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転生して五行属性者になっちゃった  作者: カナト
グロリペンス学園の章~大会本編~
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生と死の大会.13(ロイ=ペン対ペイル=ヴァン)

まさかの事にビックリだ。

俺もヴァンも口が開いたまんまだな。


「う、浮いてる。」

(空も飛べるのこの世界!?え、俺も飛んでみたい。)


って、そんな事言ってる場合じゃないぞ。

まさか空を飛んであの上級スキルから逃れるとは思いつかなかったわ。


「ま、、まさか風の五行属性で空を飛ぶスキルがあるとは・・・。」

(あ~。ヴァンのヤツ、かなり魔力を消費した上にペンのスキルを見て少し戦意喪失しているな。)


あの空を飛ぶスキルも簡単なスキルではないだろう。

それを考えるとペンもかなり鍛錬をしたんだろうな。


「くそ。だが俺はまだ諦めんぞ!」


「さぁ行くよ。ヴァン君。」


ふむ。ペンの右肩辺りに魔力が集まっている。

あそこがペンの五行紋がある部分か。


風欠ふうけつ!」


(ん?何だ?何か違和感が・・・。)


ペンが唱えたスキルの詳細は分からないが、突然俺的に違和感を感じた。

何て言うか身体の周辺が重たいっていうのか。


(だんだん息が苦しくなってきたぞ。もしかして酸素が薄くなってるのか?)


少しこの場から下がろう。

って、セリア先生はすでに場内から出てメッチャ下がってるし!


(おいおい。先生なら下がる前に生徒の俺にも一声かけるだろ。)

って俺も急いで後ろにダッシュ!

闘技台から離れたおかげか、身体の重さや息苦しさがなくなった。

(ふ~む。このスキルってまさか・・・。だとしたらヴァンに勝ち目はないぞ。)


「な、何だ。このスキルは・・・。息が苦しい・・・。ま、負けてたまるかぁ・・・。」

ヴァンはまだどういうスキルか理解できていないって感じだな。

まぁ俺も憶測の範囲だから何ともいえんけど。

(それにしてもすごい執念しゅうねんだ。う~む。俺も見習わなくては・・・。)


「うおぉぉぉ!炎槍えんそう!」


ヴァンは左手から炎を出し、自分の倍の大きさもある炎の槍を作り出しペンに放った。

(火炎槍よりも強力そうだな。もしかして上位版か?)


あの攻撃がペンに当たれば勝機はあるかもしれないぞ。


(ボシュン・・・。)


だが、「炎槍」は届かなかった。

ペンのスキルの詳細はこれで明確になったな。


「く、くそ・・・。」

(ドサッ)


ヴァンは一言呟くとそのまま倒れてしまった。


「そこまで!!」


セリア先生がヴァンが倒れた瞬間に大声で言った。

まぁ、あのまま続けても下手をすればヴァンが帰らぬ人となってた可能性が大だしな。


「ペイル=ヴァン、魔力切れ及び気絶により勝者、ロイ=ペン!」


ふう。やっと終わったか。

結果はともあれ二人とも無事で何よりだ。

それにしてもペンのあのスキルはかなりやっかいだな。

あれはおそらく「酸素」を操るスキルだろう。

突然息が苦しくなり、身体が重くなり、さらにはヴァンの炎の槍が途中で消えた事を考えると妥当だろうな。

火は酸素がなければ燃えないからな。

風の五行属性者は脅威きょういだな。


さてその風の五行属性者さんだが・・・。


(ん?ヴァンの所に?)


「ヴァ、ヴァン君!し、しっかりして!はわわわ。せ、先生!ヴァン君が目を覚ましません!」


え?今セリア先生が確かに、魔力切れと気絶って言ったよな?

話を聞いていなかったのか?


セリア先生は少しポカンとしてから小さく溜息を吐いてペンとヴァンの所に行った。


「大丈夫ですよ。ヴァン君は自分の魔力の容量を超えた反動で気絶しているだけですので。ヴァン君は医務室に連れて行き、回復スキルの医者に後は任せましょう。」


「は、はい。す、すいません。」


ふむ。ペンの態度がスキル発動中と今じゃ違う様な、違ってないような・・・。気のせいか?

まぁとりあえず気になる点は置いとこう。










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