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1 スーパースター 5
@ロッキー・マル・リボン邸内 書きおき
ロッキー、もう一度やりなおしたい。
@ロッキー・マル・リボン邸内
もう夜中の十二時になるというのに、社長から緊急招集がかかった。一応のホワイト企業というていなので、夜一八時には社内は誰もいない。こんなことが起こったのは正直、初めてのことだ。
プール付きの豪邸に入ると、中ではものものしい空気がただよっていた。警官が事情をききながら顔を青ざめさせている。世界的大スターがこんなに取り乱して号泣しているのだから、今写真をとれば国宝級だろう。でも彼は仕事を忠実にこなしている。
ロッキーさん、もといロッコ・ルティーニさんは、なにやらわけのわからない叫び声をあげて泣き叫んでいた。
「こんな顔は初めて見た……」
僕はロッキーさんの横に座って、ポカーンと見ている。すると藍がティッシュを持ってきた。
「ロッキーさん、痛いほどよくわかります」
「ああ~~~~~!!!!!あのどぎどうずればあがfdsgwrマルぢゃあああああああああああああああああああああああああ」
「よし、よし」
「だああああああああああsふぁsがhjtryくl」