4話「学校にて...」
どうも~本島で~す。
ちょっと、遅れましたけど、許してください。
平日は色々忙しいんです。
学校
「今日、三年一組で美人の人が転校してきたん
だって、名前は確か山口可憐
だったはず」
「あ、その人俺見たぜ、滅茶苦茶美人だった
ぞ、俺、あの人と付き合いたなー」
「ばっか、お前みたいな奴が付き合えるわけな
いだろ。
付き合えとしたらうちの学校の三大イケメン
美剣光輝、赤羽隼人、二条京介、だけだろう
な」
......もう噂になってるよ
可憐が美人ってのは分かるぞ...。
でもさ、お前達、アイツはロリコンだぞ?
俺は、付き合いたいとは...思わなくもない
な。
まぁ、そんな事はどうでもいい。
俺は、一人で読書をする。
「あ~、休み時間最高、読書がはかどな~」ペラ
ペラ
俺は休み時間の時はずっと教室の端っ子の机で
読書をしている。
寂しくなんかないぞ?ほんとだぞ?
ん?何か廊下の方が騒がしいな...まさか、
な...?
「あっ、いたいた、おーい、紅蓮くーん、私だ
よー。
話したいことがあるからちょっと来てーー」ピ
ョンピョン
...まじかよ、嘘だろ、せめて昼休みにしてく
れよ。
目立ってしまうじゃないか。
クソ、何だよニコニコしながら手を振りやがっ
てしやがって、可愛いいじゃねぇか。
「ハァー、分かったそっちに行くから、跳び跳
ねるな。(パンツが見えそうだからな)」テクテク
「分かった、もう跳び跳ねない」ピタ
やばい、周りの視線が痛い、特に男子達の。
男子達からの視線には、怒り、嫉妬、が混ざっ
ている。
女子達の視線は、好奇心、が混ざっている。
......それから俺は可憐の元まで行った。
「で?何か用か?可憐。」
「あ、あのね、紅蓮君、今日のお昼一緒にお弁
当食べない? 」
お弁当...お弁当かー...
あっ、やっべー、弁当家に忘れちまった。
...どうしよう。
仕方ない購買でパン買うか。
無駄な出費だけど仕方がない。
「いいぞ、でも、今日弁当忘れたから購買でパ
ンを買いにいく。
少し遅くなるけどいいか?」
「紅蓮君お弁当忘れたんだ...。
ねぇ、紅蓮君良かったら私のお弁当食べない?今日作りすぎちゃったんだ。」ニコッ
あれ?可憐、こんなキャラだっけ?絶対違う
よね?
てか、今の可憐めっちゃ天使なんですけど。
やばい、惚れそう...。
「「「「「「「「「「「「「.............. ....」」」」」」」」」」」」」ガクッ
男子達の反応が凄い。
四つん這いで涙流してる...。
すまんな、男子達、俺、お前達を代表して楽し
んでくるよ。
「おう、食べる、いやー、どんな味か楽しみだ
なー。」ワクワク
「分かった、じゃあ、昼休み迎えにいくね。
じゃあ、また」ダッダッダ
行ったな...昼休みが楽しみだ。
さてと残りの授業頑張るか。
・
・
・
昼休み
さて、この時間がとうとうやってきた。
今俺は、可憐を今か今かと待っている。
男子達の嫉妬の目線が痛いが気にしない。
にしても、可憐遅いな、かれこれ十分はも経っ
てるぞ。
「紅蓮くーん、迎えに来たよー。
屋上でお昼食べよー」
とうとう来たか可憐、待ちわびたぞ、皆、今か
ら俺は幸せを感じてくるよ。
「わかった、行こうか。
可憐は一昨日引っ越してきたばかりだから屋上
までの道は知らないだろ?ついてきて」
「分かった。
じゃあ、行こうか、案内宜しくね」ニコニコ
(可愛い...本当に可愛い惚れそうだぜ。」
「え?ぐ、紅蓮君、今のって...」ボッ
「ん?...なぁ、今...口に出してた?」アセアセ
「う、うん...紅蓮君、今の言葉本当?
