勇者になる!(読み切り版)
もともと漫画用の文章ですのでご理解ください。
勇者「なんでテメェ等が敵なんだよ?!」
カイタ「しかも冒頭からだしね・・・。はぁ・・・。」
さつき「そこっ、遺書を書き始めるな!!」
アサミ「強敵勢揃いってとこ?」
狂死「アハハ、ちょっとした訳ありでね~www」
勇者「ぜってーお前の気まぐれだろうが!!」
絞屍鬼「・・・うだうだ言っている暇があるのか・・・?」
狂死「フフ、では行きますよ。」
姫「ドコ行くの?私も行きたい。」
勇者「姫ちゃんあぶなーい!!」
ザシュッ!(←効果音
―――事の発端は1年前まで戻らないととても説明できるものじゃない。
・・・長くなるけど付き合ってね。
=1年前=
勇者「何ぃ?魔王が復活しただと?!」
カイタ「え?え?どゆこと??」
狂死「まぁ、言った通りのことだよ(笑)。」
アサミ「なんでそれをアタシ等だけに教えるのさ?」
狂死「うん、それはね・・・」
勇者「よぉぉっしゃあぁぁぁーーーーー!!
とうとう俺様の名を世界に轟かせ
恐怖の底へ突き落とすチャンスが到来したー!!」
さつき「やかましぃ!!」
狂死「・・・ってことなんだ~www」
カイタ「え?話が全く聞こえなかったんですけどもう一度いいですか?」
狂死「面倒くさいな~。だから~・・・・」
勇者「そうと決まれば早速ぶっ殺しに行ったるでー!」
さつき「どこ弁だよ!!」
狂死「・・・って言ったんだよ~。」
アサミ「全然聞こえなかったのさ・・・。
もうこれはさつきのせいさ。
魔王の前にさつきを始末するさ。」
勇者「お、珍しく意見があったな。」(・∀・)ニヤッ
さつき「え?え?状況が全く読めないんですけど。
なんで二人してこっちに向けてタメ撃ちしようとしてんの??」
勇者&アサミ「死ねぇー!!」
さつき「ギャー!!」
―――あとからもう一度聞くと、
ずいぶん昔に封印していた魔王がお約束で封印を破ったらしいです。
今はまだ行動を起こしていないから安心できる状況だけど、何かがあってからじゃ遅いから、
クラスC以上の僕たちでとっとと魔王の居場所突き止めて来いやー!!
ということだそうです。
・・・それからすぐに僕は遺書を書いた。
そして旅に出た。
其壱
カイタ「はぁ、なんでくじ引きで班決めするのかな~?
しかも目的地まで勝手に決まるし。」ハァ
Λ(ラムダ)「そんなことを言っても仕方がないだろう。
愚痴を言っている暇があるなら魔王が
隠れていそうな施設や遺跡、洞窟へ向かうぞ。
俺たちは確認しないといけない場所が
一番多いんだからな。」
カイタ「Λ君は元気だね。羨ましいよ。」
Λ「なぜ気を落とす?
やっと能力を存分に発揮できるいい機会ではないか。」
カイタ「そうだけど~、魔王だよ。魔王。
もし見つけちゃったらどうするの?
死ぬ確率高すぎるでしょ。」
Λ「?」
「見つけたら連絡をすればいいことだろう?
死のリスクなどどこにある?」
カイタ「こっちが見つけるってことは、向こうも見つけるってことでしょ。」
Λ「安心しろ。そんな失態はしない。」
カイタ「ダメだこりゃ・・・。」
其弍
さつき「って、ここはどこだよー!!」
姫「わーい、雪だー。」
τ(タウ)「うわ、テンションガチ下がり・・・。
なんで俺がこんな極寒の地に・・・。」
さつき「って、あんたは誰だよー!!」
τ「俺か?俺は・・っと、τとでも呼んでくれ。
今回あんたたちに同行する事になった。」
さつき「?。(何今の間?)
まいっか。じゃあ、一応よろしく・・って、
姫!雪にシロップをかけるな!!」
姫「さつきちゃんも食べる?美味しいよ。」
さつき「もう食べてるし!!
やめてよ~、あんたに何かあったらあたし勇者に殺されるよ~。」
姫「大丈夫だよ。問題ないよ。」
さつき「あんたがいることが問題なのよ!!」
τ「(日が暮れそうだな・・・・。ってか寒い。)」
其惨
アサミ「なんでこなところにこなんのがいるのさ?!」
ζ(ゼータ「キャー、キタコレー!!」
ドラゴン「グルルルルルルル・・・。」
アサミ「っく、退路も尻尾で塞がれたのさ・・・。」
ζ「ここで一生過ごしてもいい!」
アサミ「アンタは落ち着くのさ。
そして鼻血を止めるのさ。」
ζ「ドラゴンを目の前にして落ち着いていられるわけないでしょ!!」
ドラゴン「ギャオース!!」
ゴォォォォォ(←ファイヤー!
