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絶対許さねー!  作者: 氷嚢ミゾレ
第二章
51/59

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 翌朝目が覚めてトイレに行き見たらバルフとへルックはいなかった。姉様達は寝ている。部屋の鍵が空いていたので台を運んで鍵を閉める。時間を見ると6時半だった。仕方ないので来ていた服を着替える。勿論動きやすい格好だ。それから低くい洗面台に行き歯磨きして顔を洗いタオルで拭いてからベビーローションを顔に塗った。そうしてると兄様もトイレに起きて来た。


「ルーは起きていたんだね。」


「さっきトイレにおきたからきがえしてはみがきしてかおあらった。それからかぎあいてたからしめた。バルフとへルックいなかった。」


「そうなんだね。僕も着替えして顔洗いして歯磨きするかな?」


 兄様がそう言ったのでタオルを渡した。


「ルー母様よ!開けてくれないかしら?」


 母様の声が聞こえたので兄様が鍵を開けた。それから直ぐ閉めた。


「おはよう。クソ女のせいで昨日は疲れたわ!バルフとへルックに聞いたのよ。最悪じゃない!あのイカれ女!今日は母様もここにいるわ!!」


 母様はご機嫌斜めの様だ。


「かあさまたいへんだったんだね。きがえする?」


「えぇ、ここから出ないから楽な格好にするわ!」


 それから母様が着替えを始め姉様はトイレに起きて兄様は顔を洗いに行った。


「かあさまにもざっしとほんあげるから。みんなのステータスみたらくうかんまほうとそうぞうまほうとしょうかんまほうつかえたからじぶんだけのやしきやへやをつくってみることにした。」


 そして母様にも渡す。母様は着替えを終え楽な格好になりパラパラと本や雑誌を見始めた。姉様も着替えをして顔を洗いに行ったので慌ててタオルを渡した。


「あら、皆昨日ステータスを見せ合いしたの?」


「うん。オープンつければほかのひともみれるしマップもさくせいした。じぶんたちしんようできるひとはあお、ふつうはみどり、どちらでもないきいろ、きけんはあか。」


 そう説明して自分のマップを出し母様を青にした。母様がステータスを見せてくれた。



 名前 フルール・シュヴァルツ

 種別 女

 種族 人間

 年齢 19歳

 職業 ?

 体力 ?

 魔力 ∞

 属性 全属性

 生活魔法 契約魔法 召喚魔法

 精霊魔法 創造魔法 結界魔法

 幻影魔法 アイテムBOX

 マジックバック マップ


 スキル

 鑑定 観察 隠匿 隠蔽 体術 剣術

 拳闘術 蹴脚術 短剣術 暗器術 捕縛術

 無音術 気品 錬金 釣り 水泳 大剣術

 解体 採掘 採取 調合 多重思考 話術

 乗馬 拷問術 疾空 跳躍 瞬足 看破

 暗歩 隠密 身体強化 反射 解除 魔力操作

 全自動回復 全感知 全察知 全耐久 全耐性

 遮断 料理 裁縫 園芸 錬金 調合 全上昇

 察知 怪力 大剣術 魔力操作


「かあさまもすごいね。かくさないとね。」


 そう言い隠す前と隠した後のステータスを見せた。兄様と姉様も見せた。


「あら、皆凄いじゃない!私もルーの様に隠匿と隠蔽の重ねでステータスを弄るわね。」


 そうして皆ステータスを弄り始めた。ココは遊び場に行って遊んでいる。


「へルックとバルフはどうしたの?」


「お客様の相手をしてるわよ。早くあの女帰らないかしら?前から頭イカれてたけど更にイカれてたわ!理由を聞いて納得したわね!」


「なんで父様の弟、そんな相手と結婚したの?」


 兄様が母様に訪ねた。


「領地が近くて兄の助けになると思ったんでしょうね。それにあの女の親前公爵達はまともだったのよ。だからあの女に公爵を継がせないで弟に継がせたのよ。それにあの女も弟に一目惚れしていたしね。けど、違かったのね!確かに少女脳って言うか妄想の中に生きてるって言うか、えぇ、本当に思った事を悪気なしに簡単に口に出すわね!頭可怪しいのよ!自分自身大した事ない感じなのに!!」


 母様は本当に苛ついている見たいだ。兄様も姉様も話を聞いてドン引きしている。やはり会いたくない相手だと3人で頷いた。


「へルックです。お食事をお持ちしました。」


 へルックが来たので母様が鍵を開ける。バルフもいた。食事をローテーブルに置いていく。それを皆で食べ始めた。私はへルックに手伝って貰いながらだけどな…。ローテーブルでも椅子がないと駄目だからな。牛乳を召喚してコップに入れて飲む。


「ルーは何飲んだんだい?」


 兄様が聞いて来た。


「ぎゅうにゅう。せのびるため。あとぺたんこなおすため。」


 そうしたら皆欲しがったので皆に上げた。皆美味しと飲んでた。へルックもバルフもだ。


「レオパルドさまたちきてはちあわせたらそのひとかえらなくならない?ほんとうのおうじさまだから。」


「確かに!!それは危険だわ!あの女絶対絡むわよ!!」


 母様がそう言った。本当に嫌いなんだな。リト大丈夫なのかな??


「リトたちだいじょうぶなのかしら?」


 思っていた事を姉様が言った。


「弟、父様には懐いているけど母親には懐いてないわね。あれは。皆色々話したいけどあの女がいるから微妙な雰囲気になってるわね。顔の良い男がいたら直ぐ絡むしね!多分姉様も怒っているわよ!」


「おばあさまのだんなさんやとうさままでからまれたの?」


「えぇ、そうよ!それだけじゃなく使用人にもよ!!父様と母様の引っ越し出来なくなってるわ!!」


 ありゃりゃー。それは大変だな。


「レオパルド様達来たら居座るわよ!あの女!!それに顔良い使用人と関係あるって言ってたけど皆顔で選んでいるわよあの女は!誰と関係を持ってるのか分からないわ!」


 リトには悪いけどそれは嫌だ。それにしても少女脳は凄まじいな…。






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