本当だったら嬉しいな...なんて...」カオマッカ
こいつ、顔が物凄く赤い...。
駄目だ、これ以上この話をしては、俺のHPが
持たない。
別の話題を......そうだ!
「なぁ、もし良かったら、
今日、幼稚園を一緒に見張らないか?」
そう、ロリ関連の話題を出せば大抵は大丈夫
だ。
しかも、こいつは超がつくほどのロリコンだ
この話題は無視できないはず。
「はい、行きましょう、幼稚園にロ
リ(天使)達が楽しく遊んでいる姿...ヤバイ
です。
興奮してヨダレが...」ハァハァ
「お、おう、そうだな...」ヒキ
俺が言うのもなんだけど...こいつ、ヤバく
ね?
「ちょっとー、引かないでくださいよー、私、
人の感情を読み取ること出来るんですよ?
だから、止めて下さい...。」ショボン
可憐が落ち込んでる...不覚にも可愛いと思っ
てしまった。
いや、今はそんなことを考えている場合ではな
い。
どうにかしないと...。
「す、すまんな...。
悪気はなかったんだ...そう、昔の俺とちょっ
と似ててな、昔の俺に引いてたんだ、うん」アセアセ
俺...馬鹿?こんな簡単な嘘すぐにバレるに決
まってるじゃないか。
ほら、こいつもうきずいて...
「そ、そうだったんですね。
良かったです」
あれ?こいつ人の感情が読めるとか言ってなか
ったか?
......こいつ...もしかしなくても馬鹿?
だけど、折角引っ掛かったんだ、合わせなくて
は......
「ソウナンダヨー、ハハハハ(棒)」
......死にたい...まさか、俺がこんなに嘘
つくのが下手なんて...
「紅蓮君なんで棒読みなの?」
「え?な、何でもないよ。
ホントだよ?グレンウソツカナイ」トケイチラッ
ヤバッ、もうこんな時間昼休み終わってしまう
早く屋上に...。
今更だけど、今のやり取り全部回りに見られて
たな。
あっ、可憐がロリコンだってことバレる...
...可憐さん...ご愁傷さまです...
周りの反応は...
「へぇー、可憐さん子供好きなんだ。
将来いいお嫁さんになりそう」ボソボソ
あ、あれ?周りの反応的にロリコンだってこと
バレてない?
可憐...お前は神様に好かれてるな...
って、そんな事より早く屋上に...
キーンコーンカーンコーン. . .
...あっ、アーーーーーーーーーー、終わった
終わってしまった、俺のお昼が...クッソーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
「終わった...俺の人生こんなもん...」シクシク
「紅蓮君、昼休み終わったね。
じゃあ、お弁当は明日ね。
じゃあねー、また、放課後ー」ダッダッダ
去っていくの速すぎだろ...
まぁ、明日こそは食べられるからいいか...
この後の授業は何事もなく終わった
放課後
「ハァー、疲れた、さてと、帰るか」
「紅蓮くーん、一緒に帰ろーう」フリフリ
...今日は疲れたから一人で帰りたい...
そんなこと言えるわけがない。
しょうがない...
「よし、可憐帰ろうぜー」
帰り道
「紅蓮君、今日は楽しかったね」ニコニコ
?何が楽しかったかは分からないけど適当に返
事をしとくか。
「お、そうだな」
「明日、お弁当作るからお腹空かせておいて
ね?
あ、私の家此方だから、また明日ねー、紅蓮
君」
「あ、ま、また明日な、可憐」
そのまま俺は可憐が見えなくなるまで可憐の背
中を見ていた。
「また明日、か...
あ、幼稚園の見張り...また明日じゃなくて、
後でね、の方が正しかったな」
次は幼稚園の見張り、さて、どんな事が起こる
のか。
そんなことは、まだ、誰も知らない。
どうでしたか?
アドバイス、ダメ出し、お待ちしてます。
あっ、僕、ドMじゃないから加減してね?