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入学式

友達?親友?馬鹿みたい・・・

くだらない、そんなの上辺だけの付き合いだ!

そんな友達いらない!

だから私も上辺だけの友達ごっこをする。

そう思った、中学一年の春・・・



1 入学式


私は山家 美織 (やんべ みおり)

今日から中学生だ。

私は中学受験をしたから春丘中学校に通う。

とは言っても、ここを受けた人結構いるんだよね〜

私合わせて8人かな?

しかも、みんな女子で、よく遊んだりする子ばっかりなの!


「美織〜!おはよー!」

「おはよー!」

私に挨拶をしてくれたのは、

瀬川優香 (せがわ ゆうか)

同じ小学校だったの。

低学年の時から仲は良かった。

まさかおんなじ中学を受けるとは思わなかったな〜。

キーンコーンーー

「あー!!予鈴鳴ったよ!やばい遅刻する!」

「嘘?!走ろう!」

(1日目から遅刻はヤバイ!)

私たちはこれまでにないぐらい走った。

「ハァハァ・・・間に合っゲホッた・・・ゲホッゴホッ」

遅刻するかもという緊張感のなか猛ダッシュしたから

よけい疲れた・・・。

「美織ー!優香たち同じクラスだよ!」

「嘘ー!っていうか、もう見たの?!早っ!」

「早く行こー!」

「えっ!私の話は無視?!

まぁ、いっか。」

ガラガラッ

「うわー、私達最後じゃん。」

(ホントだ。入りにくい・・・。)

「えーと、優香の席は・・・あった!」

(えー!もう席見てる!

私ドアの前につっ立って逆に恥ずかしいじゃん!)

「美織の席は窓側の後ろから2番目だよ。」

「えっ あっ うん、ありがとう。」

そう言って席についてすぐチャイムがなった。

(ひゃー!危なかった!遅刻ギリギリだー(汗))

と、思った瞬間、

ガラッ!

先生が入ってきた。

「えー、今日から1年1組の担任をする、えー、渡瀬です。えー、よろしく。えーいいクラスにしていきましょう。」

(えー、っていうの多いな・・・)


いるよね、こういう先生。

喋っているときに、無駄に体が揺れていたり、

意味もないジェスチャーしてたり、

マイクがあるのに大きな声で喋って声が聞き取りにくかったり、

ああいうのって、無意識なんだよねー。

「・・・というわけなので、

体育館に行ってください。」

(ヤバッ!話全然聞いてなかった!)

「美織、先生の離し全然聞いてなかったでしょ?」

「うん」

「美織らしいねー(笑)」

(それ、どう考えても悪い意味だよね?)

言ったら面倒くさいからやめとこう。


「はーい、出席番号順に並んでねー」

皆、男女別に並んでいた。

(私、女子の中で一番最後だ)

全校生徒が並んで恒例の校長の長ーい話が始まる。

「えー、桜が綺麗に咲いて、まるで一年生の入学式を

歓迎しているみたいですね。今日から中学生、頑張って・・・」

長い。とにかく長い!

んな話どうでもいいよ!

そんなこんなで、

無事?入学式が終わって教室に戻ったら、

もうグループができていた。

女子は3グループぐらいに固まってお喋りしてる。

(もう、グループできてんの?早いなぁー)

あるグループは、塾の話をしていて、

あるグループは、友達の愚痴を言っていて、

あるグループは、小学校の時の先生の愚痴を言っている。

その中で友達の愚痴を言っている、グループの中に

優香がいたからそこに行った。

その中には同じ小学校だった、

岡野 沙耶 (おかの さや)

飯島 小春 (いいじま こはる)

「おー美織久しぶりだねー!」

「あー!美織じゃん!同じクラスだったんだー

やったねー!」

「うん!皆なんの話してたの?」

「美姫ってウザいよねーっていう話。」

とは言ってもなんだかんだ仲いいんだよねー沙耶と美姫。

「あいつってさぶりっ子だよねー。

男子の前では可愛子ぶってさぁ」

「あーわかる。そういうところウザいよねー」

私は、とにかく話を合わせておこうと思って一緒に美姫の悪口を言っていた。

ガラッ!

「皆座ってー!

教科書くばったら帰れるから。」

皆席について、先生が強化書を配り始めた。

(多すぎる。リュックサックに入りきるかな・・・)

本当に多い。

国語、数学、英語、社会、理科、技術、美術、家庭家

音楽、体育。

全教科一気に持って帰れなんて無茶だよ!

