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部屋にて意見が纏まりお昼は召喚でとの意見になった。お祖父様は引っ越しの準備で忙しいのだろう。父様は弟さんでいっぱいいっぱいで母様を探す事は無い見たいだな…。なんだろうな…。やるせない気持ちだ。あっちの屋敷で誰か来たら分かる様にはしているから。多分、母様も姉様もへルックもバルフも気付いているのだろう。兄様はまだ幼いからな。ま、神様からのステータスが凄かったので信用、信頼は出来る人だ。それを抜かしても接していて大丈夫だと分かるからな。父様より母様を選んだんだろう…。
まいったなぁーと考える…。妻や子供達より弟を取るとは…。レオパルド様達やアルカナ様やシェーンはシュヴァルツ公爵を訪ねてやって来るだろう…。父が違うラジュと夫が違う叔母様、父も母も違うリト。父には懐いていると母様が言ってたな。あ、父は一緒なのか…。そこは記憶ない方が幸せになれるんじゃないだろうか??突破口が見いだせない。考えていた事が口に出てたみたいで皆同じ様に考えたらしい。
「くちにでてたみたい…。ところでいっさいってなにたべれるかな?」
「大人と同じは無理ね。」
そう母様が答えた。お子様ランチならいいかな??
「なにたべたい?」
「そうね。たべたことのないやつがいいわ。」
「僕も。」
「母様はお肉が良いわ。」
「私もです。」
「私も。」
姉様、兄様、母様、バルフ、へルックの順に答えたので大人はステーキセット子供はお子様ランチを召喚してみた。それらをローテーブルに置き皆で食べ始めた。ココは魚にしてみた。満足そうに皆たいらげた。満腹だ。飲み物を皆飲み寛ぎ始めた。
「レオパルドさまたちとアルカナさまとシェーンにステータスからメッセージおくってみようかな?」
「あらいいんじゃないかしら?」
姉様の言葉に皆頷いてステータスから皆にメッセージを送ってみる。
「ちょっともんだいはっせいしてるからもしシュヴァルツこうしゃくにむかっているならちかくになったられんらくしてとメッセージをおくった。」
「いいとおもうわ。」
「確かに。僕も良いと思うよ。」
「母様もよ。」
「私もです。」
「私も。」
姉様、兄様、母様、へルック、バルフと答えていった。
「こっちけっかいとおんみつかけたからとうさまたちはいってこれないから。」
「あら!そうなのね!」
母様はホッとした様子でそう言った。完璧冷めてるよ…。ピコンピコンピコンとなりステータスを確認すると皆了解との事だった。
「みんなりょうかいだって。ちかくなったらこっちのやしきにしょうたいする。」
「いいとおもうわ。」
「確かに。今屋敷ヤバイからね。」
「母様も賛成よ。皆に嫌な思いさせたくないもの。」
「しかしながらとうさままじやばいな。かあさまいない、こどもたちのようすもみにこない、へルックやバルフがいないのもきがつかないとかおわってる。」
「母様もそう思うわ!!」
「わたしもそうおもうわ。」
「僕も何か冷めた。」
「私もです。」
「私も同じ気持ちです。」
「かみさまにメッセージおくってきおくけしてステータスももとにもどしてもらう?かあさましだいだけど…。かあさまがけっこんしたことしってるひとも。」
「そうね!私は冷めたわ!きおくもステータスも頼んで良いわよ!!此処までほっとかれると思わなかったわ!!」
ステータスから神様に迷惑を送る。叔母様とラジュとリトは前世の記憶も消して貰う。勿論父様もだ。それから母様が結婚した記憶も消して貰い私達の存在も消して貰いステータスも元に戻して貰う。それから子供部屋と母様の物バルフやへルックの物も消してくれるようにお願いしてみる事にする。多分だが叔母様達は帰っただろうから。
「かあさまはそれでほんとうにいいの?」
「えぇ、良いわ!!」
母様の覚悟は決まったみたいだ。ピコンと音がなり見てみると神様からだった。少しウィンクルム国を弄りらしい。それは今向かっている人達が来てから。更に違う公爵にお祖父様と母様がなる事になるみたい。旦那は故見たい。そうなればお兄さんとは違くなるが叔母様とも血の繋がりが無くなるけど…。公爵14侯爵10伯爵12子爵8男爵7だ。新しい公爵はお祖父様が継ぐ形になるらしい。それを皆に説明した。
「わたしはかまわないわよ。」
「僕もかな。」
「母様もよ。姉様には幸せになって欲しいしね。」
「私も大丈夫です。」
「私もついていきます。」
姉様、兄様、母様、バルフ、へルックが答えた。故って事は2年前位に亡くなった事になるのか?でもそれだと母様に子供がいるのはなって来てる出来る。母様だけになればお祖父様達も若返る事になるな。
それにしても叔母様、ラジュ、リトも会いに来ないっていう事はそういう事なのだろう…。記憶戻っていないとか?それを皆に聞いたら確かに…となった。母様もバルフもへルックも何も言われていないらしい。おかしいな…?




