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転生して五行属性者になっちゃった  作者: カナト
グロリペンス学園の章~大会本編~
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生と死の大会.7(ラルド対ユーラ)

はぁ。

やっと一息つけた。感じです。


この世界に転生してから、初めての命懸けの試合だったが正直甘く考えてた。

前世での経験なんて、全く通用しない。

まぁ知識や精神的な事に関しては多少はあれかもしれんが。


(まぁ周囲を見る限りじゃ、俺だけがそう思ってるって訳でもなさそうだけどな。)


試合に勝ち進んだから本来は喜ばしい事なんだけど、俺を含め沈んだ気持ちの中で緊張感がある様な感じになってるな。

正直、もう部屋に帰ってゆっくり休みたい・・・。


(ザッザッザ。)

競技場の裏口みたいな場所から各クラスの先生達がこちらに歩いてきた。

っていうか、普通に歩いてるはずなのに俺以外誰一人気付いてないのか・・・。



「先生達が来たね。」

っと俺が一言言うと・・・。


その場に残っていた生徒がザワザワし出して、それにつられ闘技場周辺で待ってた生徒達全員が同じ方向を向いた。

何て面白い絵図だ。


「皆さんお疲れ様です。勝ち残った生徒達の皆さん、頑張りましたね。負けた生徒もよく頑張りましたね。真剣勝負ゆえに死ぬかもしれない試合でしたが、結果全員無事でよかったです。」


ふむ。確かにそれに関しては俺も同意見だ。

正直中身がオッサンの俺でも人の死ぬ所なんて見たくないのに、まだ未熟な少年少女達なんて問題外だ。

とはいっても、次は分からん。

勝った生徒達を範囲魔力感知で見ようとしたが、反応しないし。

多分、そういう隠すスキルみたいなのがあるんだろう。

俺は知らないけども。


「さぁ、準決勝を始めます!呼ばれた生徒は闘技場へ!」

っとセリア先生が突然大声で叫んだ。


「ギルド=ユーラ!グロギシア=ラルド!」


(おぉ。いきなりラルドからか。)


さっき気になっていたギルド=ユーラとの対戦か。

同じDクラスのメンバーとしてはラルドに勝ってもらいたい気持ちもあるけど・・・。

何だかやけに気になるんだよなぁ。あのBクラスの生徒。


俺がそんな事を考えてると、観客席の上からエミル先輩がラルドに向かって言ってきた。


「ラルド君!頑張って~!」


「あ、セナのお姉さんだ。」


(いや、ペンよ。言わなくてもあれだけ大声で言ってきたら分かるから大丈夫だぞ。)


っと口に出したいが基本的に大人しい俺はそんな事は口にしないのだ。


「姉さんったら相変わらず声が大きいんだから。」


(う~ん。照れてる・・・。これは健康的な男子としてはドキッとしちゃう所だよね。)


まぁ、身内があれだけ目立てば普通は恥ずかしいよな。

うん、気持ちはすごく分かるぞ。

正直嫌だけど、一応・・・一応!兄弟であるエルリスが大声で応援してきたらとてつもなく恥ずかしい。

まぁ、エルリスの性格上絶対にないだろうし、俺的にも勘弁して下さいって感じだけどな。


「両者共、いいですね。始め!」

っとセリア先生の声が大きく響き渡ったと同時にそれを見ている生徒達の騒がしい声もなり響いた。


「お前、なかなか強そうだな!やっと本気が出せるぜ!」


「いいから始めよう。お前如きじゃ俺には勝てないんだから。」


何やら会話をしているみたいだけど、ここからじゃよく聞き取れない。

ってか、周囲の生徒達の声がうるさすぎてそれ以前の問題だぞ。


(盗聴みたいで嫌だけど・・・仕方ない。)


そう思いながら俺は範囲魔力感知を発動した。

実は、ユナとの鍛錬の時にこの範囲魔力感知を応用した盗聴スキルを教えてもらっていたんだよな。

使う事はないだろうと思っていたけど、さっそく使う事になるとは。


ちなみにこの盗聴スキルは風属性の五行属性者しか使用できないらしい。

まぁ、俺は「全」の五行紋を開放しての風属性を使用しているからこそ盗聴スキルを使えてる訳だけどな。


(な、なかなか自信過剰的な生徒だな。)


まぁ、闘技場の審判も兼ねて闘技場の対戦中の生徒の側にいるセリア先生は二人の会話も聞こえて当然だが、周囲の生徒達や先生からすれば、何を話しているのか分からないから気になったりするかもしれないな。















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