国語と数学なんて、教科書と同じ厚さが三冊もあるんだよ?!2教科だけでも重いよ!

なんて心の中で文句言ってると、

「配り終わったから帰っていいぞ!」

やった!帰れる!

私は相当疲れたのか、家に帰ったら

朝まで爆睡だった。


「 1ヶ月ぐらいして登校中、ふと体育館を見てみたらバスケ部が練習していた。」

(カッコイイなぁ)

教室に入ったら沙耶達が何か話していたから

何話してるの?と聞いてみた。

「んー?うちらバスケ部入ろうかなーって思って」

「あっ!私もそれ考えてた!」

「マジで!じゃあ皆で入ろう!」

小春の言葉に皆は「オッケー!」と言った。


次の日、私達は担任の先生に入部届けにはんこを押してもらって放課後顧問に渡した。

顧問の先生は片山先生だ。

「じゃあ、手にボールがなれるまで先輩に教えてもらいながら、やってね。」

「はい!」

「よし!じゃあ、ボールを頭、腰、ふくらはぎ、の周りで回してみて。」

今、教えてくれてる先輩は、鳴海 舞花 (なるみ まいか)先輩。

活発で、優しくて、女子バスケットボール部のキャプテンなの。

「あー!また落ちた!」

「腰の周りで回せない〜!」

皆、いろいろ文句を言いながらやっている。

確かに、難しい。

回すときに、ボールを持ち替えようとしたら、

ボールが落ちちゃう。

「アハハッ、最初は難しいよねー。

練習してたらうまくなるよ頑張って!」

「はい!」

そう言って鳴海先輩は練習に戻った。

「あ!沙耶たちバスケ部に入ったんだ!。」

そう行ったのは 伊藤 萌花 (いとう もえか)

バスケ部1年は私合わせて9人いる。

西田 香織 (にしだ かおり)

バスケがすごくうまい。

小学校時もバスケをやっていた。

すごくいたずら好きなの。


伊藤 萌花

すごく明るくて、友達が男女ともに多い。

ちょっと、いや、かなり性格が悪い。


岡野 沙耶

すごくお喋りでまさに大阪のおばちゃん!って感じ。

でも生まれは奄美大島なんだって!。


瀬川 優香

身長が低くて、口が悪い。

お母さんが韓国 、お父さんが日本のハーフなんだ。


飯島 小春

性格が悪く、皆には男たらしと呼ばれているらしい。

小3の時まで京都に住んでいた。


新名 雪 (にいな ゆき)

おとなしい性格なのに、運動神経がいい。


谷川 芹那 (たにがわ せりな)

バサバサした性格で毒舌。

男子からも恐れられている。


鈴木 千佳 (すずき ちか)

運動神経はいいが、

勉強が苦手。

自分でも中学受験に受かって奇跡だー!

と言っていた。


私は運動が得意な訳ではないけどいろいろ

訳があって入ってみた。

ピピーー!

「集合!」

片山先生がそう言ったら皆、先生の前で輪になって

キャプテン、副キャプテンが今日の反省を言い、解散した。

「はー、バスケ部って結構しんどいね。」

「ほんとにねー、明日絶対に腕筋肉痛になるよ。」

「なりそう!やだなー。」

「あー!どうしても腰の周りだけボールが

回せないー!。」

「あー、わかる!難しいよね。」

「香織たちよくできるよねー。」

「アハハ、なれだよー。」

なんて話していたら、もう六時半だった。

私達は急いで帰る用意をして体育館をでた。

千佳と芹那と雪は帰り道が違うから、

小春、沙耶、優香、萌花、香織たちと帰ることになったの。

家に着いて部活のことを考えてたら、

楽しい部活になるかなっとおもった。

でも、私はまだ知らなかった。

あんなことになるなんて・・・



ううん、知りたくなかった。

はじめして、海温です

この『本当の友達ってなんだろう・・・』は、

私が小学生の時にあった出来事を

中学生という設定で書かせてもらいました。

悪口を言っていたじぶんに後悔した時の悲しさ、

裏切られた時の絶望感、

人を信じられなくなった辛さ、

その時の気持ちを小説にして見ました。

肝心な内容がまだかけていないのですが

この小説を読んでくださった皆様ありがとうございます。

続きを楽しみに待っていただけたら嬉しいです。

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