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明日の駅

作者: 檸檬

朝に飲む水出し紅茶の合間から透き通るよにゆれていた



弓を引くきみの眼差しに射抜かれた的はずっとこの胸に在り



運休で待つ駅の喫茶の窓とグラスに流れる雨や汗や




広島駅二階に繋がる路面電車は真っ直ぐに走る今も街を



消えぬ憎しみと彫られた石にぶつかり乗り越えられよう私の傷はと



人で在ったのにと言葉無き世界、今在る命を生きてゆきたい



恨んでも一線上を走る電車のように何かを運んで明日へ



瀬戸大橋を越えてゆく郷愁の海の血潮がさざめくように




























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