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エッセー《問》

ねえ、『腐女子』『腐男子』と名乗る諸君!

作者: こさじ


 私が初めて男性同士の愛を知ったとき、それを好む人が『腐』のつくものだとは知らなかった。ウィキでみたらば1990年代末に腐女子とネットに使われていたとありましたが、まあ、幼いときであったのでとある漫画の二次――同人誌には書いていなかった。(同人誌ってのも知らなかった)

 今では『腐女子』『腐男子』が主人公なりで登場する作品はよく見かけますが、その存在は当時私のなかではいなかったのです。


 いたのは、愛し合う人達でした。


 それで、『腐女子』という言葉を知ったのは大人になってから、それが普通であると何も考えずに受け入れるぐらいに見かけるようになってからでした。「自分も『腐女子』だわ〜」と。


 でも、疑問に思ったんです。


 疑問に思ったのは最近ですけど…自分の初恋が同性の女であったなぁと、成長する過程での他者を認識する一部ではなく、純粋にその人が好きだったということに今更ながら気付いたときに、「好きな気持ちは『腐』の付くものか?」とそれまで当たり前だと思っていた言葉に疑問を持つようになりました。


 そして、当然の如く使う、同じく同性愛の作品を読む人達にふと聞きたくなった。


 何を以って『腐女子』『腐男子』また『貴腐人』やら他にもあるかもしれませんが、『腐』を付けるのか? そこにはどんな意味を詰めて、楽しそうに(そう捉えられるように)「私は『腐女子(腐男子)』です!」と書いているんだろうか、と。

 

 人を好きになる、エロの対象にする(なる)、それは人から『腐っている』と書かれる・言われるようなことだろうか……


 『腐女子』『腐男子』と名乗る諸君――


 あなたのその『腐』にはどんな意味が詰まっているのでしょうか?


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