表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな幼馴染は既婚者子持ち  作者: hitorigasuki


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/44

第39話 腐れ縁

 わたしはそのまま、蒼くんの家に泊まった。美亜には事前に連絡していた。次の日、蒼くんは朝から授業があったが美亜と待ち合わせた場所まで送ってくれた。


「嬉しかったけど、心配やし、次からはちゃんと連絡してや?」

「うん」

「てか寂しいわ、ありえんぐらい」


 不思議だ。まだ、わたしの膣には蒼くんとのエッチの名残がある。あの後、気づくと眠っていて、ふたりでシャワーを浴びて、それから蒼くんが作ってくれたパスタを食べた。そしてベッドでいちゃいちゃして、気づくと朝になっていて、またエッチをした。


 わたしは幸せでいっぱいになりながら、美亜と新幹線に乗った。美亜は色々と観光していたようだ。都馬くんには会えなかったらしいが、CDショップで大きなポスターを見つけてたくさん写真を撮っていた。


 帰り道、奏也からのメールに気づく。


《久しぶりに会おうやー》

《いいよー》


 2回生になり、いよいよわたしたちは20歳になった。蒼くんとは相変わらずだ。ただひとつ変わったのは、会うとエッチするようになったということ。ホテルでエッチをして過ごした。


 駅まで蒼くんを見送る。抱き寄せられてキスをする。それから、わたしは文香たちと待ち合わせた、イタリアンに向かった。それから店を移動して、ボーリングに向かう。


 わたしと類斗はボールを探す。


「ゆりちゃん、元気してた?」

「うん、まあ。類斗が引っ越し急にしたからびっくりしてんで」

「ああ、まあ。急に離婚決まってそっからあっちゅうまでさ。ごめんごめん」

「結婚おめでとう」

「ありがとう、ゆりちゃんは?」

「わたしは……」


 類斗に知られたくない気持ちでいっぱいになっていた。さっきまで蒼くんと一緒にいたというのに。


「大学やったら出会いあるやろ」

「類斗は学校は?」

「一応、あっちでサッカーしててんけど怪我して。それからは子供とかにサッカー教えたり、てきとうにバイトしたりよ。まあ、やっと就職できて、車の中古車販売の営業やけど」

「それで結婚決めたんや」

「まあな」


 わたしだけだったんだ、やっぱり時間がとまってたのは。わたしのボールを持ってくれた、類斗を追いかける。背中を見ながら、もう絶対に離れたくないと思う。


 気持ちの上書きはやっぱり出来ない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