木の盾、リュックを装備した。
【着け終わったら、その近くにモンスターがいるから、戦ってみて】
戦ってみてって...ちょっといきなり過ぎないか?
まぁ、チュートリアルだし、そんなもんなのか?
「で、どこにいるんだ?」
そう言って俺は、辺りを見渡した。
(ぷるぷる)
!?
ここから少し先にザ・スライムと言う感じのモンスターがいた。
「鑑定」
種族 スライム
ランク G
Lv3 next 40
HP6
MP6
ユニークスキル
酸弾
やっぱりスライムか...
【見つけたかな?】
【モンスターは神が作った、この世界を維持するための存在だ、倒すと経験値とお金がもらえるよ】
「ゲームみたいだな」
ドラ◯エみたいな世界だな。
【そうだね、そんな感じに思ってくれて構わない、だけどこの世界で死んでしまったら、それは本当の死だ。決して無茶はしないでほしい】
......そうだよな、ここはゲームじゃない。地球と同じように生き物が住んでる現実の世界なんだよな。
「ああ、気をつけるよ」
ちょっと浮かれてたかもしれない。
俺は一度命を落としてこの世界に来たんだ、命の大切さはちゃんと知ってるはずだ…
ここから先は・・・
「気を引き締めないとな」
そう呟き、俺はこの世界で初めての戦闘を体験する。
次は戦闘とチュートリアルの終わりまでやって初めての街(村)に行こうかなと思ってます