アサミ「倒さなきゃ出られそうにないさ。」
ζ「安心なさい。私がやるわ。」(←光りだす
アサミ「な、何するきさ?」
其肆
勇者「うぉぉー、姫ちゃーん!!」
μ(ミュー)「やかましい。」
勇者「ってか、てめぇは誰だ?」
μ「話聞いてなかったかよ?
まぁ、いいわ。私はμ。
先生からあんたがたとの同行を命じられたからきた。」
勇者「μだぁ?んな名前は聞いたことねぇな。」
μ「これはコードネームだ。
所属は高等部1年。
今言えるのはこれくらいだね。」
勇者「あ"ァ゛?おい女なめてんのかコラ?」
μ「無駄口を叩いている暇があるのなら
さっさと行くぞ。」
勇者「チッ」
其伍
親父ぃ「おい、聞いたぞ。探索に出したんだってな。
しかもご丁寧に生徒会メンバーを4人も
引っ張り出して。」
狂死「あれぇ?どこから入ってきたんですか~?
一応セキュリティーは世界銀行並みなんですけどね~(笑)」
絞屍鬼「・・・待て・・・。
・・・なぜお前が知っている・・・?
・・・課外授業として公表したはずだ・・・?」
親父ぃ「親が子供の行動を盗さtいや、観察するのは当たり前だろう!!」
沙界「言い直しちゃお終いですよ。」
トッ(←降り立つ?
狂死「あれぇ?絞屍鬼先生はともかく沙界先生と黑午先生までどうしたんですか~(笑)」
黑午「チッ」ガラガラ(←開けドア
狂死「盗み聞きは良くないですよ~。」
絞屍鬼「・・・それで、何しにきた・・・?」
親父ぃ「いや何、この科学の時代に魔力を感じたもんでな。ハッハっハっ!」
黑午「おい、狂死。何がバレないって?
おもいくっそバレてんじゃねぇか。」
狂死「そりゃ、この人にはバレるでしょう(笑)」
沙界「まだできていないハズの【ワープ装置(仮)】
なんて嘘ついて各大陸に飛ばしましたからね~。」
親父ぃ「おい!まさか極寒の地マスーア大陸に
勇者を飛ばしたわけないよな?!
あいつは寒いのが大の苦手なんだ!!」
絞屍鬼「・・・本音はそれか・・・。」
狂死「大丈夫ですよ~。
くじ引きでスパーレ大陸を引き当てましたからね。」
親父ぃ「ホッ。良かった~。」ホッ
「・・しかし、
生徒会を4人も付けるとはどういうことだ?
まさか本当に魔王が復活したのか?!」
狂死「あなたには何を言ってもバレそうなので
言っちゃいますよ。
出血大サービスですよ。」
黑午「待て!!」
狂死「なんですか~、も~。」
黑午「お前今「出血大サービス」っつたよな?
誰を生け贄に捧げるつもりだ?」
狂死「アハ☆バレちゃった。
でも生贄は言いすぎですよ~。
ただの犠牲ですよ~(笑)」
黑午「もっとダメだろうが!!」
沙界「まったく、空き教室を血まみれにしないでくださいよ。
学園100不思議が完成してしまいますから。」
狂死「アハハ、面白そうだね~。
・・・っと、」ジャキン!(←首筋ピタリ
絞屍鬼「・・・早く本題に入れ・・・。」
狂死「はいはい。じゃ、始めまっす。
・・・今のところ報告できるのは、
一、魔王が復活したのは確か。
二、探索機を出したが全てロスト
三、よって、子供たちによる調査
四、同時に生徒会メンバー残り20人による
88の神殿の調査及び監視。
って、ところかな~。」
親父ぃ「お前らは島のこともあるから動けない。」
狂死「いえいえ、正しくは
私たちには子供たちのような能力がないから
動いたところで無駄なだけですよ~。」
親父ぃ「どの口が言うか。
魔法はもう絶滅しているはずなんだがな?」
狂死「さぁ?なんのことでしょう(笑)」
親父ぃ「まぁ、いいさ。んじゃ、邪魔したな。トウッ!」
沙界「・・・ここ、地上20メートルはありますよね・・・。」
黑午「普通なら死んでいるな。」
狂死「さすが、と言うべきかな~(笑)」
絞屍鬼「・・・どの意味でだ・・?」
狂死「わかってるくせに~。全部の意味でだよ~(笑)」
階下では血まみれになって転がっている
親父ぃの姿が・・・
しかも血文字で【出血大サービス】(←ハートマーク付き
しつこいですが漫画用の文章です(笑)
一応読み切り版で書いているので話がブッ飛んでます。
飛びまくりです。急展開です。わけがわかりません。
しかも書き途中です。作者は何をやっているんでしょう。
閑話休題
漫画が出来上がったら即どっかにUPしますのでお待ちください。
そして気が向けばここでも続きをUPしていきます。
では皆様からの罵詈雑言の嵐をお待ちしております(o・・o)/