3話「予想外の出来事」
どうも~本島で~す。
最近ずっと暇です。テンスラのゲームもイフリート倒したので、もう本当に暇です。
家
昨日は語り合いすぎてしまった。
またロリエルに会ったら語り合おう。
「お兄ちゃーん、そろそろ起きないと学校に遅
刻しちゃうよー。」
あぁ、香織の声が聞こえる。
香織が俺の事を呼んでいる。
四十秒で香織の元までいくから待ってろよ。
それから俺はタンスから制服を出して素早く着
替えて、香織の元まで走った。
「遅いよお兄ちゃん、今度から二十秒で降りて
きてよね」プンプン
可愛い...怒ってる香織可愛い...。
朝から香織の可愛い顔が見れて眼福眼福。
「わかったよ、可愛い妹を待たせて悪かった」
「な、何言ってるのお兄ちゃん、恥ずかしいか
らそんなこと言わないで」テレテレ///
香織は顔を真っ赤にして照れている。
あ~、照れてる香織も可愛いな~。
「.........。」ジーー
...父さんの視線がめっちゃ痛い。
父さんは昔から香織にベタ惚れもんな。
「香織ちょっとこっちに来てくれないか。」チョイチョイ
「??わかった、何?お兄ちゃん」
「香織」ギュ
俺は香織を優しく抱き締めた。
どうだ、父さん羨ましいだろ?俺が妬ましい
か?
「お、おおおお兄ちゃん、何やってるの?嬉し
いけど、恥ずかしいから離して」バッ
「紅蓮、お前とは一度じっくりと話しておく必
要があるようだな。
覚悟しておけよ?」ゴゴゴゴ
やべーよ、父さんからなんかドス黒い覇気が見
えるよ。
あっ、これ俺死んだわ、今までありがとな香
織...。
いや、まだ俺は死ぬわけにはいかない。
逃げるが勝ちだ。
「あっ、今日俺日直だった。
という事で俺は先に学校に行くわ」ダッダッダ
それから、俺は玄関を大急ぎで出た。
「ハァー、香織から行ってらっしゃい、言って
貰うの忘れてた」
それから、少し歩いたところで見たことのある
顔を見つけた。
「おいおい、まじかよ、こんなことって普通ア
ニメでしかないだろ」
そう、俺の視線の先には昨日見た女性...そ
う、ロリエルが居るのだ。
しかも、うちの学校の制服を着ている。
「ということは、あいつは俺達の学校の生徒っ
てことだよな?
あいつは、俺にきずいてないようだな...。」
これって話しかけた方が良いのか?
......よし、話しかけよう。
「あのー、すみません、もしかしてですけど、
ロリエルさんですよね」
何で俺敬語になってるんだよ。
不審者はだと思われてないよな?
大丈夫なはず、なんせ昨日あったばかりなのだ
から。
「え...、貴方は...二代目様?
何で同じ制服を着て...嘘ですよね?」
うゎー、間違いないこいつロリエルだ。
その証拠に俺のこと二代目と呼んでいる。
「やっぱり...お前はロリエルなんだな」
でも待てよ、俺はこいつの顔は昨日初めて見
た、同じ学校なら一目は見るとは思うんだけど
...。
しかも、こんな美人だ、少しは噂になるはず。
まぁ、ちょっと聞いてみるか
「なぁ、ロリエル、俺はお前の顔を昨日初めて
見た。
でも、俺とお前は同じ学校だったら一目は見るとは思うんだけど...。」
「あ、あー、その事ですか...実は私、一昨日
引っ越してきたばっかりなんですよ。」
まじか...道理で見ない顔だと思ったよ。
「成る程な、それなら納得だ。
それよりも、喜べ、お前はいつでも俺と語り合
えるぞ」
「語り合い...ですか。
いいですね、今度こそ二代目様に勝ちますよ
覚悟していてくださいね。
あっ、言い忘れてましたけど、私は三年生で
す。
二代目様は何年ですか?」
こいつ三年生かよ、俺よりも二年上...。
「えっと、俺は一年だ。
まさか、ロリエルが先輩だなんてな。」
「ふふふ、まさか、二代目様が後輩だなんて思
いませんでした。
これから宜しくね
ぐ・れ・ん・く・ん・」ニコッ
ドキッ
「よ、宜しくお願いします。
か、可憐さん」テレテレ///
俺がそう言うと可憐さんは顔をちょっと赤に染
まっていた。
「「「「「「「.........」」」」」」」ジーー
ヤバッ、そう言えばここ道の真ん中だ...。
恥ずかしい、ものすごく恥ずかしい。
しかも、お互いにロリエルだの二代目様だの言
っていたから余計に恥ずかしい。
「可憐さん、早く学校にいきましょう、案内し
ます」ガシ
俺は、可憐さんの手を取って早歩きで学校に向
かった。
チラッと可憐さんの顔を見たら真っ赤だった。
正直に言うと惚れそうになった。
それだけ可愛かったんだから仕方がない。
はぁ、これから、何事もなく学校生活をすごせ
るといいけど...。
どうでしたか?
誤字やアドバイスやダメ出しなどがありましたら感想の方まで宜しくお願いします
。
明日もできたら投稿するつもりなので読んでくれると嬉しい限りです。