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アロンが聞いて来た。
「魔法って属性とかあるだろ?」
「うん。基本、無、火、水、風、土五属性で良いと考えてるよ。それに、光、闇、氷、雷って感じで。それに生活魔法、神聖魔法、空間魔法、精霊魔法、付与魔法、契約魔法、結界魔法、創造魔法、転移魔法、幻影魔法、重力魔法、召喚魔法とか…。それにその人にあったスキル等が加わる型。」
「成る程な。良いじゃねーか。」
話ながら紙に書いていく。ハドルド様も紙に書いていた。
「で、組織図だけど、そこは王様やハドルド様達の方が詳しいと思いますが、王族、王様がいて、宰相様がいて、内務官と外務官と法務官と…後なんだろ?財務大臣、内務大臣、外務大臣、法務大臣、軍務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、後は魔法省が出来るのかな?軍務には軍師がいて、参謀長官まぁ、国家の秘密を練る頭の良い人がいて、諜報や影等を纏めると考えれば良いなかな?後鑑定師も出来るのかな?後は補佐がいて、文官がいる型かな?軍は将軍がいて、騎士団長それぞれがいて、兵士がいる。後は王族専用の近衛師達がいるのかな?それに傭兵等も加わるのかな?考えられるのは上げて見たけど…、後は分かんないかな?」
「成る程、成る程、クレア嬢はかなり頭が良いな。」
「えぇ、そうね。」
「その人達は絶対貴族じゃないと駄目って理由じゃなく強さや国や王達への忠誠心、頭の良さで決めた方が良いと考えてます。大臣の子供が必ず大臣になるとかでは駄目かと。」
「確かにそうですね。貴族だけだと国は腐りますね。父親が良くても、必ず子供迄良いとは限りませんから。」
ハドルド様がそう言った。
「教会が物を言う世界になるんだと思います。神を信じるとなると…。教会は大聖堂があり神殿があり教会があり礼拝堂があるのかな?教皇がいて、大司教がいて、司教がいて、司祭がいて、神官がいて、修道士や修道女がいる型になるのかな?」
「成る程。確かにな。」
王様は頷きハドルド様はメモしていた。因みにに考えながらトーリと共に紙に書いている。
「それから、民達は、農民がいて、農略家がいて、漁師がいて、領主がいて、町長がいて、村長がいて、各ギルドが出来るのかと。冒険者ギルドや薬師ギルドや商人ギルド等。それから商人がいて、服屋がありデザイナーがいて、雑貨店があり、肉屋があり、八百屋があり、パン屋があり、魚屋があり、宿屋があり、武器屋があり、防具屋があり、宝飾店があり、飲食店があり、今度は魔道具店や薬草屋や魔石店も出来る型になりますね。執事や侍女や侍従や料理人や庭師や御者やそれぞれの職人や大工、家具職人、魔道具師、薬師、等色々な店や職人もあったりいたりするかと…。更に奴隷も出て来ると…。犯罪奴隷や借金奴隷等、働いて罪を償ったりお金を返して行ったり。奴隷商人も出来るのかと。それから盗賊や山賊や海賊や暗殺者等も出て来るのではないかと…。
ギルドはギルド長、ギルマスや副ギルド長のサブマスやギルドの職員も出て来る型になると思います。あ、船を操縦する人や船長や乗組員もいますね。」
「成る程。いやー、来て良かった。」
「えぇ、そうね。」
王様と王妃様がそう話した。
「確かに楽しそうな世界だな。」
「僕もそう思うー!」
「私も聞いてて感心しました。」
王子達がそれぞれそう話した。
「私は書く事が大変だったのですが?誰も手伝ってくれなかったじゃないですか。」
ハドルド様が王達にそう言った。
「いやー、悪かったな、ハドルド。」
王様が笑いながらそう話した。
「で、考えたのですが高ランクの冒険者達の中に冒険者や商人や薬師や教会や貴族等を調べれる組織の人間がいれば良いと考えます。悪い事を考える人間は何処にでもいますからね。絶対記憶の持ち主だったり直ぐ打ち解けられる人物だったりきちんと誇りを持つ者が…。だからギルドの総本部をウィンクルム国にと考えています。まぁ、表の活動しながら裏の活動って事になりますが…。悪い人達をウィンクルム国になるべく置かない様に神に願いたいです。」
アロンが話出した。
「確かに…良い考えだと思うぜ!」
「確かに俺も良いと思う。」
「僕も!」
「私もです。」
王子達がそう言った。
「それから皆さん、名前を置いてく事になるので新しい名前を考えて頂けたらと思います。」
皆一同に考え始めた。
「姉様、考えたの?」
トーリが質問して来た。
「うーん…。何個か候補は考えてる。」
「えー、僕のも考えて欲しい!」
「うーん…。私は光を意味するルーチェか、星を意味するステラか月を意味するルーナかな?トーリは光を意味するリヒトか星を意味するノワールか夜を意味するヒンメルやノーチェは?」
「じゃあ僕はリヒトにするから姉様はルーチェね!!」
「あら、母様のも考えて欲しいわ。」
「母様は花を意味するフルールとかは?」
「あら、良いわね。」
「あら?姉様のも考えて欲しいわ。」
ネリー姉様が参戦して来た。
「ネリー姉様は星を意味するステラは?」
「あら、良いわね。それにするわ!」
「私のも何かないかしら?」
王妃様も参戦して来た。
「王妃様は美しいを意味する、ガミーラ、グラジュスは?」
「あら、嬉しいわね!グラジュスにするわ!」
「叔母様もお願い!」
「お祖母様もお願いしたいわ。」
叔母様とお祖母様が参戦して来た。
「叔母様は母様と同じで花を意味するフロース、ブルームお祖母様は優雅を意味するグレイス、輝きを意味するセラスは?」
「叔母様はブルームにするわ!」
「お祖母様はグレイスにするわ!」
「ベランカにもお願いします。」
ベランカが参戦して来た。
「幸せを意味するルッカ、へルックは?」
「私はへルックにします。」
女性陣とトーリは決まった。




