表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/96

プロローグ:とある少女の繰り返される出来事(ねがい)


【あらすじ】


ーーいつも、結末は全て同じ。


彼女は自身の願いを叶えるために、時に学生として、時に冒険者として、同じ時空間を何度もループを繰り返す。


全ての選択肢も反対の選択肢に変えたりするも、結末は変わらない。


彼女は願い、繰り返す。


だがある日、繰り返しすぎた反動か、否か。世界は歪みを見せる。


それは、今まで彼女が見たことのない景色を彩り、未来も結末も変わり始めーー……


「彼の未来も、私との関係性も変化してる……?」


繰り返されながらも、今までに見たことのない世界で、少女は動く。


大切な少年を幸せにするために。




 空と大地が赤く染まる。

 火は炎となり、その場にいた者たちを襲う。


「早くっ、早くっ、私たちを外へーー」


 逃げ惑う者。


「早く、こちらへーー」


 避難誘導する者。


「なんでっ……」


 そして、涙を流す者。


「なんでっ、またっ……!」


 それは、慟哭。


 同じことを何度繰り返した?

 今回はどこを間違えた?

 何故、同じ結果になる?


 たとえ聞いても、尋ねても、答えてもらえるわけがない。彼らは真実を知らないのだから。

 仮に話したとしても、こんなこと信じてもらえるわけがない。


「ダメだ」


 ふらりと立ち上がる。


やり直さないと(・・・・・・・)リセットしないと(・・・・・・・・)


 手の甲にある時計のような印に目を向け、時計の針を回すかのように、針が回る部分であろう中心と数字の記された間をなぞりーーそして、告げる。


「時をーー」


 空間をーー

 全てをーー


「“リセット”!」


 無に返す。


 だから、次は、次こそはーー


「私の願う結末を、見せてくれないか?」


 それが、私の願いだから。




続きません


プロローグだけです


2014.05.04 割込投稿



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