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プロローグ

 こんにちは、この小説界に革命を起こす作品を制作する小烏 暁です。

プロローグを読んでもらって面白そうだと感じてもらえると嬉しい限りです

何も・・・見えない・・・何も感じない・・・


 男は暗く、何も見えない世界に佇んでいた。


「・・・マ・・タ・・・!・・」


 どこからともなく声が聞こえる。


 何か・・・聞こえる、俺を呼んでいるのは・・・誰だ・・・?


「目・・・覚まし・・・マス・・・!」


 この声・・・男の知ってる声・・・でも・・思い出せない、頭にモヤがかかっている。


「一体誰なんだ、俺を呼んでるのは・・・」


 すると、辺りから女性の声が響き渡る。


「・・・・旦那はんを裏切ったドールズの娘の声やで」


 別の声が男の疑問に答える。


「・・・あぁ、そうか・・・そうだったな・・・」


 その瞬間、目の前には黒い髪に黒い振袖をまとい、吸い込まれそうな紫色の瞳が妖美ようびにきらめく少女が・・・そこに立っていた。


「旦那はん・・・旦那はんの隣におるべきなのは、私だけで十分や、あんなドールズの事はもう忘れて私と一緒に・・・・」


 男の元へゆっくり近づき、耳元でささやく彼女の声、その声がなんともいえない心地の良い声だった・・・・


「そうだな・・・なぁ、『れい』」


「はいな、旦那はん」


「お前は、ずっと俺のそばにいてくれるか?」


 零と呼ばれる少女は妖美な顔をしながら答える。


「安心しておくれやす、私は、旦那はんのそばにずっといんす・・・でもその前に・・・」


 彼女は目を逸らす。


「あぁ、分かってる・・・あのドールズを」


 男は一言間を置いて零に答える。


「破壊する」



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