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あれからボーッとしながら色々考える。なんで愛し子?なんか不幸だらけな気がするんですけど!?死んだり蘇ったり意識失ったり狙われたり、なんか平凡に生きたいんですけど?愛し子とかいいから普通に生きたいんですけど!まぁ、気絶のお陰?で色々思い出したから良いけど…。
「大丈夫姉様?疲れたの?」
トーリが心配そうに見て来た。
「まぁ、起きてから色々あったからね。でも大丈夫だよ。」
王城で父様に色々暴露されてるとは知らずそう答えた。
「でも、心配だよ。起きたばかりでしょ?」
「トーリに大分心配かけちゃったね。でも声のお陰で起きる事が出来たんだ。有難うね。皆にも心配かけてごめんね、と有難うだね。」
ネリー姉様も話かけて来た。
「あんな奴のせいでクレアが傷付けられたんだからもう頭に来たったらないわよ!しかも自分は被害者だと言うばかりで罪を認めない。あんな奴にクレアは勿体ないわ!」
「僕もそう思う!!」
トーリも参戦して来た。
「アハハ!でも勘違いしたまま過ごすより良かったのだと思う。ミースも早く気付けば良いけどね。」
「あれは無理よ!被害者だと思い込んでるただの馬鹿だから!もう一度本に願えば叶うと思っている事自体間違いだわね!子供いるのだから何時までも子供ではいられないわ!」
「確かに、そうだね。大人にならなきゃいけないよね。ミースは人間としても父親としても男としても成長しなくちゃいけないね。」
「僕もそう思うよ!」
「あら、トーリの方が大人ね。」
「そうだよ!僕大人の男だから!」
「ブフゥー!!」
ネリー姉様と吹き出したらトーリは拗ねてしまった。
「なんで笑うの!僕だって色々知ってるんだから!」
話を聞いていた大人組が吹き出した。
「皆、失礼だよ!!僕に対して!!」
「姉様は子供でいたいなー。」
「あら、私もよ!」
「じゃあ2人は僕が護ってあげるね!」
話を聞いてた大人組がまた吹き出した。
「皆酷いよ!!笑わないでよ!!」
「母様の事も護ってね。」
「叔母様よ!」
「お祖母様もよ!」
トーリは色々言われ拗ねてしまった。
「一応本は私の願った世界にして来れるって言ってたけど皆はお願いないの?多分1番先に産まれるのはお祖父様とお祖母様でしょ?」
お祖母様が話出した。
「魔法ってどんな感じの世界か少し想像つかないけど皆揃ってるなら私は良いわよ。ただミースはきちんと責任取らせたいけどね。産まれてくる子供に罪はないから。それにはクレアに対する執着心をどうにかしないといけないわね。」
「確かに。私も皆がいれば先に産まれても頑張れるぞ。」
お祖父様がそう話した。
「大まかな事紙に書き出した方が忘れないよね。例えば多種族はどんな感じの者達がいるか、魔法はどんな感じかとか世界地図見ながらサフラン国と離れた場所の国を描くとか。貴族で産まれるのか平民で産まれるのかとか。どんな仕事につきたいのかとか。」
「クレアの言う通り確かに纏めていた方が分かり安いわね。何歳に記憶を思い出すのかとか。」
母様がそう話した。
「父様とアロンの意見も聞かないとだけどね…。」
「そうね。あの2人の意見も聞かないとね。」
母様がそう話した。
「パウエル、世界地図ってある?」
「はい。少しお待ち下さい。持って来ますから。」
パウエルはそう言うと世界地図を取りに向かった。
「トーリ、紙とペン取ってくれない?」
「分かった!」
トーリは机から紙とペンを取ってくれた。
「父様達そろそろ帰って来ないかな?」
「そうね。そろそろ夕食になるから帰って来るんじゃないかしら?」
噂をしていたら父様とアロン達が帰って来た様だ。何やら騒がしいが…。
「父様達帰って来たし皆は一旦食事して来たら?」
「僕は姉様とここで食べる!」
「クレア嬢様地図を持って来ました。」
パウエルから地図を受け取る。母様が話出した。
「クレアとトーリの分はここに用意させるわね。後は食事しに行きましょうか?」
皆分かったと言い食事に向かった。私は地図を見てわーお!サフラン国って国々に囲まれてるじゃん!全部敵国だったりして…と思った。トーリも地図を見てくる。あ、そうだったトーリ王子だったから少しは知ってるんじゃないかと思い質問する。
「トーリが王子だった頃周り全て敵国だったりした?」
「周りというか国々全てから良く思われてなかったと思うよ。その前の王の時から滅茶苦茶だったからね。王族、貴族は絶対偉い、民を蔑ろにする様な王だったからね。」
「確かにそうだったかも知れない…。うっわー最悪じゃん!!それに馬鹿王子とベレッタが王、王妃になったんだから滅茶苦茶どころの話じゃないね。」
「うん。僕、あの2人大嫌いだったからね。アロン達は敵国各々に情報流してたから僕は途中で命かけたから、あの後どうなったのか、どの国が攻めて来たのかは知らないけど。」
トーリと地図を見ながら話してたらパウエル達が食事を運んで来てくれたので一旦辞めてからご飯を食べ始めた。




